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七夕の愛

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七夕の愛

1 - 離れていても、愛して

♥

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2024年07月07日

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みつふぁんの皆さん!こんばんは、みつばです♪

本日3本目の投稿ですね🙃🙃

やっぱり一年に一度しかない七夕っ!!

🎲で書きたくなるじゃないかっ!!

ということで全力で間に合うように30分クオをどうぞ🙃🙃







注意

・青白

・BL、nmmn







白視点

白)俺たちの仕事って、願いを叶えることなのかな、

ぼそりと呟く


隣にいるのは一年に一度しか会えない彦星、基まろちゃん

俺の愛しの人


人間界では空にいる俺たちに願いを込めて、笹の葉に短冊を括り付けるらしい

そんなことをして、なんの意味があるのか


僕には分からない


青)急にどないしたんよ、w


白)分からんくなってもうて、まろちゃんと会う意味が、


青)…冷めたん?


白)違うで、愛してる


青)なら、なんでなん?

白)なん…なんだ、ろうね、…

1度だけ、俺たちを見つめる人間を見た事がある

希望に満ち溢れ、願いを届けてもらうのだと母親に話す小さい子供を


その子が短冊に書いた願いは


「病気から解放されますように」


荷が重かった

俺たちなんて本当は何も出来ていない

ただただ知らない人間の願いを見て、苦しくなっていくだけ


ただ、毎年愛しの人とあって、話して、それで帰るだけなのに

そんな願い、託さないで


何も出来ない自分が嫌いになるから


青)…そう、よな


青)実際俺たちなんてなんも出来てへんしな、w


白)…俺、それでその子達の一生を担えるきもち、ないねんよ


青)…俺もやな

青)人の命を背負えるほど強くない、


白)だったら、さ



白)もう、会わんほうがええんやない、?泣


青)…なんで?

白)会わなければっ…願いなんて、かけられないっ、…泣

こぼれ落ちる涙は止まらず、一部の地域だけに雲がかかり

雨が降ってしまう


青)…しょうは、しょうはどうしたいんよ?


白)そんなん、毎年会いたいでっ…?泣

白)大好きやもん”っ、…泣

きゅうっ、と音がなりそうなほど強く握ったまろちゃんの服


一年に一度しか会えないのに、それすらもなくなったら

俺はどうなるのか分からない


青)なら、ええんやないの?


白)だって、そしたら願いっ、…が、…泣


青)俺らがそんな背負う必要あるん?本当に、w

頭を撫でられる

安心する手

苦しさを拭ってくれるようだ


白)そ、ぉなんかなっ、…?


青)そうやで、きっと、

青)会いたいから、会う

青)理由なんてそれでええんやないの?


青)会いたくなければ会わんでええし、それを決めるのは願いやなくて

青)本人やんか、w


白)う”っ、…んっ、…泣

かすれるような醜い声

せっかく会えた日なのに泣き出してもったいない

そんなこと分かっているが涙は止まらない

下では雨が酷く降っていることだろう


青)…ひとつ、聞くんやけど

青)俺と会うこと、迷惑やない、?


白)そんなんっ、…会えんくなったら”っ、俺っ、…!泣


青)っ、…そう、よな、w

少し安心したように笑う

まろちゃんと会えなくなったら悲しさで俺の胸なんて潰れてしまう


青)しょうっ、好き、


白)俺も、大好きやで、

夜空の上でみんなは知らない時を過ごす


雨が多く降る日に、なんでみんなが悲しい気持ちになるか知ってる?

それは彦星か織姫が泣いているから


夜になると、暗くなると、気分が良くない理由を知ってる?

それは彦星か織姫が苦しさで辛くなっているから


互いに会えないことが苦しくなって、

会いたくなって、

でも天の川が2人を遮るから会えなくて、


文通もできなくて、

そんなの、心配になるでしょう?


迷惑、だとか

もう冷めた?だとか、

本当はそんなことないのに、思ってしまうかもしれないでしょう?


織姫と彦星、俺たちふたりは

離されたからこそ依存する形になったのかもしれない


お願いだから、愛し続けて

愛を枯らさないで


愛をからされたら、俺

雨が増えて、黒い雲がよくかかって、

青空なんて二度と見れなくしてしまうから


まろちゃんから愛されへんくなったら、俺







『消えてしまうから』








青視点

今日は七夕

愛し続けた織姫に会える日


この日までどれだけ苦しかったことか

会えなくなっていくと、愛が積もっていって

胸が痛くなる


地球に降る雨が多くなると、申し訳なさでいっぱいになる

会えないことで苦労をかけさせていないか、心配になる


地球に被る雲が黒くなっていくと、不安になる

来年も、会えるのかと不安になる


そんなに辛いなら俺が会いに行くよ


そう言える人になりたかった



白)ごめんっ、…ごめんなぁっ、…泣

毎回会う度に泣いてしまう織姫


可愛らしい、ずっと愛してる

だけど泣かせて、苦しませているのは自分の存在なのだと

気付くことに時間はかからなかった


青)謝まらんでええよ、

しょうが泣いていると、俺が苦しくなる


ごめんなって、俺がいてごめんって、


青)ひとつ、聞くんやけど俺と会うのって迷惑やない?

本当は怖かった

ここで迷惑だと答えられては俺は生きていけるのかどうか

もう二度と天の川を渡って会いに行ける自信が無くなる


白)そんなわけないやんかっ…まろちゃんと会えんくなったらっ…俺っ”…泣

涙が先程よりも増えたように見える


あぁ、愛されているんだな

俺って


嫌われてなかったんだな


遠く離れていると、どうしても考えてしまう

冷められているのではないか?

愛なんて、とっくに枯れているのでは無いか?


愛されることに必死で、苦しくなる


ごめん、こんな俺で



しょうに好きって返された時

嬉しさで本当は泣きそうだった

一年に一度、会える本日七夕


離れていても愛は枯れなかった


このまま、ずっと枯れないでいてください


そうでないと、俺







『消えてしまうから』







「離れていても、愛して」 end












え、頑張った上に意味不で泣く

この作品はいかがでしたか?

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