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この快感に私は翻弄され「もっと、もっと」って、さらに慶都さんを求める。



「あぁっ、慶……都さん……ダメっ。それ以上されたら私……」



「どうなるの? ん? 言ってごらん。これ以上されたら、何?」



「やっぱり慶都さんは意地悪です。あっ、はあぁ……っ」



赤いドレスを脱ぎ捨てた体は、その最上級のテクニックに深く溺れ、私は恥ずかしげも無く淫らに喘いた。



「好きだよ、彩葉」



「私も……」



慶都さんと一緒に最高に気持ちのいい場所まで上り詰めた後、私はほんの少しの余韻に浸りながら、ベッドにぐったりと倒れ込んだ。



「君の全てが愛おしい」



耳元で甘く囁くその声は、私の全身をさらに熱くさせた。



「慶都さん……」



「一生、俺の側から離れないと約束してくれ。今度こそ、二度と離れないって」



「離れません、私には……慶都さんしかいないから。これから先も、ずっと死ぬまで慶都さんと一緒にいたい」



慶都さんとの口づけのせいで艶っぽく濡れた口元から、私の本心がサラッとこぼれ落ちた。



「ほら、また泣く……」



「だって慶都さんが泣かせるから」



「惚れた女性を泣かせるなんて最低だな」



「そうですよ、最低です。そして……最高に素敵です」



慶都さんは、微笑みながら私のおでこにキスをした。



「彩葉を一生守るから。安心して俺についてきてくれ、雪都と一緒に」



その言葉は私の心を大きく震わせた。



「この人となら一生を共にできる」、胸の奥に宿った強い確信。



「慶都さんとなら、たとえ何が起こっても怖くない」



「彩葉と雪都に悲しい思いは絶対させない」



大好きな大好きな慶都さん。



今日は、あなたの横にいて、その美しい寝顔を見ながら眠りたい。



そして、明日の朝、目覚めた時にはちゃんとあなたにいてほしい……



これからは、いつだってあなたが隣にいてくれるんだって……そう実感したいから。



明日の結婚式、楽しみだね。



慶都さん、おやすみなさい。



次の日は晴天で、見上げると、美しい青空から優しい光のシャワーが降り注いでいた。



いよいよ結婚式が始まる。



チャペルの祭壇の前に立つ慶都さん。



私は父と腕を組んでレッドカーペットを1歩ずつ踏みしめた。



純白のウエディングドレスの私の横で、うっすら涙を浮かべる父の思い、今すごく伝わってるよ。



今まで本当に……ありがとう。



そして、慶都さんと交代して、式は、誓いのキス、指輪交換と、どんどん進んでいった。



その間も、父は雪都の隣に座ってずっと泣いてる。



あれ、弥生も泣いてる?



みんな、やっぱり……涙もろいよ。



式は滞りなく終了し、全員がチャペルの外に出ると、オーシャンビューの美しい景色が出迎えてくれた。



広大な自然のスケールに感動が止まらない。



「さあ、皆さん笑って下さい~」



プロのカメラマンが撮る笑顔の集合写真。



九条家のお父様、お母様、そして、私の父。



顔が固いよ、緊張してるの?



本当にみんな、ずっとずっと長生きして、雪都の成長を見守ってね。

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