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#雑談
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虚side
「ん〜えと──」
「お疲れ様でーっす!おやおや何やらお困りのようですね?そんな時は律華ちゃんにお任せあれー!!」
はぁ…騒がしいやつが来てしまった。こいつがいるだけで普段のカロリーの10倍は消費する。
「あ、いらっしゃい律華ちゃん!」
「お!愛真ちゃん!やほやほ元気してた?ウチは元気だったぜー!!」
俺は小鳥遊の声をかき消すために音楽を聴こうとイヤホンを取りに行────
「おっす虚パイセン!元気でした?相変わらず仕事つまんね〜って感じ?あ、そういえばウチ最近大学頑張ってるんですよ〜ねぇ愛真ちゃん?」
それと同時に、肩にずさりと重みがのしかかる。小鳥遊が口を開く方が先だったようだ。
「そうそう、だから律華ちゃんのご褒美に────」
「え!?!?なになに、何もらえんのウチ!?」
「……うるせ」
一応小声で言ってあげたのだから感謝してくれ。
…さてと、流石に相手をするのに疲れてしまった。
「失礼」
「は!?ちょっと!パイセン!どこ行くんすか!」
俺はズボンのポケットにスマホを入れ、小鳥遊の問いかけを無視してコンビニへと向かった。
愛真side
黒野くんがどこかに行ってしまった。
別に、いつものことだから驚くことはないんだけどね…
「黒野くん…行っちゃったね」
「おい虚ぉ!!なんでウチが来るといつも逃げるんだよぉぉぉぉー!!!!」
原因は多分…ううん、原因は律華ちゃんのこの大きな声──そしてマシンガントーク。
「…ふふっ、律華ちゃん、昼間とはいえもうちょっと声のボリューム下げよっか?」
「…!誠に申し訳ございませんでした愛真パイセンッ!!」
個人的には、こうやって元気をもらえるから律華ちゃんがいてくれて楽しいなーって思ってる。
そして事実、とっても優しくていい子。
「…ちゃん」
だから、黒野くんも本気で律華ちゃんのことを嫌ってるわけじゃないとは思うけど…
なんだか心配なんだよね。 どこか変な感じがしちゃって。
「……おーい、愛真ちゃん大丈夫そ…?」
「あ、うん!大丈夫!ちょっと考え事してただけだよ…!心配しないで!」
気のせい、だといいな。
「もーマジ心配したんだが!まあ何はともあれ元気でよかったぁぁぁぁー!!あ、てかさ!ご褒美って何!?!?ガチ気になるんだけど!」
彼女の元気な声が部屋中を響き渡った。
虚side
避難完了。
あいつからようやく距離を取れた。
「はぁ…よかった…」
思わず安堵の声が小さく漏れる。
コンビニってこんなにも落ち着くものだったか…?
まあエナドリでも買うかと、飲料が並んでいる棚に手を伸ばした。
たまたま手に取ったのは期間限定のやつらしい。TLで見たような気がしないでもないがどうでもいい。
はぁ…早いが帰るか…
仕事の時間が迫っている。
結村とどっかのうるさいやつに詳しい依頼内容を説明しなければならない。本当は仕事からも小鳥遊からもまだ逃げたいのだが。いうて5分ぐらいしか逃げていないのだ。
「レジ袋はご利用でしょうか?」
「…大丈夫です」
「かしこまりました!ご来店ありがとうございました!!」
…エナドリしか買ってないのにレジ袋を利用する人は果たしているのだろうか。
俺は会計を済ませ、エナドリを片手に事務所へと向かった。
to be continued…
コメント
6件
やばいがちで書き方が大好きすぎる😍😍ルビの振り方天才ですか👊👊👊💥💥💥 描写がリアルめだから感情移入っていうか共感しやすくてめっちゃ好💘💘所々の不穏なセリフとか言い回しが考察捗りますわ🤔🤔🤔 まじ律華ちゃん大好きです😘😘😘
おぎょおおぎょごおおお(?)いいですなあ……いいです… 私こういうの大好物…😊😊(は) 虚さんなんか好き!!!!👊🏻
あっ、meruさんの新作読みました!🥀 今回は虚くん視点と愛真ちゃん視点の切り替えがいい感じに効いてましたね〜。小鳥遊ちゃんのマシンガントークに逃げ出す虚くん、でも完全に嫌いってわけでもなさそうな距離感がじれったくて好きです。 「10倍は消費する」って台詞、思わず笑っちゃいました(笑) 愛真ちゃんが「気のせいだといいな」って心配してるところ、ちょっと不穏なフラグっぽくて次が気になります…! あと「エナドリしか買ってないのにレジ袋」って最後のツッコミ、こういう細かいユーモア、めっちゃ好みです。 先生の日常の中のちょっとした空気感の描き方、本当に上手だなと思います。 続きも楽しみにしてますね🌙