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あれから。


教室にて。



キャーレオ様〜〜


レオ様だ〜〜


今日もかっこいい〜


あれ誰?


誰としゃべってんの?


あの女誰よ?


あの男も誰?



昨日の御影玲王さまが休み時間にきた…


教室がもう、なんだこれは!?


『やばいめちゃくちゃ注目浴びてんじゃん!?私の高校生活スローライフはいずこへ!?』


ナギ「なんでいんの」


レオ「昨日も言ったじゃん!俺と、サッカーしようぜ!俺とお前で世界一になろう!」


世界一って…


現実的じゃないなぁ


『凪…サッカーできるの?』


ナギ「んーん、した事ない」


『だったらそんな世界一なんて…』


レオ「いーや!お前はすげぇよ!俺と組めば世界一になれる!W杯で優勝して世界一になろう!」


んな…そんな事凪が望むわけ…


スっ


と凪が玲王さまに手を差し出す。


ナギ「だったら…お金ちょうだい」


『ちょっ、凪!?』


そのまま手を差し出したまま凪は続ける。


ナギ「俺はサッカーはやったことないし、スポーツもやらない、一生ダラダラしてたいんだよね俺。だからお金ちょうだい」


『凪…ッ』


それはちょっと言い過ぎだってば!!


『いやっあのほんと…サッカーなんて凪には…』


手をブンブン振って

私は玲王さまに向かってそう言うと…


ナギ「俺はこいつと旅に出る」


と凪は私を引き寄せ言う。


『なっ!?///』


旅に出るって何w

それにみんなが見てる前で…っ///


ナギ「ね、ピカチュウ?」


私、ピカチュウなん?w


『ピッカチュ…?』


ちょっとばかりピカチュウの真似をしてみたりして。


そしたら凪は


ナギ「よしよ〜し」


と、私の頭を撫でる。


えっ///


まじで何なのwww


ナギ「じゃ、そゆことで。頑張ってね世界一」


そう言って、「未来、次移動だよ」とめんどくさ〜と言いながら立ち上がる。



その時だった。



レオ「面白いっ!」


ナギ「え?」

『えっ?』


玲王さまは凪の肩を組む。


レオ「お前はそのままでいいっ!」


そう言ってニコッと笑った。


なんか…


その玲王さまのキラキラした笑顔が眩しくて。



玲王さまって、こんなキラキラして笑えんだ?


玲王さまってもっと高貴な…というか、

高飛車な感じの人だと思ってた。


お金持ちだし…いつも取り巻き連れてたし。

周りに女の子とかたくさんいたし。


お金持ちで…ってだけで私らみたいな庶民を見下してんだって昨日の別れ話聞いてちょっと思っちゃったけど


なんか


なんか____



レオ「なっ!?凪!やろうぜサッカー!」


その無邪気で純粋なその笑顔を見て私は____


気がつけば


『凪…サッカーやってみたら?』


こう言っていた。









凪くんと玲王さまの間

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