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⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
ときの流れがゆっくりに感じる。母国の戦争とかWR国の設立とかと比べるとゆっくりである。あんなに早く進んだ出来事もやはり前世と同じ速さで進むのか。凶ととるか吉ととるかは別にしろ備えは必要である。
チーノ:ポーションはこんだけあれば、十分やろ。あとは武器か……俺の専門分野やないよなぁ〜
戦争にはサポートアイテムだけでは戦うことはできない。身を国を守るための武器がいる。俺はサポートアイテムを作ることは可能だが、武器の知識は全くと言っていい程に知らないのである。
武器といえば兄さんだろう。兄さんは常に他国を飛び回り、多種多様な武器や情報を手に入れてくる。彼に聞くのが手っ取り早いのだろうが、武器に興味のない俺が聞いたら怪しまれてしまいそうだ。聞いたところでっていうのもあるけど。
武器は大体の人が使う。特殊なものを使うのはトントン、シャオロン、ひとらんらん、ショッピ、グルッペンあたりだろうか。
トントンの武器は白藍色(しらあいいろ)の剣に、ルビーをあしらった鍔(つば)のフラガラッハ。たくさん種類のある剣の中でフラガラッハを選んだトントン曰く、手に馴染んだそうだ。その剣で切られてしまえば、どんなに強い防具をしていても、たちまち切り裂かれてしまう。彼ららしいのではなかろうか。
シャオロンは武器と呼ぶか迷うが、愛用のシャベルを使っている。剣のように切れる訳でもないし、斧のようにリーチが長い訳でもないし、ハンマーのように威力がある訳でもない。なぜわざわざシャベルを選んだのかは誰も知らない。最近は柄の部分が木肌色(いはだいろ)のスコップがお気に入りだそう。(ちなみに、おしゃべるという名前も付いているとかなんとか。)
ひとらんさんは、鬼切丸という刀を使っている。剣は分厚く重いが、刀は薄く軽い。そんなもので切れるか不安に思うだろうが、剣よりも素早く美しく切れるのだ。鎬(しのぎ)は葡萄色(えびいろ)で刃は灰青(はいあお)である鬼斬丸は鬼を倒したことからその名前が付いたようで、ロボロは遠くから眺めていた。
ショッピは斧。斧には珍しい紅桔梗(べにききょう)の刃。不思議に思う節はあるが、脳筋であるショッピなら扉や壁もろとも壊せるからであろう。一度に倒せるほど軽いわけではないが逆に言えば、一撃一撃が強く重い。かすり傷では済まない。
最後はグルッペンさん。彼は二刀流使いである。聞き手にサーベルなどの主兵装、弱手に短剣などの副兵装を持つ。二本の剣では一本の剣と比べ力がなかなか乗りにくい。が、連続で切りなぎ倒せる。本来、最奥の玉座に座って指揮を取るはずの総統だが、戦争に狂っているためか総統自ら戦場に立つ。どこにいても見える、暗黒色の刃が金属音を轟かせる。
と言ったところか。他メンバーの武器は、
銃を使うのが鬱、ロボロ、ゾム
剣を使うのが兄さん、オスマン
爆弾を使うのがエーミール、チーノ
しんぺい神は非戦争員だから主となる武器はないが、短剣ぐらいは持っていると思う。
多種多様な武器は長所短所がある。弱くても何かしら害を与えるくらいは出来る。
俺も人を殺せるような武器を扱えたらな………