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圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🦁side
酷い頭痛に襲われ、目が覚めると自宅のベットの上だった。
昨晩、会社の同僚と久しぶりに飲みに行き、羽目を外しすぎてしまった結果、猛烈な二日酔いに襲われている。
幸い、今日は休みだったため、まずは風呂に入って、その後はのんびりしようと計画建てた。
着替えをもち、扉を開ける。
風呂に行くには、リビングを経由しなければ行けないため、俺はリビングの扉を開けた。
🦁「…………は???」
開けた瞬間固まってしまった。
なぜなら、ソファーの上に見知らぬ少年が寝ていたのだ。
だ、誰やこの子???
同様が隠しきれず、戸惑っていると、その少年はもぞもぞと体を動かし始めた。
起きる
そう思い、俺は逃げるようにして、風呂へと駆け込んだ。
スゥー………一旦整理しよう。
えっと…俺は昨日飲みに行った先で酒を飲んで酔った。
ほんで……………………
……………………
俺………その後どうしたんや?????
酔ってからの記憶がまるでなかった俺は、シャワーを浴びた後、少年にここにいる理由を聞くことにした。
…………俺…何も変なことしとらんよな??
もし、これで彼に犯罪まがいのことをしていたら………そう思うと、俺は身震いした。
風呂から上がり、リビングに行くと、少年は体を起こし、ソファーに座っていた。
こちらに気づき、彼は軽い会釈をこちらにした。
🦁「……ぁ……こんにちは……」
🦁「……あの……ちょっと聞きたいんですけど」
そう言って、彼におずおずとここにいる理由を聞くと、彼は一瞬驚いた顔をしたが、俺の様子を見て合点がいったのか、話してくれた。
🦁「……なるほど……」
💎「………思い出しましたか…?」
🦁「いや、マジでわるい……ほんまに覚えてへん」
💎「……そうですか………それじゃあ僕は行きますね」
そう言って、少年は玄関に足を運ぼうとしていた。
🦁「ちょ、ちょっと待ってや…!」
🦁「お前、行くところがないんやろ?やったら家にいてくれてええから♪」
💎「…………昨晩は雨が降るから泊めてもらいましたが、何もないのに、こちらにお邪魔するわけには…」
🦁「あぁ……そんなん考えんくてええよ♪!」
🦁「初めはびっくりしてもうたけど、家にも帰りたくないんやろ?」
🦁「聞いてる感じ、頼れる家もこの辺におらんみたいやし」
🦁「俺の家でよかったら、お前が帰りたくなるまでいてええから♪」
💎「…………どうして……そこまで……((ボソッ」
🦁「…?…なんか言ったか?」
💎「…ぁ……いえ……なんでもないです」
🦁「ほんなら決まりやな」
🦁「そうや、あんた名前は?」
💎「ぁ…ほとけ……です…」
🦁「ほとけやな♪俺は悠佑…!」
🦁「よろしくな♪」
🦁「さて、自己紹介も済んだことやし、買い物に行くか♪」
💎「…買い物…」
🦁「そ♪この家で住むんには、日用品が足らんからな」
💎「……あの…やっぱり僕出ていきます…ッ!」
🦁「気ぃ使わんくてもええよw」
🦁「一人暮らしって結構寂しぃんよ♪」
🦁「じゃあ、俺着替えてくるからちょっと待っといて…?」
🦁「ついでにほとけの着られそうな服探してくるから」
そう言って、俺はリビングの扉を閉め、寝室に向かった。
寝室にあるクローゼットからほとけが着れそうな服を出し、外出着に着替える。
🦁「…………あいつ……いじめ受けてんやろうなぁ…」
ブレザーを着ていたというのに、それですら隠しきれないほどの痣。
おまけに、制服は所々汚れていた。
隅においてあったバックには目も当てられないほどの酷いものだった。
🦁「行くところがないってことは……親に相談したくない……もしくは…虐待……か…」
できれば、後者であってほしくないところだ。
そう思いながら、俺は服を持ってリビングに戻った。
続く
・・・
このお話、🦁くんがとにかくいい人です✨
見てくださりありがとうございました!