テラーノベル
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【TETTA side】
リハの休憩中
ダンスの確認をする為動画を見てると
「…!え、電話?」
まさかの玲から
緊張しながら電話に出る
「…玲?どうした?」
そう聞くと
「哲汰、会いたい。
リハ終わったら家行っていい…?」
少し震えながら話す玲の声
…会いたい?え?
一瞬思考が停止して
色々な気持ちが過ぎったが
大好きな人からの「会いたい」なんて
嬉しいに決まってる
「玲まだ体調万全じゃないでしょ。
リハ終わったら、家行くから待ってて…?」
そう伝えて、電話を切った
ドキドキ…
何言われるのか
勘違い、しちゃダメだって
さっきフラれたばかりなんだから
そう自分に必死に思い聞かせながら
動画を再開して練習してると
「ごめん!遅くなった!」
なおくんがやってきた
俺を見つけるとトコトコ歩いてきて
「哲汰」
「あ、なおくん…玲となに話し…」
「玲の事、頼んだよ 」
「え?」
それだけ言って
颯斗の所へ行ってしまった
な、なに?頼んだって…
ドキドキな気持ちを抱えたまま
リハーサルが終わった
いつもだったら颯斗と少し残って練習するが
「哲汰、今日もやる?」
「ごめん!今日はちょっと…」
「そっか!お疲れ!」
「お疲れ様!」
早く玲の元へ行きたかった
スマホを取り出して
メッセージを送ると
すぐに返信が来る
それだけで何だかドキドキしてしまって
落ち込んでいた数時間前の事なんか
忘れてしまいそうだ
『着いたよ』
そう送った数秒後に
扉が開かれた
「お邪魔しま……うわッ」
玲が勢いよく出てきて抱きついてきた
「れ…い?」
戸惑いながらも
控えめに玲の背中に手を回して
「な、なに?どうしたの?頭痛い?」
そう問いかけると
少し間が空いて
小さな、でもハッキリした声が聞こえた
「好き」
「え?」
「哲汰が好き」
「…え、」
頭が真っ白になる
なんで…だってさっきは…
「玲…俺と付き合えないって…」
「……哲汰、俺の話聞いてくれる?」
「…うん、」
一先ずリビングまで歩いて
2人でソファーに座る
「…俺、」
まっすぐ目を見て
今までの事教えてくれた
ずっと俺の事好きだったこと
俺に告白されて嬉しかったこと
それでも我慢してたこと
なおくんに言われて
我慢するのをやめたこと
ひとりでそんな辛い思いしてたなんて
「…気付けなくてごめん」
「いや、哲汰は何も悪くないよ」
「だってさっきちゃんと玲の話聞けてたら…」
「あの時聞かれても、俺言えなかったよ。
なおくんに言われてやっと決心したんだから」
「…」
「哲汰」
「ん?」
「まだ…俺の事……その、」
恥ずかしそうに、
俺の事を伺う態度が可愛くて意地悪したくなる
「…ふふ、なに?笑」
「…わかってるくせに 」
「うん、でも言って?」
「…ばか」
そう言うと、睨んでくるが
もう、その仕草さえ愛おしくて
「可愛い」
「…うるさい」
赤く染まる頬に手を伸ばして
「……俺の事、好き?」
と尋ねると
俺の手に自分の手をそっと重ねて
「……好き……ずっと…」
上目遣いで呟く玲
やっと聞けた本当の気持ち
嬉しすぎて胸がいっぱいになる
「俺も、玲の事好き。付き合って下さい」
「…よろしくお願いします…ッ」
嬉しそうに笑って、涙を流す玲に
顔を近づけると
静かに目を閉じるから
そっと口付ける
離れると
目を開けた玲と目が合う
「哲汰…?泣いてるの?」
「うん…嬉しくて…ッ」
「俺も、嬉しい」
そう言ってギュッとしてくる玲を
これでもかってくらいの力で抱きしめ返す
「ちょっと、ばか…強いッ」
口では言いながら
嬉しそうに笑う玲を見て
好きな気持ちがより一層強くなる
長かった俺らの両片想い
きっとこれから先
幸せなことが沢山待ってる
辛いこともあるだろうが
玲となら
どんな道でも乗り越えられる気がする
「可愛すぎる本当に…一生離さないから」
「…うん、離さないで」
「「ずっと傍にいて」」
本編ようやく終わりました…!!
(一応20話まであります)
想像以上に長くなってしまった笑
見てくださった方々ありがとうございます!
この2人のその後の特別編とか作りたいな~
と考えている所でございます!
てたれい一生幸せでいてくれ~☺︎
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