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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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“注意事項”

・二次創作

・ろふまおメイン

・同じメンバーがもう1人ずついます

・戦闘します

・乗っ取ろうとしています

・怪我表記ありき

・死ネタありき



これらが大丈夫な方はどうぞ!!


剣持視点


「…ッ、?」


いつの間にか失っていた意識が戻り、ゆっくりと身体を起こしていく。


まだ頭が割れるように痛いが、動けない程ではなかった。


安定しない視界の中に映ったのは2人の成人男性がぐったりと倒れている姿だった。


「ッ社長!?ふわっち!?」


2人共大量の出血をしているように見える。社長は背中から、ふわっちは頭から。


何が起きたのかが分からないまま、僕の前にある瀕死の状態の2人をただ見ていた。


ふわっちはまだやられてから時間があまり経っていないようだ。血がまだ新鮮のように見える。


社長、社長はどうなんだ?脈はまだ動いているのか?


社長の傍に近づき、胸に手を当てる。


…まだ動いている。とても弱く、今にも止まってしまいそうなくらい弱く動いている。


羽織っているジャケットを脱ぎ、血が出てる所に抑えつけて、止血を試みた。


「止まってくれ…」


今も尚出血し続けている。血が出ているところを強く抑えて、ジャケットがズレないように固く縛り、そっと横にした。


血が当たっている所が当たり前だが赤く染まっていっている。


「お願いですから生きててくださいよ…」


返事を期待しながらもふわっちの様子を見た。


見る限り頭以外の怪我以外は無さそうに見えた。


「…何があったんだ一体…」


僕が、僕が気を失っていた間に何があったんだ…?


そう考えてるとふわっちのか細い声が聞こえてきた。


「…ッもち、さん…?」


「ッ!!不破くん!!!?」


「あ、もちさんや…」


安心した様子を見せて言葉を続ける。


「俺、しばらく目開けられんかも…だわ…」


「もちさん、気を付けてな。自分の分身を攻撃したらその分のダメージ、自分にも食らったから…」


目を開けられない理由ってもしかして…


「…ねぇ。もちさん。」


「なんでしょう。」


「社長は今、どんな感じ?」


僕はどう答えようか迷った。知らない方が幸せかもしれない。けれど今の不破君に嘘はつけれない。


「…まぁ、元気にまた戻ってきますよ。」


「…そっすか!」


不破くんの口角が少し上がる。僕が気絶していた間に何があったのかは分からないけど、僕が頑張らなきゃいけない事は確かだ。


「もちさん。甲斐田の場所分かったんや。勝負に勝ってオレに教えてもらった。」


「教えるからそこに行って決着つけてくれんか?」


ここでいいえと言う人は極少数派だろう。多分2人共僕を命懸けで守ってくれてたんだ。


今度は僕が頑張るんだ。


「…任せて下さいよ。にじさんじの大先輩なので後輩に負ける気はありませんから。」


「にゃははっ!なら安心やな!」


通常通りの笑い声が聞こえ、少し安心する。


「もちさん、甲斐田がいる場所は____」





________

次回→4/26(水)

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