TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ーーーある夏の日、世界が終わった。

と、いう夢を見た。

今日も何も変わらない。

ただの日常だ。

am5:00

マンションから家を出たおじさんが大きな荷物もって車に乗った。(きっと出張かなにかだろう。どーせ出張先で奥さんに内緒で風俗にでも行って羽を伸ばしてくるに違いない。)

am5:15

この辺で見かけない人が酔っ払った女の人を連れて歩いている。足は膝に力が入らないのか折れていて歩けないため男の人の肩を借りてこのマンションに入って行った。

am5:45

母の目覚ましが鳴る。しばらく口も聞いていない父親と、反抗期の娘(私)のお弁当を作るために毎日早起きをして作っているのだ。

am6:15

近所の男子高校生が家を出る。最近彼女が出来たらしく妙に色気づいている。部活で切ったであろう短い髪の毛をつんつんにしてタバコなんかも吸ってるのをこの間見かけた。

am6:30

父が母に起こされる。最近妙な宗教かなにかにハマりだしたらしく母とは険悪だ。この間はよく分からないキツネとフクロウを混ぜたような生き物の置物を買わされたらしく、私にくれた。幸せを呼ぶらしい。

am6:45

部活に行く中学生たちの声が聞こえる。

「今日は〇〇先生、いん…淫行?とかして捕まって居ないんだって。らっきー」

am7:00

私が起きる時間。

朝なんて来なければいいのに、一生寝ていたい。布団という名のモンスターが私を手放してくれないんだ。でも朝がないとこの世に朝マックという存在もなくなってしまうわけで、ちなみに今日はテストだから早く帰れるし、なんかしよう。うん。とりあえず、今日も起きましょう。


「おはよう」

世界の終わり (完結)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚