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バレンタインデー
それは女の子が思い他人にチョコを渡す日
現代では男があげる場合や義理なども存在しているが女子が男子にチョコを渡す理由は大体本命だろう
*そして僕の彼氏、*『らだ』*は 女子にとにかくモテるのだ*
*🍤*「朝…戦争の朝だっ」
僕はベットを飛び起きて時間を確認すると6時と規則正しくケータイを持って急いでリビングに向かった
リビングに向かう際に彼に昨日学校の時伝え忘れた事を急いで伝えようと思いLINEを開いた
🍤『らだ!』
🧣『なに?』
どうやら幸いな事にらだはこの時間起きているようですぐに返事をしてくれた
🍤『今日バレンタインデーでしょ?』
🧣『そうだね』
🍤『既製品以外のチョコ貰ってこないでね』
🧣『ま、まぁ、、また、、入れられたら嫌だし、わかった』
実は去年のまだ僕が片思い中の時チョコを貰ったがそれに丁度血や髪の毛が入ったチョコを食べてしまった
運良く僕が食べたから良かったもののらだが食べて仕舞えば嫉妬でどうにかなってしまうかもしれなかった
🍤『ん』
母「ぺいんと、食器運ぶの手伝って!」
🍤「はーい!」
LINEを終えてリビングに入ると朝ごはんの支度をしていたお母さんに声をかけられ僕は手伝った
🍤(らだ今年は何個もらっちゃうのかなぁ…)
僕は毎年チョコを貰えるのはお母さんだけだがらだは生徒会長をやって顔も整っており身長、性格、成績共に完璧
モテないはずはないのだが少し心の奥が苦しい
🍤(縛りすぎたら嫌われるしなぁ)
母「ぺいんとご飯食べなさい?」
🍤「ぁ、ごめん」
不安が残るまま俺はご飯を食べ身支度を整え学校に向かった
ガラガラ
今日は一番乗りだと思い教室に入るとすでにらだが座っていた
🧣「おはよぺんちゃん」
しかも彼の机にはもう数個の既製品のチョコレートが並べられておりそれを見て胸が痛んだ
🍤「わざわざ俺の机に広げて見せびらかしたいの? 」
🧣「かはは笑笑そんな事ないよ?」
🧣「まぁ実は一番欲しいチョコはまだ貰ってないんだけどね?」
🍤「僕作ってないよ…」
とても期待した眼差しでこちらに何かを求めて手を出すらだに僕は悔しくて嘘をついた
らっだぁ
🧣「片思い中の時にチョコ渡してきてるくせに?」
🍤「うぐ…」
とても痛い所を突かれて僕は渋々彼に手作りチョコレートを渡した
🧣「人の手作りは受け取らせないのに、自分のは受け取らせるなんてね〜笑笑」
🍤「文句あるなら返せ〜!!」
🧣「やだよ〜笑笑」
異物混入を盾にしているが、本当の目的は僕以外の手作りチョコを食べて欲しくないと理由からでもあった
それに気づいているのか気付いていないのかわからないが意地悪そうに彼は僕に笑いかけてくる
🍤「きらーーーい!」
🧣「あはは笑笑笑」
朝のホームの時には彼が持ってきた袋に既製品のチョコが大量に入っていた
そしてその中には意外にも男子からも貰っており性別問わず人気があるのだと再確認した
モブ「朝のホームルームを始める」
ゴト
先生の話はつまらないので机の中を漁っていると手になんらかの固い物体が当たった事に気が付いた
🍤(なんだろ)
それを机の中から出してみるとらだと親以外からの人生初のチョコだった
🍤(ぇ、ちょこ?!らだ以外からのチョコだ〜!)
物珍しくって朝の時間はニコニコで楽しく過ごすことができた
🍤「ぺんちゃんなんか機嫌いいね」
ホームルール後らだは僕の様子が気になって訪ねてきた
🍤「えへへへ
実はね〜!」
🧣「は?」
🍤「チョコらだ以外からも貰えたんだ〜」
🧣「ふーん、よかったじゃん」
ソレを机の上に出すと先程まで態度とは違い素っ気なくなってしまった
🍤「らだ?怒ってる?」
🧣「いや、怒ってないけど生徒会の仕事思い出したからやってくる」
🍤「ぅ、うん」
俺の返事を聞かないで彼は自分の席に帰って仕事をし始めた
今日の日程が全て終わったがソレでも彼の機嫌が良くならずお昼も無言のまま終わってしまった
🍤「らだぁ……グス無視しないでよぉ… 」
それに限界を感じてしまった俺の目からは大粒の涙が溢れ出てしまった
🧣「…」
それでも彼は俺の方はほとんど見ず窓から見える部活の景色を見ていた
🍤「きいにならないでぇ…」
🍤「なんでもするからぁ…ズズ」
🧣「その言葉待ってたよ?」
🍤「へ…?」
俺がその言葉を言った瞬間机の上に置いてあった俺の鞄を無許可で漁り今朝もらったチョコを取った
🧣「俺以外のチョコなんて要らないよね」
立ち上がって奪ったチョコをぐしゃぐしゃになるまで足で踏みつけて潰し、その後ゴミ箱に投げ捨てた
🍤「へ……え?らだぁ?」
🧣「さ、帰ろ 」
らだの行動がよくわからなく困惑している僕の手を引っ張って教室を後にした
家まで送り届けたらっだぁは上機嫌で手を振って僕に集まった既製品のチョコを渡し別れた
🍤「なんだったんだろ…」
すっかり涙も止まり困惑だけが残る僕は彼かもらった既製品のチョコを玄関で数えてその中のチョコを一つ口に含んだ
🍤「嫉妬…なわけもないしなぁ 」
彼は僕がどんな事をしても嫉妬をする時なんて一切なく笑顔で対応してくるのでありえない
わからない事だらけだがチョコは美味しいしらだの機嫌も治ったのでよしとしよう