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⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
また手紙が届いた。
誰も部屋に来ていないはずなのに机の上には手紙が置いてある。刻印はいつものユリの花ではなく、KM王国のもの。これは俺の祖国であり、俺らが死ぬ戦争をした敵国。
ゴクリと生唾を飲み込む。
手紙を開けようとした瞬間。
シャオロン:チーノ!!
チーノ:わぁぁぁ!!なんやねんいきなり
シャオロン:お前、インカム切んなや!!会議室、集合や。外交に行ったオスマンとひとらんが捕まった。
チーノ:え?
シャオロン:行くで!!
【会議室】
トントン:……というわけで、KM王国に外交に行ったオスマン、ひとらんらんは出されたクッキーを食べ毒状態に。クッキーに毒が盛られていたと推定。遅延性の毒だったため、毒味をしたひとらんらんは気付かなかったもよう。その後インカムを取られ、国の地下牢獄に幽閉。情報を取るために生かされているとのこと。
グルッペン:誰かKM王国を詳しく知っているものは?
ショッピ:いいっすか?
グルッペン:うむ。
ショッピ:KM王国は魔女が出入りしていると噂があります。
ロボロ:あそこって魔女教の国やっけ?
鬱:いや、どっちにもつかずって感じやね。意思を変えたん?
ショッピ:いや、どうやらカルマ王の様子がおかしいようで。愛国家な王様は良く城下町などに顔を出していたそうなんですが、それがパタリと無くなったそうです。表に出たとしてもフードを深くかぶり顔がいっさい見えないとか。
シャオロン:それのどこが魔女と繋がるん?
エーミール:魔女というのは膨大な力を与える代わりに、代償を払わせる者ですから。その代償が顔にあるのでは?
ゾム:代償ってのはどんなのや?傷みたいなものなら隠さんでもええやん。適当な理由でも言っとけば。
エーミール:傷っていうよりもそうですね……タトゥー見たいなものですね。国の象徴とも言える王様の顔にタトゥーが彫られていたら
シャオロン:感ぐくるやつが出てくる
鬱:なんで俺らをはじめに狙ったんやろな?
しんぺい神:別に近いわけでもないしな?
トントン:われわれに恨みがあるのでは?
コネシマ:喧嘩ふっかけた訳でもあらへんしな?
ロボロ:そういや、あの国ってトントンとチーノの祖国やんな?
トントン:恨みがあるとするなら、俺とチーノが狙いやと思う。結構無理矢理に出てきたし。
グルッペン:理由はどうであれ、我々が戦う以外の選択肢はないだろう。作戦会議を始める。
トントン:最終確認な?敵軍が戦場に現れたら、
黄色隊と水色隊、赤色隊、黄緑色隊が先人を切る。
そんでゾムがオスマン、ひとらんらんの救出に向かう。
後方援護で紫色隊と白色隊、青色隊。
空色隊は治療を橙色隊はポーションの作成。
桃色隊は戦場の場面整理。
茶色隊と緑色隊はここの防衛。
藤色隊は兄さんからの武器が届き次第戦場に運搬を。
鬱はKM王国に潜入して抜き出せそうな情報があれば盗む。
俺とエーミール、グルッペンは状況に応じて作戦を建てる。
分かったな?
ーコクリッ
グルッペン:それでは作戦を決行する。各隊員はすぐさま準備するように。