テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
皆様こんにちは。主です。
初めて作品を投稿しようと思います!
注意⚠️
この作品にはBL、nmmnが含まれます。苦手な人は閉じてもらってかまいません。
R18はギリないです。
na→先生(受?)ya→生徒(攻?)
他メンもちょこっと出てきます。
それでは、どうぞ!
ワンク
〜ya side〜
先生「sinが60°でここが〜」
はぁ〜数学の授業だる。いつsin、cos、tanなんて使うんだよ…くだらねぇ。
頬杖をついて眠い頭を支えてギリギリ耐える。ーキーンコーンカーンコーン。
無機質なチャイムが授業の終わりを告げて俺らは解放される。
ur「終わっだ〜づがれだぁ〜ゆあ〜ん構ってぇ〜」
ya「無理。離れろ。」ゴンッ
ur「ぶへぁ!」
親友のうりと距離をとり、次の授業の用意をする。
ur「あ笑次なおきり先生の生物ですねぇ〜うれしい?」
ya「うるせぇ!お前だって歴史のヒロ先生好きだろ?」
ur「ギクッ!べ、べべ別にぃそ、そんなことねぇし!」
ya「ツンデレの典型じゃん笑」
ur「俺はツンデレじゃねぇ!」
ya「どうだか…あ。時間だ」
ur「あら、生物の時は着席がお早いことで」
ya「うるせぇ…さっさと座れ」
ur「へーへー笑」
此方をニヤニヤしながら去っていくうりを軽く睨んで俺は時計を見つめる。授業が始まる2分前にその人は現れた。ーガララッ
na「こんにちわ〜」
綺麗な青髪と青い目。スラッとした体型の上に纏った白衣。なおきり先生だ。俺らの生物の先生であり、好きな人。先生と生徒の間で恋愛はダメというのは知っているが、その美しい声と花のような笑顔に俺はゆっくり恋に落ちていた。
ーキーンコーンカーンコーン
チャイムの音と同時に先生は告げる
na「はい!始めま〜す!」
先生の授業は、他の教科と比べ物にならないくらい楽しい。目をキラキラと子供のように輝かせて話している先生を見ると、こっちまで楽しくなる。他の教科は寝たり、話を聞いていなかったりするが、生物の授業は先生の顔を見て真面目に聞いた。偶に目が合いドキッとする。なおきり先生の授業なら、50分も苦ではなかった。
あっという間に50分が過ぎ、チャイムが鳴る。授業が終わり、先生が教室を出る。その動きから目が離せなかった。
ur「ゆ〜あんっ良かったねぇ〜今日何回か目合ってたよね〜」
ya「…なんで知ってんの」
ur「えー?だって生物受けてる時のゆあんおもれ〜んだもん、いつも寝てるやつが正面向いて話聞いてんの笑」
ya「ぅ…///」
まじ?そんな俺わかりやすいの?
今まで気づかなかった…恥ずかし。
ur「あれれぇ〜顔赤いよぉ笑」
ya「ぅ…うるさいっ!」
ur「フハハハハッ!」
〜下校時刻〜
担任「あ、ゆあんさん。これ職員室に持ってきてください。」
ya「え?なんで俺が?」
担任「目が合ったから☆じゃ、よろしく!」
あの担任ゴミかよ仕方なく俺は書類を持って職員室へ向かう。決められた所に資料を置き、荷物を背負い直した時だ、声が聞こえた
??「うるせぇな」
??「暴れんなよ!」
誰かが口論する声が聞こえて周りを見渡す。耳をすまし、実験室からだと気づく
俺はノックもせずに一気にドアを開けた
ーガラララッ!
モブ「は?誰だよお前」
中にはチャラチャラした2人の不良に押さえつけられていた人がいた
??「んぐっ!んぅ〜ぅ!」
その人は声を上げることが出来ない状況にあるらしい。声がくぐもっていた。
ya「明らかに嫌がってますよね?」
モブ2「お前に関係ないだろ?ささっ子供は帰って早く寝ろよ。」
ya「…誰が、子供だって?」
怒りに任せモブ達をぶん殴った。 ードゴッバキッ!!
ya「嫌がってるやついじめる方がガキなんじゃねぇの?」
俺はモブの胸ぐらを掴み目を見て
ya「俺はお前に子供って言われる筋合いねぇしお前みたいなやつ視界にも入れたくないの。どっか消えろ。」
モブ「ッヒィ!!」
モブ達がなだれ込むように逃げていくが、そんなこと今はどうだって良かった。捕まっていた人を見て、固まった。青い髪に良く似合う白衣。どう見てもなおきり先生だった。
ya「っ…なおきり先生?」
na「っ…うぅ」
とりあえず先生についてる縄やら何やら全てとる。
na「ゆ、ゆあんさん…ありがとう…ございます…」
ya「何があったんですか?」
na「ゆあんさんは知らなくて大丈夫ですよ。」ニコッ
静かに微笑みながら笑う先生が、今は痛々しく見える。無理に笑っているのが、俺でもわかる。
ya「…大丈夫なら、なんでそんな辛そうな顔してるんですか?」
na「……」
ya「俺は大丈夫です。何があっ…」
na「ゆあんさんには、関係ないでしょっ!」
俺は先生が初めて見せた顔に少し驚いた。
顔を伏せながら出ていこうとする先生の手を止める。
ya「待ってくださいっ!」
先生は動かない。
ya「俺っ先生に何があったとしても受け入れますっ!なので…」
na「…っふふ…ふははっ」
急に先生が笑い出して俺は動揺する。先生はため息をついてから、
na「…そんな大事じゃないから。僕、騙されたの」
ya「だ、騙された?」
na「進路相談したいって言われて…僕にそういう話が来るの初めてで…嬉しかったのになぁ…」
先生の横顔は笑っていた。悲しみを隠しきれずに。それは自嘲だった。俺は辛くなって先生を抱きしめた。
na「え?ちょ…ゆあんさんっ?!」
ya「俺…先生のそんな顔見たくたいっ!」
na「なっ…」
ya「俺が、先生を守りたい。先生。好きになってもいいですか?」
言い始めたら止まらなかった。
ya「俺が真面目に受けるのは先生の授業だけです。先生が楽しそうに授業する姿が大好きだから。」
na「ゆ、ゆあんさん!分かったから!1回離れよ?ね?」
俺は渋々離れる。先生は、顔をこれでもかと赤くしていた。
na「っ…困ったな。立場上僕はこの告白を断らなきゃいけないのに…どうしてっ…ダメと分かってるのに…」
先生の目にジワジワと涙が溜まっていく。
na「好きになってしまったんだ…」
先生の片目から一筋の涙がこぼれた。そして、先生の発した言葉は、肯定とも似つかない告白だった。
ya「え?ええっと…つまり?」
先生は泣きながら笑って
na「このことは秘密ですよ。」
俺は我慢出来ずに先生に飛びついた。
ya「やった…やったぁ!お、俺、先生の横に立てるんだ…」
na「ふふっ大袈裟だなぁ」
と言い優しく俺の頭を撫でてくれる。
ya「先生。キスしてもいいですか?」
na「っ…///ちょ…ちょっとだけなら
いいよ?」
ya 「じゃ、遠慮なく」ーチュッ
俺のファーストキスは甘くて柔らかい、溶けそうなキスでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました!今後もこんな感じで頑張っていきますので、よろしくお願いします!
バイバイ!
コメント
1件
なお兄受けガチありがたい😭🫶🏻︎💕︎︎