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fwak
fw視点
あの日から、叶さんに会うこともなくなった
あきなの件についてはどうなっているか分からない
俺は、あきなとの最後の場所である公園にきていた
珍しく、今日は人がいる
子供たちは楽しそうにボール遊びや、小さい遊具で遊んでいる
今までは耳を塞ぎたくなった
なのに、今は不思議なことに、聞いてると心地よくて、心がポカポカしていく感じ…
「これも、あきなのおかげなんかなぁ…」
そう一人、俺は呟いた
『…wほんと?』
突然、上から声が降ってきた
最初は幻覚だと思って気にしなかった
でも、だんだんと確信に変わっていった
もしかしてと思い、顔を上げる
「…ッ!」
そこに、いたんだ、俺がずっと会いたかった人
変わらず、太陽のような笑顔を見せてくれる
「あ、あきな…ッ」
『ただいま、ふわっち!隈酷いね~…大丈…』
俺はそんなあきなの言葉を遮るように、あきなに抱きついた
あきなは驚いたまま固まっている
『ふわっち…?』
回りの子供がだんだんとこちらを見ていることには気がついた
でも、そんなのどうでもよかった
「…おかえり、あきなぁ」
そしたらあきなはまた笑って、
『ただいま』
と言ってくれた
これで一安心…と思ったのだが…
『…はぁ、よかったー戻ってこれて…でもさ…』
突然、あきなの目つきが少し変わった
「…あ、あきな?」
『んー?』
「おこっ、てる?」
『…なーんだ、分かってるじゃん!だから、帰るよ、そしてしっかり寝せて上げないと…俺のせいだしね…』
「えぇ…朝寝たよ…」
『何時間?』
「…2とか」
『馬鹿なの?』
「いいや?めっちゃ頭いいけど」
『頭いい人は自分で頭いいっていいませ~ん!』
そういって俺の手を引いていくあきな
不意にも、その後ろ姿がかわいいと思ってしまった
「…あきなもいっしょに寝てくれる?」
俺がそう訪ねると、あきなは足を止めた
『頭もやられちゃった?w』
と、可笑しいみたいに笑った
家に帰ると俺はあきなを半ば強制的に一緒に寝させようとしたが、逆に返り討ちにあった
でも、次の日の朝起きると(昨日寝たの昼なのに)、あきなは俺の隣で寝ていた
なんだかんだいってしてくれるあきなはマジでかわいい
撫でようとしたけどまさかの起きていたらしく怒られてしまった
…あれ、俺いまあきなのこと、かわいいって…