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なんか、悲しい物語ですな
投稿ボタンを押してから、数時間が経った。
スマホを伏せたまま、私は毛布にくるまって、ただ天井を見つめていた。
どうせもっと「ハードモード」な誰かに笑われるだけ……。
恐る恐る手を伸ばし、画面を点ける。
通知欄に表示された数字を見て、心臓が跳ねた。
「♡ 58」
……え?
私の、あのドロドロした、誰にも言えなかった絶望に。
「Amia」じゃない私の言葉に。
「ああ、……一人じゃ、なかったんだなぁ」
学校の廊下ですれ違う誰かも、隣の席で笑っていた誰かも、もしかしたら夜はこの画面の向こうで、同じように「ハードモードすぎる世界」に耐えていたのかもしれない。
画面に光る一つの記号と58という数字。
それは、どんな綺麗な励ましの言葉よりも、今の私には優しかった。
「生きてていいんだよ」と、名もなき誰かが背中をさすってくれているような気がした。
私は……私は耐えて、耐えた。
私は、それでもいいと思う。
でも、終身刑だけが正解じゃ、こんなのハードモードどころか、クリアすらない。
耐えるのがしんどかったら、逃げていい。
向き合うのを、延期してもいい。
逃げることも、選択肢に入れておいてほしい。
認めてくれる人の前で、決して泣かないよう、消えてしまいたくなる夜に負けないよう。