9話 ろくでもない結婚話
「都築。昼飯にいくけど、お前はどうする?」
パソコン画面を睨んでいた俺は、同期の江藤の誘いに顔をあげた。
「あー……。俺はいいわ。外に出るなら、帰りにコンビニで弁当買ってきて」
「了解ー、昼飯食って、コンビニに着いたらまた電話するわ」
「あぁ、頼むな」
本当は俺も昼飯に出たかったが、書いたプログラムが正常に動かず、さっきから手こずっていた。
「くっそ……」
苛々していると、今朝小林から届いたメールを思い出した。
サーバーサイドのプログラムはまだかという催促に、現在エラーに追われている俺は返事をしていない。
あいつの顔は一週間ほど見ていなかった。
ホテルで別れたきりで、あれからどうなったのか多少気になったけど、仕事の連絡は定期的にくるから、具合の悪さは気力で乗りきったんだろう。
しばらくして、スマホに以前ナンパした女からメッセー***********************
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