その日、空がピカッて光った
最初は雷かな〜って思ったけど、違った
光はどんどん広がって、逃げる暇もなくて
『あ、これやばいやつかも』
って思ったのが、最後” 普通の “記憶
でも、次に目を開けたとき_
世界は静かになってた
いつも聞こえるはずの、子どもたちの声も、車の音も…
風の音すらもなくなっているように思えた
まるで、世界ごと“ 停止ボタン ”を押されたみたいに
何が起こったのか分からなくて、ゆっくり周りを見渡す
みんな動いていない
……いや、動かない。
石になっている、?
『…え、どゆこと?時止まった?わたしだけ?』
目の前の木が、ゆっくり揺れた
葉っぱは風に流れて、空の雲もちゃんと動いてる
止まってるのは、私以外の人間?
『……あれ、時間は普通に進んでる?』
足元のアリが、私の靴をよけて歩いていく
『あっ、アリさんは元気なんだ…なら大丈夫かぁ…(?)』
私は世界にひとりきりの納得をすることにした
難しいことを考えるのは私には無理だ
頭がパンクしてしまう
だったら、とりあえず動こう
立ち止まってても、誰も説明してくれないし
『よし、探索開始〜! 』
そう言って、私は歩き出した
最初のうちは、誰かを探した
学校の友達とか、先生とか
でも、みんな石になってて、
どう話しかけても返事はこない
だから、勝手に名前をつけた
『はいっ、こちら” 花崗岩佐藤さん “〜!今日も安定のゴツさ!(?)』
『お隣は” 大理石田中さん “ピカピカだね〜!これは高級感あふれてらっしゃるぅ〜!』
『お、ちょっとヒビ入ってる…” パッカーン中村 “今日も元気に割れてるね!…ちょっとダサい名前になったスマソ』
『” ツルツル鈴木さん “は日光反射中〜。目潰し注意〜アッ目がっ!!!』
『” ポーズ決め石山くん “、今日もモデル立ちキマってる!ナイスバランス!』
『……ん?この人、なんか笑ってる。” ニヤリ高橋 “だな。 顔芸ポイント高め!いい事あったんだな!』
『よしっ、全員点呼終わり!出席率100%!(動いてないけど)』
……ツッコミ入れてくれる人が誰1人いないのは、ちょっと寂しいけど
それでも寂しくなったら話しかけた
センスはなけど、石像の名前を呼び続けた
風が吹くとね
みんなが「は〜い」って返事した気がするんだ
季節が変わって、街が森に飲まれて、
いつの間にか星の数え方も忘れた
でも、不思議と眠くもならなかったし、
お腹も空かなかった
『私長生きしてる!!いつまで長生きできるんだろ!!!よしギネス挑戦するぞ!!』
そんなことを言いながら、
ずっと歩き続けてた
” 約3700年間ほど たのしい 冒険を “。
主人公
名前 自由(ゆう)
年齢 16歳(石化時)/見た目はそのまま
性別 女
勘が異常に鋭い
見た目
自分の絵雑ですけどこんなんです
主です。 投稿頻度カスです 原作沿いです
ドクターストーンハマったので小説書きます
私頭悪いので千空の知能指数下がってますご了承ください
皆さんのスルースキルを頼りにしてます
書いた後に納得いかなくて内容めっちゃ変更することあります
コメント
4件
めっちゃかわわ
絵うま⁉︎めちゃかわじゃん!ウラヤマシイナ・:*+.\(( °ω° ))/.:+