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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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水
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みーる
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― side.ジュホ ―
ジュホには、ずっと気になっていることがあった。
ナユは、自分を避けている。
最初は気のせいだと思っていた。
でも、何度も続けば分かる。
話しかければ普通に笑ってくれる。
嫌われているわけではない。
なのに、自分からは絶対に来ない。
ある日、宿舎でメンバーに聞いた。
「ナユさんって、俺のこと苦手なのかな」
「急に何?」
「いや、なんか避けられてる気がする」
「何したの?」
「何もしてない」
「じゃあ気のせいじゃない?」
「……かな」
そう言いながらも、気になった。
そして、ふと昔の記憶が蘇る。
まだ自分がデビューして間もない新人だった頃。
客席の中に、何度か見た女の子。
大声で騒ぐわけでもなく。
派手にアピールするわけでもなく。
ただ、真っ直ぐステージを見ていた。
そして目が合うと、恥ずかしそうに逸らす。
「あ、またいる」
いつの間にか、その子を探すようになっていた。
名前も知らない。
話したこともない。
それでも。
ステージに立ったとき、その子がいると少し安心した。
そして今。
その女の子が、ナユだった。
「……まさかな」
でも、間違いなかった。
そう思ってから。
余計に気になった。
昔、自分を見ていた女の子。
今は、自分から目を逸らしている。
理由を知りたかった。
⸻
コメント
1件
第5話、読みました!ジュホ側の視点で「避けられてる」と感じていたんですね…。でも昔、客席でナユを見つけていたっていう回想が切なくて。名前も知らない相手を無意識に探してたっていう描写、すごく好きです。「まさかな」って気づく瞬間の焦りとか戸惑いが伝わってきて、続きが気になります!