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初 コ メ 失 礼 し ま す ~ 🥹 最 高 す ぎ ま し た 🥲♡
泣かないで_?
「黄…?」
そう、あれはきっと君が最初で最後の弱音を吐いた日だろう、
「僕たちさ、…どうなるんですかね、この先…笑」
どんな発表があっても前向きな発言をし、リスナーを不安にさせないようにしていた君
そんな君が弱音を吐くなんて思いもしなかったよ、
でも、君も人間だもんね、
弱音くらい吐くよね、
「どう思いますか、?桃くんは、」
「俺は……」
この時はっきりと答えてたら、君があんなことにはならなかったのかな、
「黄…!!」
お昼ご飯を食べ、ごろごろしようかなと思っていた時、電話が鳴った
「桃くん。落ち着いて聞いてね、?黄くんが、亡くなった」
急な報告だった、
昨日も一緒にご飯を行った人が亡くなった
どのメンバーよりも相談に乗ってくれた人、
どのメンバーよりも幸せを喜んでくれた人、
どのメンバーよりも幸せになって欲しかった人、
どのメンバーよりも遊んでくれた人、
どのメンバーよりも尊敬してた人、
どのメンバーよりも…….
「桃くん、?病院来れる、?」
「…ぁ、すぐ行きます、」
この後、俺はどうしてんだろう、
気がつけば黄が居る病室に来ていて、
紫くんから説明を受けた、
黄は事故死らしい、
横断歩道を渡っていたところ、信号無視した車に跳ねられ、頭をぶつけたという、
「…で、その時に持っていた袋に入ってたの、これ。桃くんのだよね、?」
そこには俺が前貸した本が入ってあった、
「俺の…」
これを返すために俺の家に来る予定だったのだろうか、
「紫くん、嘘つかんでよ、」
嘘…?何が嘘なのだろう、
「黄は事故死ちゃうやろ。いくら桃がおかしくなってほしくないからって違う死因を教えるのは違うやろ?」
事故死じゃない…?
違う死因…?
「桃、よく聞きや。黄は道路の真ん中に立ち、車に跳ねられて死亡、自殺や」
は、…?
道路の真ん中に立ち…?
車に跳ねられて死亡…?
自殺…?
「…ぁ、ぇ、…」
自..殺、。
自殺…
その言葉だけが頭の中に埋め尽くさせる、
俺が…相談に乗らなかったからだ、
相談に乗ってもらったのに、俺は黄に何もしてやれてない、
だから、1人で耐えきれなくなって自殺したんだ、
俺が…
俺が…
俺が、
殺したんだ。
俺は今自分の家に居る。
が、メンバーもいる、
自殺と教えられ、パニックになった俺、
毎日、黄のことを思い出しパニックを起こす、
軽いのだけれど、
だから、メンバー1人が毎日俺と一緒に泊まることになっている。
今日は…なぜか全員、
「桃ちゃん、?このギター弾いてもいい~…?」
そのギターは..黄から貰ったもの、
一緒に弾きましょ!って、貰ったもの、
結局弾けずに終わったんだけれど、。
「…どうぞ、」
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜・:*ೄ‧͙·*
綺麗な音楽が流れる、
ギターでこんなにも綺麗な音楽が弾けるんだ、
「…凄いね、黄みたい、」
「ありがと!!」
俺も弾けるようになりたいな..
練習はしないだろう、
イコール、弾けることはないということだ、笑
「ご飯何食べたい?俺作るよ、」
ご飯か、…
この頃食べてなかったな~…
メンバーには食べたって嘘ついてたし、
「チャーハン!」
「オムライス!」
「親子丼~…!」
「何でも、」
「俺も何でも、」
チャーハン…オムライス…親子丼…
全部食べたら吐きそう.
「桃くんは、?食べたいの、ない?」
…食べたいの、
「..ない、…です……」
「えぇ~…?いつも何食べてた?」
いつも…
何も食べてない、なんて言えない、。
「色々…」
「例えば、?」
例え…
たと..え、…
「…ぁ、やっぱりいいや、笑 結局、どうする~…?」
気つかわしちゃったかな…
「チャーハンか、?オムライスか、?親子丼、?」
…、居ない方がいいじゃん、
俺いる必要、
「桃くん、?」
言われて気づいた、
「はい、..」
ぼーっとしてたらいつの間にかみんなご飯を食べ始めている、
オムライスにしたんだ..
そういえば黄と一緒にオムライス作ったことあったなぁ..
楽しかったな、もう1回作りたいなぁ..
そんな願いは叶うわけなく..笑
黄全然作れなくて、俺が結構作ったんだよな、笑
「桃くん..」
何か真剣な話なのたろうか、
「黄ちゃんからね、預かってたものがあるの、」
預かってたもの..
「僕は自殺するから、これ桃くんに渡しといてって言われたもので..」
自殺するから..
メンバーはみんな黄のこと知ってたんだろうか、
「手紙..読んでみて」
手紙かぁ
何気に初めてかもなぁ
桃くんへ_
_黄より
読み終わった頃にはあの日くらいに号泣した
黄へ_
お前の願い通り俺は俺らしく生きるよ
安心しろ
お前の分までちゃんと楽しく過ごすから
_桃より