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「ねえ知ってるー?〇〇先生さ……」
「知ってる知ってる!!少女淫行…?だっけ?」
「そうそう、てか淫行ってなに笑」
「知らないんかーい、インコウって言うのはなー…」
今朝の教室はいつもより賑わっている。
それもそのはず、うちのクラスの担任がやらかしてしまったらしい。中学生には美味しいネタだろうよ。そういう言葉大好きでしょみんな。喜んだように会話しやがって。くだらない。くだらなすぎて反吐が出るね。
「知恵ちゃん〇〇先生と仲良かったよね??大丈夫だった?なんもされてないー?笑」
「うん。何もされてないよ。」
「やばー。ウケるね。」
ウケねーよ。お前らに何がわかるんだよ。なにも面白くない。いい先生だったじゃん。みんなの面倒しっかり見てくれて、みんな慕ってたじゃん。なんでそんなにヘラヘラしてるの?
先生も先生だよ。何やってんだよ。少女淫行とか宇宙で1番つまんねーよ。理性も性欲も管理しろよ、大人ってそういうもんじゃないの?どーでもいい女を襲うくらいなら私を襲えよ。ふざけんな。みんなみんな。くそくらえ。
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ある日、先生に進路について聞かれた。
「……私馬鹿だから高校なんてどこでもいい。底辺で、制服が可愛いくて、ピアスOKで髪染めて、自由に生きるんだ。」
「ふうん。今は馬鹿でいいじゃない。勉強しに来てるんだから。それに知恵は何着ても、どんな髪色でも耳に穴が空いてようがなかろうが、かわいいよ」
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ああ、こんなつまらない世界終わってしまえ。