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夏の日の記憶、忘れられない約束。

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夏の日の記憶、忘れられない約束。

1 - “変えようぜ、俺らで。”

♥

221

2025年12月13日

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sxxn様の名前・口調等をお借りした二次創作です。


能力パロ

曲パロ


死ネタ


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


紫苑 琉生しおん るい ( 17 )

能力 時止め

夏希と幼馴染。


赤井 夏希あかい なつき ( 17 )

能力 毒使い

琉生と幼馴染。


桃瀬 蘭乃ももせ らんの ( 17 )

能力 花咲

琉生と幼馴染。


水谷 莎草みずたに ささめ ( 17 )

能力 雨降り

蘭乃と幼馴染。


黄雅 誠おうが まこと ( 17 )

能力 魅惑

蘭乃と幼馴染。


鹿立 未鳥すだち みどり ( 17 )

能力 山神

敵軍の総大将。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


お借りした楽曲/

サマータ仏レコート”


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


















わんく


















夏希 / 琉生!




あの日の君の影を、

未だ、探している。




あの、夏の記憶を_。



















学校 - 教室




琉生 / ……




どうも最近は気分が乗らない。




昨日も今日も、

晴天だったというのに。




琉生 / ……はぁ、




何故だろう。




この頃は少し、

思い出に浸りすぎている。




はるか遠くの入道雲を見ては、




あの日の記憶を繰り返す。




蘭乃 / 琉生、次移動だよ~?




琉生 / …あぁ、ごめん…




何事にもやる気が出ないのは、

最近の暑さのせいだろうか。




…あぁ、今日も、




だるいくらいの快晴だ。



















学校 - 体育館



きゅっ、きゅっ…だんっ!!




体育館特有の音がする。




シューズが音を立てている。




琉生 / まぶし、゛…




あまりの太陽の光に、

少し目が眩む。




足元がふらついて、




気づけば転倒。




蘭乃 / 琉生っ、!?




琉生 / ………




あ~…なんだろ。




不思議と、

体が痛いわけではない。




…眩しいなぁ、太陽。




そんなことを考えながら、




重い瞼に身を委ねて、

目を閉じた。



















過去の記憶 - 丘




夏希 / なぁ~、琉生って将来の夢ないん?




琉生 / ね~よ、考えたことすらない。




将来なんてどうでも良かった。




能力なんてものが、

存在してしまう世界だから。




俺の時止めは、




その中でも稀有な能力。




琉生 / ぁ~、でも、




夏希 / !なんかあった、?!




強いて言うなら、




琉生 / 夏希と一緒に居ることだな、!




夏希 / …お前、ほんとずるいのな。⸝⸝




琉生 / だろ?




夏希は大親友で、

一番、大切な人だから。




俺が隣で守るんだ。




夏希 / じゃぁ、十年後に*******!!




琉生 / …ぇ、夏希?



















学校 - 保健室




琉生 / …は、っ




莎草 / あ、起きた?




琉生 / …ごめ、俺倒れたよな、?




莎草 / 蘭乃くんが運んでくれたよ~。




蘭乃が運んでくれたのか…




あとで感謝だな。




…そういえば、

夏希の…もごもごして分からなかったの、




なんだったんだ…?




いくら考えても、

“それ”を思い出せはしなかった。




俺も年取ったかなぁ、




なんて、

まだ高校生だけど。



















過去の記憶 - 秘密基地




夏希 / ここはこうして、こう行こうぜ!




琉生 / じゃあ、俺が合図するわ。




少し大人ぶって、




作戦なんて立ててみて。




俺らにしか分からない、

不思議な合図を立てて。




夏希 / 行くぞ琉生!!戦争だー!!




琉生 / 蘭乃ふるぼっこ~!!




蘭乃 / ね~ぇ!!多勢に無勢だってこれ!!




戦争だ、戦争だと、




おもちゃの剣で戦う。




遠い存在だった、戦争。




それも今は、

それほど遠くない。



















過去の記憶 - 避難所




琉生 / …ぁ、夏希、




夏希 / 琉生っ、!!




戦争が始まった。




能力を悪く使うやつらと、

それに抗うやつらの。




危ないからって、




一般市民は避難所行き。




琉生 / …夏希、おばさんは…、、?




夏希 / …しんじゃっ、た。




琉生 / ぇ、ぁ、…ごめん、




この世界は理不尽だ。




いいや、

当然のように理不尽だ。




大人たちのせいで、




夏希は、

ひとりぼっちを強いられた。




夏希 / かあさん、…あいたぁい、” ( 泣き出す




琉生 / ぁぇ…、大丈夫っ、夏希… ( 抱き締める




当たり前だ。




母が死んで悲しまない子が、

どこに居るというのか。




こんなこと初めてで、




迷ったけど、




こんな状態の夏希に、

俺の家族もみんな死んだなんて…




絶対、言えない。




…こんなんだから、




俺は弱虫なままだ。




夏希 / っん”…琉生の親は、? ( 泣き止む




琉生 / …戦い、行ったよ。




夏希 / …お姉さんと、お兄さんは?




琉生 / ボランティア、…だよ。




嘘ついて、

繕って。




少し、憂鬱になりそうだ。























思い出の丘 -




琉生 / ぅわ、…ここの草も背ぇ伸びたな。




蘭乃 / そーなの?そういう草じゃなくて?




琉生 / 昔はもっと低かったんだよ。




背高草が生い茂る、

あの思い出の丘。




草をかき分けて、




薄い雲の向こうに滲む、

眩しい太陽に、




恨みを込めて睨む。




なんでこんな暑いんだ。




夏希 // 孤独になったら来いよ、ここはいつでも迎え入れてくれるから。




琉生 / …っ、 ( 振り向く




昔、君が言ったんだ。




“孤独になったらおいで”って。




吹き抜ける風に、

草がざわめきで返事する。




…会いたいな。




琉生 / …、はは、




こんなの、

思っても叶わないのに。




全部、太陽のせいだ。




…そう、

きっとこの感情は、幻。



















いつかの秘密基地 -




蘭乃 / ぅわ、懐かし…




琉生 / よく戦争ごっこしたよな~。




蘭乃 / あーwしてたわ、w




あの頃はそう、




3人で、楽しく…




夏希 // 楽しいな、琉生!!




琉生 / …、はっ、




蘭乃 / ………




純粋に、

それはもう単純に、




ただ楽しいと、




はしゃいでいたあの頃。




きっと未来も、




この場所でこのことを、

語らうのだろうと、




笑い合っていた。




琉生 / …夏希、 ( 呟く




蘭乃 / 、!……




飛行機雲が見える。




あの日も…

こんな空だったな。




蘭乃 / …覚えてるんだ、夏希のこと。




琉生 / …ぅん、




あいつは言った。




最後だとも思わなかった、

俺らの別れの日に。




夏希 // …眩しいなぁ、 ( 泣




ただ一言。




飛行機雲を見ながら、

あいつはそう言った。




琉生 / …なぁ、蘭乃。




蘭乃 / どうしたの、琉生。




琉生 / …思い出せなぃ、




蘭乃 / …何が、?




琉生 / 夏希の、…っ、かお、” ( 泣き出す




泣いていたのも、




飛行機雲を見ていたのも、




全部、全部覚えているのに。




顔だけが、

思い出せないままで。




琉生 / ずっと、”…だぃすきなのに”、っ ( 泣




蘭乃 / …やだね、思い出したいね…、 ( 撫




琉生 / うぅ”、…あぁ”ぁッ、! ( 泣




ごめん、夏希。




ごめん、…



















とある荒野 -




現実というのは、

思っているより早く過ぎる。




もう戦場に駆り出される。




17歳から徴兵が可能で、




さらに時止め。




戦争において、

時間を操れるのは好都合。




だから、

俺は政府に狙われていた。




で、見事に徴兵された。




夏の日差しが体力を奪う。




明日から戦場。




それでもまだ平凡な今日も、




明日には崩れる。




蘭乃 / …絶対見つけような、夏希。




琉生 / …うん。




誠 / 俺らも一緒やから、!




莎草 / せやで!!




二人は蘭乃の幼馴染。




一緒に徴兵されてる。




どうせどれだけ戦おうと、




また昨日の今日、

延長戦が続くだけ。




なのに大人は、




理不尽に子供を戦わせる。




子供は臆病だとか言うけど、




自分たちの代わりに子供を使う。




大人の方が、

子供よりよっぽど臆病だ。




そんなことに、




今ようやっと気づいて、




なんだか呆れてしまう。




琉生 / ぁ~…死にたくねぇ、




蘭乃 / そうだね…彼女とか作りたかった。




莎草 / 莎草も~。




こんなくだらない話で、




明日もまた、

笑っていられれば良かったな。



















戦場 - 最前線




がきんっ、




ばんっ、




ぐしゃっ。




痛々しい音が響く。




琉生 / ぅ”、…




蘭乃 / 、!琉生、大丈夫…、?




昔っから血が嫌いだ。




家族が死んだ時を、

思い出すから。




琉生 / ら”、んの…っ”




蘭乃 / ちょっと向こう行こ、




琉生 / ぅん”…、ッ




それでも今、




あの山積みの屍によって、




世界は周り、

形を歪ませて成していく。




蘭乃 / …大丈夫?行ける、?




琉生 / …大丈夫、行く。




太陽がジリジリと暑くて、




まさに炎天下の中。




ゆらゆらと、

陽炎が揺らいでいる。




琉生 / …夏希、




また会いたい。




また会うために、




お前との思い出を、

忘れずに大切に、




抱きしめていくから。




戦場に、足を進めた。



















戦場 - 第一地点




なにか思い出せないもどかしさに、




また明日の夢で、

なんて理由をつけていた。




夏希 // …ねぇ、琉生




琉生 / …、夏希っ、? ( 振り向く




そこには居なかったけど、




夏希の声が、

聞こえる。




夏希 // もう戦争は止まらない、戻れない。




琉生 / ……




夏希 // だから未来のある世界に、




夏希 // 変えようぜ、俺らで。




…あぁ、そうだな。




琉生 / 約束、…守らなきゃな。



















戦場 - 第二地点




琉生 / …っ、”く、 ( 切る




敵 / くそ”が…っ!




夏希 / ……、あ、




琉生 / 、!また敵……ッ”、ぇ、?




雰囲気、




能力、




声。




…夏希、なのか?




夏希 / 何してんだよ、琉生。




琉生 / …ぇ、ぁ、




夏希 / ほら、… ( 切りかかる




琉生 / ぅわっ”!? ( 受け止める




なんで、なんで…っ?




夏希、

なんだよな…?




琉生 / なんでっ…、夏希、?” ( 泣




琉生 / 忘れちゃった、…ッ”? ( 泣




夏希 / 忘れてねぇよ。 ( ぐぐっ




夏希 / けどもう…あの頃の俺はいねぇの。




琉生 / ッ、”…うそ、うそだ、ぁ”…っ ( 泣




あの頃の優しい夏希は、




もう居ないの…?




夏希 / あの頃の秘密基地も、 ( 離れる




琉生 / …、




夏希 / 戦争ごっこも、何もかも…




夏希 / 全部、終わったんだよ。




琉生 / …うそ、だ、 ( 涙が滲む




夏希 / ッ”!だから、!!




夏希 / あれはただの思い出で終わるものだから!!




夏希 / いつまでも引きずんなよ弱虫ッ”!!




琉生 / ぇッ、”……、ぁ、う”、 ( 泣き出す




そんなこと、思ってたの…?




夏希と会いたかったの、




俺だけ、なの…?



















未鳥 / 夏希ちゃん〜?どんな感じ?




夏希 / …因縁の相手と戦い中ですが。




琉生 / ぅぐっ”…、ぇ、”ッぐ、 ( 泣




未鳥 / 泣いてるけど、 ( 笑




昔から、




琉生は面倒くさかった。




でもそんなところが大好きで、

守りたくなる。




誠 / 琉生く~ん…どうしたんっ!?




琉生 / なッ”、…でも、な、” ( 泣




誠 / ……ッ、 ( 琉生抱き締める ( 睨む




夏希 / おぉ、こわ。




そんなことしてるから、




戦争は終わらない。




あの日迷い込んだ俺達は、




もう…




夏希 / 終わったんだよ、全部。



















過去の記憶 - とある街中




琉生 / やめてくださいっ、!!




夏希 / 離せ、この…っ!!




大人 / 戦争には君が必要なんだ。




大人 / ね。早くおいで。




時止め、という能力は、




戦争において、

好都合な能力。




幼いながらに、




琉生は大人に追い回された。




琉生 / いや”っ、いやぁ”…ッ ( 泣




夏希 / …っ、連れてけ、




琉生 / …ぇ、、




夏希 / 俺を連れてけ…っ!!




大人 / ほぅ、お前を?




夏希 / 俺は毒を使える…申し分ないだろ!!




ただ、

琉生に苦しんで欲しくなくて。




必死に、助けた。




大人 / …まぁいいか。




大人 / じゃぁ、君が着いてきて。




夏希 / ……… ( 頷く




琉生 / ぇっ、ゃだ、まって、…っ




夏希 / ……、 ( 歩き出す




琉生 / まって、”…まってよぉ”、夏希ぃ、”!! ( 泣




ごめん、…




ごめんなぁ、琉生。




もっと普通に、




生きたかったよな…




本当なら、




俺とお前の能力…

逆だったんだぜ?




でも大人のせいで、




能力入れ替えられて…




苦しいよなぁ、




生きづらいよなぁ、




ごめん…




ごめんっ…



















戦場 - 第二地点




未鳥 / 黄色の子は俺が受け持つよ。




夏希 / ん、あざ…




誠 / ……っ、




琉生 / …誠、もう大丈夫……




誠 / ……、 ( 頷く




もう大丈夫。




ちゃんと、




夏希と向き合う。




琉生 / …能力発動、”空間隔離”。




夏希 / …へぇ、ちゃんとしてんな…




空間隔離。




俺らの時だけ止める。




周りからは何してるか分からなくなる。




体は動くようになっている。




何も気にせず、

俺らだけの空間で、




俺らなりの戦いをする。




夏希 / じゃぁ、こっちも行くぜ…?




琉生 / ……、 ( 頷く




夏希 / 能力発動、”霧散性毒玉”。




琉生 / ッ、!?まじか…っ




霧散性…だから、




空気は今、毒塗れ…っ




琉生 / げほっ”…、ごほ、”…




夏希 / はっ、密閉空間にしたのが仇になったな。




琉生 / ぜ~ッ”…ひゅ”、…っぐ、




息が苦しい…




毒、強いなぁ…




琉生 / “止ま、れ”…っ”、!!




夏希 / …へぇ、やるじゃん?




…勝てるかなぁ、



















琉生 / ぜ~…、ッ”、…はぁ”、




夏希 / はっ、もうギブか?




琉生 / …っ、なんで、”




夏希 / あ?




琉生 / なんで、戦うんだよ”ッ…




夏希 / …、、




俺ら反乱軍は、




大昔に見捨てられた、

悲しい一匹狼の群れ。




お互いの意思なんて知らない。




自分のやりたいことをやる。




そうしていたら、




たまたま群衆と、

意思がわかたれただけ。




琉生 / そもそも、”…反乱軍って、ッ”なんだよ、…




夏希 / …独りぼっちの、集まりだよ。




琉生 / …独りぼっち、?




夏希 / 人々の影になる人が…集まってんだ。




琉生 / …、!




そんな独りぼっちの子供が、




たくさん、沢山集まって、




その無邪気で無垢で、

ただ純粋ではちゃめちゃな、




子供たちの作戦が、




今日もまた、




群衆に牙を向いている。




これ以外に、

今の状況を言い表せようか。




夏希 / だから…琉生も敵だ。




琉生 / ッ”、!…そっ、か、




夏希 / 容赦なく殺すぜ、俺は。




また、綺麗な明日を見るために。



















夏希は、もう…




俺の知る夏希じゃないみたいだ。




かと言って、

もうそんなに動けない。




夏希 / ………、 ( 腹を刺す




琉生 / …ぁ、かは、゛っ、?




やば、油断した…




刺さ、れた?




夏希 / …ごめん、琉生。 ( 呟く




琉生 / …、!夏希っ、 ( 抱き締める




夏希 / …はっ、?!




ごめん、ごめんね。




あの時、、

俺が弱かったせいだ。




夏希を、ひとりにした。




琉生 / ごめ、ん”……ひとりにして、ごめんっ”、




夏希 / …ぇ、いゃ、




勝手にまたどこかで会えるって、




夏希なら大丈夫って、




俺、最低だったよね…




琉生 / か”ふッ”……、ぅ”、ごめ、”ん…




夏希 / …、っ、 ( 刃物を抜く




琉生 / ごほッ”、…がは”、っ…




痛いなぁ。




でもきっと、




夏希はこれよりたくさん、




寂しくて辛かったんだよね…




琉生 / ひゅ”~……、ひッ”、は、ぁ”…っ




やばぃ、かも…




もう、視界が…



















夏希 / 琉生、?琉生っ、!!




琉生 / な、つ”き、……ッかは”、




どうしよう…




…そうだっ、




夏希 / 能力発動、”逆流・治癒毒”…、っ




毒ならなんでも扱える。




それならきっと、




解毒剤とか、

治癒毒でもいけるはず…っ




琉生 / ひゅ”……、ふ、ッ”……




夏希 / げほっ”、…くそ、”!!




俺の毒は、




俺の血液を変換して作る。




だから、

こんな量使ったら、




確実に、失血死する。




琉生 / …、な、”……っ、”き、?




夏希 / 、!待ってな、すぐ治すから、”…ごほッ”、




琉生 / ふ~”、…ッ、ぃい”、よッ”……




夏希 / だめ、俺がやなの、絶対助けるから。




たとえ俺が死んでも、




琉生だけは絶対、

守るって決めたから。



















やめて、…やめてよ夏希。




そんなことしたら、

夏希が死んじゃう…




夏希 / はぁ”ッ……、おぇ”っ…、ぐ、




琉生 / も、”…いぃよ”、やめて”…っ”




夏希 / ゃ”だっ…、!




なんで、なんでだよ…っ




夏希 / …琉生を守るって、”…




夏希 / 言った、”…だろ、? ( 微笑む




琉生 / …、っ!




夏希 / …もう、大丈夫か、、っ… ( 倒れる




琉生 / 夏希っ”、…




なんで…どうして、。




血を毒に変換する能力。




その危険さは、

俺も夏希もよく知っていた。




ごめんなさい、夏希。




俺のせいかな…?




琉生 / やだっ、…しなないでよ、夏希ぃ”…、ッ ( 涙が滲む




夏希 / はは、…大丈夫、だ、って、 ( 頬を撫でる




苦しみながら、




それでも笑って、

俺と会話する夏希を、




ひとつの風が包んだ。




夏希 / ぁ”~…涼しいなぁ、”




琉生 / …、夏の風、だもん……




琉生 / …涼しい、ね……” ( 涙が滲む




夏希 / …、また、な… ( 微笑む




それまで俺の頬にあった手が、




力無く、

するりと地に落ちた。




真夏の空は、

綺麗に透き通っていた。




…泣いちゃダメだ。




夏希のために、




俺が泣いちゃダメだ。




琉生 / またね、夏希……、




泣かないように、

全部飲み込んで。




琉生 / さよなら、…



















秘密基地 -




琉生 / ……




夏希 // それはないだろ~!! ( 笑




琉生 // いや、今のは夏希のせい!! ( 笑




あの時はあんなに、




無邪気に笑いあったのに。




蘭乃 / …あ、やっぱりいた。




琉生 / …、蘭乃、




蘭乃 / どうだったの、夏希とは…




琉生 / …、ッ” ( 涙が滲む




夏希…




またどこかで、って、




言ったのに…




琉生 / …夏希、しんじゃった… ( 涙が滲む




蘭乃 / …!、そっか。 ( 抱き締める




琉生 / …ッぅ”、おれ”のせいでっ、しんじゃったぁ”…ッ!! ( 泣




蘭乃 / うん、うん……




琉生 / なにか”っ、…もっと違う方法で、”




琉生 / あの能力…ッ”、使えなかったなぁ”、…? ( 泣




蘭乃 / うん、…




琉生 / 俺と”…能力入れ替わらなかったら”っ、




琉生 / 今も”…ッ隣に居たかなぁ”っ、? ( 泣




蘭乃 / …っ、そうだね、 ( 強く抱き締める




琉生 / うぁ”…、うぁ”ぁんっ、!!” ( 泣




蘭乃はそれからも、




相槌を打つだけで、




何も言わずに、

抱き締めてくれていた。




そういう所、




ほんとに、優しい。




ちなみに誠と莎草は、

重傷を負って入院。




戦争も最終局面まで来た。




俺らは怪我が酷くて、




もう出してもらえないけど。




蘭乃 / …琉生は頑張ったよ、




蘭乃 / たくさん、…たくさん、頑張ったよ。




琉生 / おれ”っ…がんばっ、たぁ”、 ( 泣




蘭乃 / うん、頑張った… ( 撫




ね、頑張った。




俺、

頑張ったんだよ…




だからさ、




また撫でてよ、夏希…



















丘 -




この丘は見晴らしがいい。




俺らの秘密基地も見える。




琉生 / …また、逢えるかな。




蘭乃 / …信じていればきっと、ね。




子供の頃の約束。




果たせなかったけど。




夏希 // またどこかで思い出したら、




夏希 // ここで逢おうな!!




琉生 / ………、




何度でもここで描くよ。




ここでお前と…




再会する未来を。




なぁ、だからさ…




お前も信じて、

ここまで来てくれよ。




なぁ…




琉生 / 夏希。




お前は、




きっと世界を、変えたよ。


















夏希 // お前、ほんとずるいのな。⸝⸝




琉生 // だろ?




夏希 // じゃぁさ、




夏希 // 十年後に一緒にいたら、




夏希 // その時はまた、戦争ごっこしような!




琉生 // 夏希らしいわ…いいぜ、やろう!!




子供たちの、




はちゃめちゃで、

純粋で単純な、




一つの作戦_𓐍 𓈒◌




















ℯ𝓃𝒹 ~ *






































┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


初の曲パロ。


なんだか上手くいってない((


ハピエン厨なんで、


メリバ以外はハピエンです((


ヒロアカの、


お茶子ちゃん、ヒミコちゃんの、


あの感動的なストーリー、


ちょっと参考にさせて頂きました。




ではまた、


どこかの作品で。

この作品はいかがでしたか?

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