この作品はいかがでしたか?
210
この作品はいかがでしたか?
210
コメント
4件
ハピっーエンド!お幸せに
Tom視点
久しぶりの外だからか日が眩しい。
ちょっと買い物でもして帰ろうかなと思ったその時。
嫌な予感がした。
俺は急いで家に帰った。
そして自分の部屋に向かった。
袋の中を見ているEddがいた。
「Tom…?」
「っ…。」
「この花…どうしたの…?」
もう見られたなら、最期に告白しよう。
そう思った。
涙が溢れてきた。
「大丈夫!?Tom!?」
「うっ…。」
やばい。吐き気がしてきた。
苦しい。でも吐きたくない。
「もしかして…気持ち悪い…?」
はは。本当にすごいな。Eddは。
本当に勘がいいな。
俺は気持ち悪さが限界に達したので頷いた。
「掃除は俺がしとくから、吐いていいよ。」
吐きたい。吐きたいよ。
でも、これを見られたらやばい。
「…どんなアレでも俺は引かないから。」
「ぅ”っ”…。ぉ”ぇ”…。」
俺は安心感からか吐いてしまった。
大量の花が出た。
Eddはやっぱりか。という顔で見ていた。
「俺、この際だから言う。Edd。お前のことが好き…。」
嗚呼、
何を言ってるんだ俺は。
「俺も…好きだよTom。」
俺は自然と涙が出た。
嬉し涙ってやつ。
Eddの匂いがふわりと来た。
ハグされていたみたいだ。
なんだ。両想いだったのか。
「ありがとう…Edd。」
「これからは自分で溜めないで相談してね。」
「ああ。」
白銀の百合の花が俺の口から出た。