そこに現れた彼は私に一礼をし、
[はじめまして、姫様。私は水と氷の妖精、氷水(ひょうすい)と申します。以後お見知り置きを。]
[はぁ、]
あまりにもイケメン過ぎるからなのか、もう1人妖精が出てきたからか気の抜けた返事をするとこしか出来なかった、
[何しに来たのさ、今から姫様をお連れするとこだったのに、、、邪魔しないでよ、お兄ちゃん]
[?!]
一瞬自分の耳を疑った。あまりにも2人が似ていなかったからだろう。
氷水は、黒髪イケメンのカッコイイ系で木葉は茶髪の可愛い系なので私がそう思ったのも頷けるはずだ、
[弟が迷惑をかけておりませんでしたか?木葉、お前1人では頼りないと王から姫様を迎えに行くよう頼まれてたんだ、、、姉上もそろそろ来る頃だろう]
[うぇ〜、お姉ちゃんも〜]
2人の会話についていくことができない。兄弟かいいな〜一人っ子の私には割り込むことすら出来なかった。
そういえば、
[ねぇ、私を王様に合わせてどうするの?]
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