テラーノベル
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こんばんわ🌙
まずは取り乱させてください(?)
なんで!!こんなに!!伸びているんですか!!!
嬉しいんですけどね!!!
後冬休みきたー!!!(私事)
失礼しました。私事も混ざってますね、気にしないでください
それでは続きどうぞ〜
⚠︎注意⚠︎
・初心者
・戦争賛美、政治的意図は一切ありません
・アメ日BL
・R18(今回はないです)
・短い
・一瞬だけ都道府県ヒューマンズ出ます
本当に何も知らないんだよ。
本当に本当に、何も知らない…分からないんだ。
僕の記憶には優しい父上の記憶しかない。あ、でも…戦争が始まる前…
🇯🇵「父上ー!」ギュッ
☀️「急に飛びついてきてどうしたんだ?」
🇯🇵「えへへ、実はね──」
🇯🇵「?」
たった一度だけ、優しい微笑んでいた顔が…冷たい、でもどこか哀愁のある表情になったのを見た事がある。
☀️「…?どうしたんだ?沢山聞かせておくれ」
🇯🇵「あ…うん!それで───!」
今思うと…とても胸が苦しくなる。
まだ幼い自分に冷酷な戦争を見せないように、隠してくれていたんだなって。
今だから戦争だとか知っているけど…
戦争が始まる前に船に連れられ、父上の元を離れる時の記憶も忘れられないな…って、今は物思いに更けている場合ではない。
🇺🇸「…」
🇺🇸「何でもいいから話せよ」
🇯🇵「ッ…何も知らないと言っているだろ」
🇺🇸「またあんな事されたいのか?次は本気でいくぞ。尋問の方も…」
🇯🇵「……それでも、何も言えない。知らないから」
🇺🇸「…そうかよ」
🇺🇸「俺は用事があるからもういく。それまでに思い出すか、考えとけよ」
足音が遠ざかる。
どうしたものか。思い出せとか考えとけとか言われても知らないから仕方ないだろ、と思ってしまう。
…そういや、拘束は解かれているんだな。この部屋…というより牢屋からは出られなさそうだが
……そうだな、正直に言おう。些細な事でもいいってあいつが言ったんだしな。よし!
(数時間後)
🇺🇸「よっ、また来たぜ」
🇺🇸「それで…どうだ?」
🇯🇵「…本当に、些細な事でもいいんだよな?」
🇺🇸「そうだとも」
🇯🇵「…僕が知っていることは、戦前の父上の記憶しかない。」
🇺🇸「戦前の?」
🇯🇵「あぁ…お前らから見る父上はどうか知らないが、僕からは優しい、温厚な父上だった。いつも僕が話しかけたら微笑んでくれて、話を聞いてくれて、時には叱ってくれたりもしたな。」
🇺🇸「…」
🇯🇵「だけど、一度だけ。たった一度だけ。見えたんだ」
🇺🇸「何をだ?」
🇯🇵「その優しい微笑んでいた顔が一瞬だけ哀愁のある冷たい表情をした父上を。」
🇯🇵「…それきり戦争が始まるまで特に何も変わりはなく、いつも通り過ごしてたんだ」
🇯🇵「戦争が始まってから…戦争が始まる少し前からの父上は見てない。いや、見れなかったんだ」
🇺🇸「そりゃどうして」
🇯🇵「……父上が僕を逃してくれたからだ。戦争が始まれば空襲による被害もあるからその被害等に遭わないように。船をわざわざ出して。見送りに来てくれた父上の顔は今でも忘れられない」
🇯🇵「だから…お前達の気になる頃の父上は知らないんだ」
🇺🇸「……」
🇯🇵「…それに」
🇯🇵「戦争が終わって戻ってきても、二度と生きて会う事は叶わなかったしな。…一体誰のせいなんだろうな?」
🇺🇸「ッ……」
🇺🇸「その話は本当にあったんだな?」
🇯🇵「そうだとしか言えない。」
🇺🇸「…わかった。そう伝えとこう。」
🇯🇵「…全部話したぞ?」
🇺🇸「わかった、さっさと話してくるから待っとけ。」
せっかちだとかなんとか言われそうだがそんな事はいいんだ。こう見えて僕はずっと怒っているからね。
父上があんな表情になったのも
切り離されたのも
生きて会うことが叶わなかったのも
全部全部お前らのせいだからな。
話が終わったのか戻ってきたアメリカがいた。
🇺🇸「……」
🇯🇵「?なんだよ」
🇺🇸「良かったな、解放だ」
🇯🇵「!」
🇺🇸「もう出ていい。祖国に帰る用の船も出そう」
🇯🇵「…ッ、そうか…帰れるのか」
安堵からか涙が出てしまう。
🇺🇸「……もう会う事があるかどうか分からんが…最後に謝らさせてくれ」
🇯🇵「…」
🇺🇸「本当に…今まで済まなかった。謝っても許されない事をしたのは重々承知だ。戦争の事も、昨日の事も。」
🇯🇵「…許すつもりはない。だけど…いや、なんでもない。」
🇺🇸「……」
案内してもらって船に乗る。
🇯🇵「…じゃあなクソ米帝」ベー
🇺🇸「はッ、あんのクソガキ…やっぱ親が親なら子も子だぜ…」
僕は船旅を満喫した。
そして…いつぶりかの祖国の地を踏んだ。
東京「え…祖国様?!え!?」
🇯🇵「(あぁ…そっか。もう僕は本当に、国になったんだな)」
🇯🇵「…こんにちは。東京さん」
🇯🇵「……、ッは!?」
🇯🇵「…あれ、今の夢、?(……懐かしいな、)」
🇺🇸「なんだ?変な夢でも見たのか?」←会社で寝てた事気にしてない
🇯🇵「(あ、そうだ)…ふふ、クソ米帝」(笑)
🇺🇸「お?やるか?」
🇯🇵「なわけないじゃないですか、夢ですよ。夢。」
🇺🇸「……どんな夢だったんだ?」
🇯🇵「それはもう懐かしい夢ですよ。なんせ戦後のあの時の夢ですから」
🇺🇸「あー…あの頃のな、いやー初めて貰っちゃって悪いな笑」
🇯🇵「…前言撤回します。やりましょう表出てください」
🇺🇸「嘘嘘冗談だって!」
🇯🇵「はぁ……」
🇺🇸「ま、悪くなかっただろ?」
🇯🇵「…思い出したら殴りたくなってきました。殴っていいですか?」
🇺🇸「いいわけないだろ」
🇯🇵「ありがとうございます。では…」(構える)
🇺🇸「耳大丈夫そ?」
🇯🇵「…ふふ」
🇺🇸「はは、」
2人で小さく笑いあった。
確かにあの頃は大変だったけど、今ではそれなりに良い関係を結べていると思う。
数十年経った今でも戦後や敗戦国としての課題や問題はあるが…
…今考えたらあの時のアメリカ優しかったな。
ましてや命が保証されていた事自体凄い状況だったな…初めて奪われたのは許せんが(涙)
私の話を否定せず信じてくれたり説得してくれたりしたからな…改めて今度何かお礼しようかな?
🇺🇸「?なんだ?そんなに俺の事見つめて。あ、もしかして惚れ──」
🇯🇵「それはない」
🇺🇸「せめて言い切らせてくれよ…」
🇯🇵「そんな馬鹿な事言ってないでさっさと仕事終わらせますよ!」
🇺🇸「へいへい」
🇯🇵「…」(口元が緩む)
拝啓、父上。私は今…とっても幸せですよ
この話伸びたら続編みたいな感じでR18の話書きますのでいいね・コメント待ってるよ〜
(リクエスト○)
最後まで見てくださりありがとうございました。
コメント
1件
あぁぁぁ!供給ありがとうございます! おかげ生き延びれそうです!(?) えっと、〜…良ければ続編OKですか?