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[木葉、お前まだ言ってなかったのか!]
[あれっ、言ってなかったっけ、、、あぁ、言おうと思ってたとこに兄ちゃんが来て言いそびれたんだった]
そんなに大事なことなのだろうか、魔物を退治しろっとかだったらどうしよう、、、
[はぁ、これだから王はお前だけでなく我々にもお迎えを頼んだのだ。姫様。姫様にはこの国の代表者と結婚して頂きます。]
氷水の口からとんでもない言葉が聞こえた。結婚?魔物を倒すとか、国を救うとかではなく?
[待って、それ私じゃないと思う]
元々図書室の書庫の整理は、委員会の人がやることになっていた。それを私の罰によって、本を取る人が変わってしまったのかもしれない、
[いいえ、間違ってなどいませんよ。姫様、いえ大野ひかり様貴方だからこの世界へ導かれたのです。]
頭が混乱していた。私だからこの世界へ来るとこが出来たという事実に自分でも納得がいかないのだ。
静まりかえって、お通夜のようになっていたところに、
[お待たせ〜、姫様の為に花を摘んでいたら遅くなってしまって、、、あれ、今来るタイミングじゃなかった?]