まーじで昨日投稿するの忘れてた・・・
ていうか毎日とかやってらんねぇわ
小さい頃から変なものが見えた。
俺の家の者は全員変なものが見えるようで、いつも変なものを連れていた
俺も大きくなったら変なやつを連れないといけないという。
「お前、気持ちわりぃよ!!!」
小学生くらいのとき俺はなぜか周りから嫌われ、いじめられた
まぁ今思えば自分が見えないものを見えると言っているやつを嫌うのは当然のことだ
ただ俺が変なやつだっただけのこと。
ただそれだけのことがあの頃の俺は耐えられなくて、
どこかにこの気持ちを吐き出したくて、
いつしか俺は人間嫌いになってしまっていた
「いふも、大きくなったものだな」
15になった次の日に両親に地下の牢屋に連れて行かれた。
地下の牢屋には沢山の変なもの・・・妖怪が沢山入れられていて、とても気味が悪かった
その中で一番と言っていいほどの妖気が奥の牢屋の中から流れてきた。
「なんだ、これっ」
近づくたび妖気が増して牢屋に近づく頃には気を緩めてしまえば一瞬で気を失ってしまいそうなほど妖気が強くなっていた。
俺は牢屋の鍵を開け、中にいる妖怪と目を合わせる
「お前は・・・何者なんや・・・?」
「あれ、人間の子供がなんでこんなとこにいるんだ・・・?」
「お、俺はいふ。お前と契約をしにきた!」
「契約ぅ・・・?」
「ふぅーん・・・君みたいな子供が俺と契約ねぇ・・・」
桃髪の妖怪は俺を舐め回すように見たあとニッコリと笑った
「うん、君キレイだし、いいよ。契約しようか」
「え、いい・・・のか?」
「え、契約するの嫌?」
「い、いや。しよう、契約」
「おっけー、契約の仕方はわかるよね?」
「ああ、」
妖怪との契約。
それは
互いの大切なものを交換すること
大切なものと言われているがこれはすでに決まっていて、
互いの血を交換することで契約できる
桃髪の妖怪はすぐさま何処から取り出したのか盃の上に腕を持っていき、もう一方の手で手首から少しずれたとこを爪を出して引っ掻いた
ドバドバと流れてくる血を眺めているとビタッと血が止まり、傷が治る
ほんと、傷がすぐに治るのは今でも羨ましいと思ってしまう。
俺も血を出そうと思ったが、どうやって出せばよいか分からず慌てていると察したのか桃髪の妖怪がちょいちょいと手招きをした
俺は桃髪の妖怪のもとに近づいた
「じゃ、いただきまーす♡」
「い”ッ、!?」
ガブッと俺の腕を噛んでゴクゴクと血を飲んでいく
貧血になりそうなほど血を飲まれて目の前がフラフラとする
「あー、血、飲みすぎちゃったかな・・・」
「ま、このくらいが一番”いい”量だから。仕方ないよね」
「俺の血もたくさん飲んでね」
そういって盃をこちらに渡してくる
俺は盃に口をつけ、ゆっくり、ゆっくりと妖怪の血を飲み干す
飲み干した俺はとうに限界を迎えていたんだろう
カランッという音とともに目の前が真っ暗になった
目を覚ますと自分の部屋の天井が映る
体を起こすと桃髪の妖怪が俺の横でじーっと俺の様子を伺っていた
「あ、起きた。おはよう」
「お、はよう・・・契約は・・・?」
「契約はちゃんと成立したよ。今日から君が俺の主になったわけ」
「よろしくね、主♪」
なんだか俺の人生が明るく照らされたような気がした
コメント
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あ、好きです(((((毎日投稿なんてしなくても神作生み出してくれるだけで嬉しいので!!!てか毎日投稿は供給過多で墓に行くはめになるんで...
紙!!