星羅said
?「イレイザー?イレイザーじゃないか!!」
突然背後から聞こえてきた女の人の声に、消太さんはぴしりと固まる
ジ「テレビや体育祭で姿は見てたけど、こうして直で出会うのは久しぶりだな!」
相「、、、、」
声の主を見た途端、消太さんは明らかに嫌そうな顔をする
声の主は、プロヒーローのMs.ジョーク。
個性は、爆笑だったはず
ジ「結婚おめでとう!」
相「あぁ、ありがとう」
真顔でお礼を言う消太さん
少しは、嬉しそうにすればいいのに
ジ「そこの君がイレイザーの奥さんだな!」
『え、はい』
ジ「可愛いな!結婚しようぜ!」
『え、』
いきなり、求婚された
相「無視しとけ」
『はい?』
ジ「そんな事言うなよ、イレイザー!この子抱きしめたくなるな!」
相「黙れ」
仲いいな、この2人
ひと通り話が終わり、コスチュームみ着替えに行こうとすると
相「おい」
消太さんに呼ばれた
『なんですか?』
消太さんは、私の頭に手を置き
相「頑張れよ。応援してる」
『はいっ!!』
私は、大きく返事して走り出した
麗「星羅ちゃん、どうしたの?しゃがみこんで」
『私の旦那がイケメンすぎてヤバい』
芦「星羅ちゃん!鼻血が!」
『ティッシュ誰か頂戴』
蛙「どうぞ」
『ありがとう』
耳「星羅ちゃん、コスチューム変えた?」
『うん、毎回破れたりするから色んな種類のコスチューム作ってもらったの』
コスチュームに着替え、試験の説明会場である行動に向かう
行動の中には、たくさんの受験者たち
轟「人多いな」
『そうだね』
周りを見ながら会話をしていると、壇上から声がした
?「えー、ではアレ、仮免のやつをやります」
壇上には、目の下に隈がある男性が立っている
目「あー、僕、ヒーロー公安委員会の目良です。好きな睡眠は、ノンレム睡眠。よろしく。仕事忙しくてろくに寝れない、人手が足りてない、眠たい、、、!そんな信条の下、ご説明させていただきます」
本当に眠たそうだな
大丈夫かな、
目「仮免のやつの内容ですが、ズバリこの場にいる受験者1541人、一斉に勝ち抜けの演習を行ってもらいます」
説明の内容が結構ざっくりしてる
目「現代はヒーロー飽和社会と言われ、ステイン逮捕以降、ヒーローの在り方に疑問を呈する向きも少なくありません」
その他いろいろあり、動機がどうであれなどエトセトラエトセトラ。
目「条件達成者先着100名としまァす」
嘘でしょ!?
合格できる確率はたったの一割ぐらい
コメント
1件
何だこれ?最高か?