テラーノベル
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※ご本人様無関係
※作者の妄想消化作品
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白🍌…
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ーーーーーEpisode10【甘い香り】
別の部屋に移動するために
まぁ、荷物っていう荷物は何にもないから
おんりーと二人使った部屋をササッと片付けて
おじいちゃんが用意してくれたもう一つの部屋に向かうため
オンリーの迎えを二人で待っていた
「ちょ、おんりー…近いって」
「なんでいいじゃん別に」
…ここで抱かれてから、やたらとおんりーが甘えてくる
いつもならこんな事にならへんのに
今も僕の腰に腕を回して後ろから抱きしめた状態で離れようとせん
まぁ…確かに、僕が…その、危機感を持たへんかったからあかんのやけど
それにしたって…すごい甘えようや…
隙あらば僕の首筋に顔を埋めてちゅ、ちゅ…ってしてくるし
気づいたら服の裾から手を入れとる…
何度も「あかん!」って言ってんのに
「どうして?」って素知らぬ顔…
何や、ホンマに僕の知ってるおんりーなんかな??って思いたくなるくらい
甘ちゃんになってんのよなぁ…
ほんま、困ったさんや
「ねぇ、おらふくん…」
「もぉ〜…あかんっていってるやん…おんりーッ」
ーーーーーーー
離れの場所くらい説明してくれたら俺たちだけで行けるのに
わざわざアイツに道案内させるとか…
おじいちゃん…そういう所は空気読めないんだよなぁ
おらふくんの腰に腕を回して
俺の方に抱き寄せる
おらふくんの甘い匂いを胸いっぱいに吸い込んで
後ろから抱きしめていると
「おんりー、近い」
って怒られた…
近い?どこが??まだまだ全然遠いよ
この服ですら邪魔な境界線だなって思ってる俺を知ったら
おらふくんはどんな顔するのかな??
怪訝そうな顔かな笑…それとも恥ずかしそうに「何言ってんねん!」とか言うかな……ふふ…
白くて細い首筋…
ぁあ…抱きたいなぁ…
ここで抱いてから色々歯止めがきかなくて
ついどこでも手を出してしまいそうになる…と、いうか出した…
おらふくんもなんだかんだ言いながら最後は「おんりぃ…」って甘えてくるし…
結果オーライではあるんだけどね
首筋にちゅ、ちゅ…と唇を寄せて味わうと
「もぉ!!」ってはじめは怒るけど途中からモジモジしだして
「…ぉんりぃ…ゃめてッ…」って…甘い声を出す
この声が聞こえたタイミングで俺はわざとやめるんだよね
そうすると「え、なんで…」って顔するんだよね
それがまた一段と可愛くて。
正直それを見たいがためにやってるまである
我ながらいい性格をしてると思うよ笑
「オンリー…遅いね」
「そうだね」
「僕…ちょっと様子見てこようかな」
何気ないひと言
おらふくんに悪気はない、本当に心配してるから
様子見をしに行くだけなんだろうけどさ
思わず…腰に回す腕に力が入って
「おらふくん…約束」
「…あ、そうやね…なら、二人で行く??」
ほんと…油断できないな
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おんりーとの約束を忘れてた訳ではないけど
つい心配になって口に出た言葉だった
オンリー探しを二人で向かうことにして
どこに居るのか見当はつかないけどとりあえず屋敷の中をぐるぐる歩いてみた
「おらんねぇ…」
「もうさ、俺達だけで向かわない?」
「でも、おじいちゃんが言ってたやん…案内役はオンリーがするって…それに部屋の鍵も貰ってへんし」
「…確かに…鍵は無いね」
「…あと…オンリーが居そうな場所は…厨房かな??」
二人で手を繋ぎながら
厨房に向かった
握っている手を、にぎにぎしてくるおんりーに思わず
「くすぐったいやん…おんりー笑」
「ん?あーごめん、おらふくんの手気持ち良くてつい」
「気持ちいいって…この手??」
「うん…柔らかくて小さくて…つい、こうしたくなる」
「ふーん…そうなんや」
まぁ、くすぐったいのには変わらんから
可愛く「やーめーて」ってわざと言ってみたら「やだ」って秒で返事が返ってきた。
さすがスピードスターやね…
ーーーーー
厨房の入り口が見えた頃
甘くていい香りが廊下まで匂ってきた
何の匂いやろ?っておんりーと顔を見合わせて
厨房を覗くとそこに居ったのはオンリーやった
「オンリー…何してんの?」
「…あ、おらふくん、今ブレンド紅茶を淹れててね」
「あぁ〜そうやったんやぁ」
「二人はどうしてここに?」
「…あ、ほら部屋の案内を待っててさ」
僕がそう言うとオンリーは驚いた顔をして
時計に目をやった
どうやら紅茶淹れるのに集中してて時間を忘れとったみたいで
申し訳ないと謝ってきたんよね
僕もおんりーも別に大丈夫って…まぁ、おんりーは拗ねて何も喋らへんけど
僕が「ええやんね」って聞くと「うん」って言ってたし
気にしないで…そう伝えるとホッとした表情をしたオンリー
「そうだ…ちょうど紅茶も入ったし飲んでみてもらえるかな?」
カチャ…カチャ…とカップが並べられて
そこに紅茶が注がれた
透き通る綺麗な桜色の紅茶はとても甘い香りがして
ほんの少しその甘さでクラっと目眩がした
「さ、どうぞ」
「いただきます」
「いただきます…」
一口飲むと香りより味はあっさりとしていて
とても飲みやすかった…
「これもどうぞ」
茶菓子で出されたのはオンリーの手作りクッキーで
またコレが紅茶との相性がよくて
僕はついつい…食べて、飲んでと…手が止まらなかった
それはおんりーも同じで「へぇ、やるじゃん」って
クッキーを食べながら紅茶を飲んで
昼にできなかった小さなティータイムがそこで始まっていた…
しばらくして…ポットに入っていた紅茶も無くなって
洗い物をしながらオンリーが「味はどうだった??」って
僕らに聞いてきた…
「すっごい甘い香りしてたから、味も甘いかと思ってたけど…あっさりしてて飲みやすかった〜、ね、おんりー」
「……ん、うん…」
「おんりー?どないしたん」
「…いや…ちょっ…と……………」
「…おんりーッ??」
フラッ…フラッ…と座ってんのに
身体が揺れていて今にも倒れそうなおんりーの姿
思わず揺れる身体を支えて顔を覗き込むと
両目が重たそうにゆっくり…ゆっくりと閉じようとしていた
もしかして…おんりー、眠たいんかな……??
そういえば…僕もさっきから……なんか、頭が……ぼーっとしてきて…
「………ッ…ぉまえ、何…いれ」
おんりーの苦しそうな声がする…
「…何も?って言えばウソになるかな…」
オンリー……??
ウソって…なに??…
いったい…ーーーー
「…おら…ふ…くん………にげ…」
おん…りー……??
あかん…なんか…ぼくも
なんも…頭が…まわ……
「大丈夫…少し眠くなるだけ……ほら、おらふくんこっち」
身体がふわりと浮いた感覚…
頭はぼーっと霧がかかってて身体の力が抜けていく…
「…ッ…ーー」
下の方でドサッ…と音がしたけど何の音やろ…
「おやすみなさい…おらふくん……………」
ちゅ…て、おでこにされた……誰に?
だれの……こえ………
おんりー?に…それとも…オンリー…??
「………ど、…っ」
答えにたどり着く前に
僕のまぶたはゆっくり閉じた…
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迎えに行く時間は初めから分かっていた
どうせ、あいつのことだ「俺達だけで行こう」とか言い出すと思って居たから部屋の鍵はわざとオレが持っていた
案の定…二人はオレを探しに来て
わざと時間に気づいていなかったフリをし
自然な流れで紅茶を飲ませることができた…
一緒に焼いた焼き菓子にも少し工夫をさせてもらった
美味しそうに飲んで食べて…
疑うことすらしないで…
本当に可愛いね…おらふくん
「…スゥ……ッ…スゥ…ーーー」
オレの腕の中で眠りにつく顔はとても綺麗で可愛くて
まるで眠り姫みたい
「…気持ちよさそうに寝てるね」
長い廊下のその先…
離れの扉が見えた
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Episode11へ
風雅
4,290
みー

トマトナンカジャドウダァ
コメント
4件

🍌⛄️イチャイチャしてて可愛い❤️白🍌さんの罠にハマったね。その後何が起こるのか。
唐突なコメント失礼します…。 白🍌っ…。やりやがりましたねこいつ…。 🍌と⛄️の絡みにニコニコしてたら、白🍌に全てを乱される…。めちゃめちゃ続きが気になります…! 白🍌がいたら、雪だるま⛄️もいたりするんですかね…。