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ハロウィンでコスプレプレイする桃赤
nmmn R18
***
10月31日。 秋の一大イベントの夜、世間はやれハロウィンだ仮装だと騒ぎ立てていた。
そして、りうらの恋人はというと……
「昨日は何をしていましたか。」
「え、っと…昨日は…」
目の前には紺色の警官服を着た男…確かに恋人である、ないくんがパイプ椅子に座っている。
というか、なんで自分も普通に答えようとしているんだ。 彼との間に机を挟んでこれまたパイプ椅子に座りながら独り言ちる。
「普通に歌録ったりしてたけど…なんで?てか、なんでそんな格好してんの?」
ないくんはクリップボードに挟まれた用紙にペンを走らせながら口を開く。
「それは何時の出来事ですか。」
「人の話聞いてんの??」
思わずそう言い放つと、「はぁ…」と大きな溜め息が聞こえた。
「…では、単刀直入に問います。」
急に鋭い口調に変わりなんだと身構えていると、いかにも警察っぽい台詞と共に裏返されたクリップボードに示された写真に、思わず吹き出してしまった。
「この事件、あなたが犯人ですよね。」
___空になったプリンの容器。そしてスプーンが台所のシンクに置かれている写真だった。
「ぶふっwww」
「笑うな。これは真剣な話だぞ。」
「すぃませ…っw」
笑うなと言われましても…こんなの、ギャグ要素しかないじゃん。
必死に堪えるも耐えきれなくて、肩を揺らして笑う。
「その反応…やっぱりお前なんだな。」
「っえ??そんなに怒ってたのっ?」
面白すぎて震えた声で問う。
「これは重大な罪だ。…自覚はあるのか?」
「分かったってw今度また買ってくるから…」
生理的に出た涙を拭いながらそう告げると、漸く冷静さを取り戻すことができた。
「あー、笑いすぎて喉乾いた…水ない?」
キッチンへ向かおうと椅子を立つと、ないくんに腕を掴まれた。
「え?な、なにっ…」
思ったより強い力で掴まれていて、振りほどくことができない。…なんだろう、凄く嫌な予感がする。
「…罪の重さ、分からせてやるよ。」
いつもより低い声で呟くその口元が不敵に歪められているのを見て、ゾクリと悪寒がした。
*
予感は的中。
自分の意思に関係なく無理やり衣装を着させられた。一見この前の総選挙で歌ったラビホのビジュに似ているが、下半身は丈が物凄く短いミニスカートだった。
…それも、下着を穿いていない状態で。
「ちょっと!変態!!りうらのパンツ返して!!」
まさかコイツ、りうらの下着を頭に被るんじゃ…と変な想像をしている間に、両手を纏め上げられてしまった。そして次の瞬間、ガチャリと鈍い金属音がする。
「なっ、なに!?」
一瞬何が起きたのか理解できなかったが、ないくんが放った一言によって全てを理解することになる。
「りうら、お前を逮捕する。」
「え……は、?」
冷たい金属の感触。腕に力を入れてみるが、先程と同じような金属音がするだけだった。
「ちょっ、と…何するつもり…っ」
ベッドの上をずりずりと後ずさるが、直ぐ壁にぶち当たり、絶望。
「悪いコな兎さんには躾が必要だよなぁ?」
ぺらりと捲られたスカートに、青ざめた顔が引き攣った。
*
「ん゙ぅあぁっ…!やらぁ、許してぇっ!」
ギシギシと音を立てるベッドは、ないくんが腰を叩きつける音…ではなく。びくびくと断続的に身体を跳ねさせている自分自身が鳴らす音だった。
「そうだなぁ…許すなら、相応の体罰が必要だろ?」
不穏な機械音が、また一段階強くなる。
「あ゙っ〜〜〜!?♡♡」
もう何回目かも分からない絶頂に達したそれからはほぼ透明な液体がトロトロと流れるだけだった。
達していたってお構い無しの機械は尚も振動を続ける。
「はぁ___ッ♡♡らめ…イって、る…っ♡」
りうらの顎を持ち上げて見下すようにぐちゃぐちゃの顔を拝んだないくんは愉しそうに笑う。
「堪らないって顔してる。これじゃあお仕置きしてるのかご褒美あげてるのか分からないね?」
そんなの良いから、早く止めてよ。
そう言いたかったのに、声が出ない。今のりうらには、ただはくはくと口を動かしながらこの快感を受け止めることしかできなかった。
「…ッ、〜〜〜…っ、は♡♡」
視界が白く弾けて、上手く呼吸できているか分からない。イっているのか、いないのかも。
そんな俺を見かねてか、ないくんは小さく息をついてこう言った。
「仕方ないなぁ…少しだけ弱くしてあげる。」
カチ、カチと音がして振動が弱まる。二段階下がっただけでもだいぶ楽になった。
漸く落ち着いて酸素を取り込むことができる。
そう思ったのも束の間、ないくんの手が妖しい動きで身体を這う。それさえも感じてしまって、熱い息を吐き出す。
「しっぽ震えてて可愛いね」
「ぁ……っ♡」
尻たぶをさわさわと撫でていた手が、割れ目に嵌った兎の尻尾をぴん、と弾いた。
…いや、兎の尻尾なんて可愛らしいものじゃない。ごつごつとした突起が前立腺と呼ばれる男の性感帯を抉りとる、もはや凶器に等しい代物だ。
「やだっ…も、これ抜いてよぉ…っ」
涙で視界がぼやける。こんな顔で懇願したところで、逆に彼の興奮を煽るだけなのにな、と途方に暮れる。
「尻尾のない兎なんて兎じゃないでしょ?」
ないくんはそう言って俺の尻尾を押し込んで、中に挿し込まれた突起が更に奥へ進んでくる。
弱い振動のはずなのに割と感じてしまって、びくりと跳ねた腰が浮きっぱなしになる。
「だめ、なの…っ!おかしくなる…ぅっ♡」
体が跳ねた拍子にうさ耳カチューシャが外れてとさりとベッドに落ちる。ないくんはそれをりうらの頭にまた付け直して、ほくそ笑んだ。
「…うん、似合ってる。」
ないくんも警官の格好をしたままだ。
…待てよ、りうらもないくんも仮装をしている。これを使えば、先程からずっと尻に嵌って自分を苦しませているコイツを外せるのでは?
そんな考えが頭を過ぎれば、ニヤリと口端が歪んだ。
「…ねぇ、おまわりさん」
この一言で、ないくんの動きがピシャリと止まる。
なんてったって、ないくんが大好きな甘ったるくて、ちょっと生意気で、小悪魔みたいに甘える声なんだから。
「ねーぇ…これ取ってくれたら、とびっきりイイコトしてあげるよ…?」
ネクタイをグイッと引っ張って、耳元で囁く。
何だって利用してやる。この短いスカートも、中途半端に脱がされて乱れた服も。
「ほら…欲しいんでしょ…?」
見えるか、見えないかのギリギリのラインまでぺらりとスカートを捲る。
ないくんの手の中からカチッと音がして、中の振動が強くなる。ビリッと痛いくらいの快感が走るけれど、「悔しいんだ」と思うと何とか耐えることができた。
「ぅ…ッ、あ…っふふ…ぅくッ♡」
「やれるもんならやってみろ」とでも言うような眼差しで彼を見つめると、ないくんが息を飲んだような気配がした。
すっかり楽しくなった俺は、ないくんの首に腕を回してキスをねだる。
「はぁ…っ、ちゅ〜…しよ…?♡」
その時だった。___突然、尻に痛みが走った。スパァンと、何かを叩きつける音と同時に。
ないくんが腰に着けていたプラスチック製の警棒でりうらの尻を叩いたのだ。
でも、なんでだろう。
「んあ゙ッ…!?♡♡」
痛いはずなのに、苦しいはずなのに…どうしようもなく、気持ちいい。
「なに、感じてんの?」
もう一発、痛々しい音が部屋に響く。そんな音とは裏腹に、身体は叩かれる度にびくっと跳ねて熱を発していた。
「ひぁッ…!!ごめ、なさっ…♡♡」
「ほら、舐めて」
いつの間にか警官服のズボンを抜いだないくんがベッドに立膝を着く。ぎしっと音が鳴る。
自分のより一回りほど大きく、硬く勃起したそれを目の当たりにし、ごくりと生唾を飲み込む。すると、彼が上から「早く」と急かす。
恐る恐る舌を突き出し、根元から先端までぺろりと舐め上げる。溢れ出た先走りを掬いとって全体に塗りつけながら、浮き出た血管をなぞるように舌を這わせる。
ちらりと上に目をやると、ないくんの鋭い視線が痛いくらいに突き刺さる。
どうやるんだっけ。こういうの。
先週見たAVの記憶を頼りに、先端をぱくりと咥えこんでみる。確かあれは、このまま根元まで咥え込んでいた。あと、歯は立てないように。
「ぁぐ……っん、んぅ…っ」
執拗に吸引しながら根元まで咥え込むと、先端が喉奥に突き刺さる。思わず苦しく喉を震わせた。
「っ…ふ、もういいよ」
手錠についた鎖を引っ張られて、壁に手を着くような体制になる。
尻尾が抜き去られると、すぐに先程より更に質量を増したそれが押し当てられた。息を飲む。
これ、絶対気持ちいいやつ。
「あっ……ないく…っん♡」
我慢できないとでも言うようにりうらの首筋に薔薇を咲かせるないくん。
…そうだよね。こんなふわふわした尻尾、要らない。だって、邪魔だもん。
二人の甘いハロウィンパーティーは、まだまだこれから。
コメント
8件
最高です😽💗💗💗
好きだ。 桃さんのドS感最高😘😘 もっとやっちゃえ👊🏻
もうなんなんですか 警察にお仕置にうさぎなんか 最高に決まってるじやないすか( ちょっと赤さん生意気気味で SM入ってんの好きぃぃぃ😭