“注意事項”
・二次創作
・ろふまおメイン
・同じメンバーがもう1人ずついます
・戦闘します
・乗っ取ろうとしています
・怪我表記ありき
・死ネタありき
これらが大丈夫な方はどうぞ!!
剣持視点
「…ッ、?」
いつの間にか失っていた意識が戻り、ゆっくりと身体を起こしていく。
まだ頭が割れるように痛いが、動けない程ではなかった。
安定しない視界の中に映ったのは2人の成人男性がぐったりと倒れている姿だった。
「ッ社長!?ふわっち!?」
2人共大量の出血をしているように見える。社長は背中から、ふわっちは頭から。
何が起きたのかが分からないまま、僕の前にある瀕死の状態の2人をただ見ていた。
ふわっちはまだやられてから時間があまり経っていないようだ。血がまだ新鮮のように見える。
社長、社長はどうなんだ?脈はまだ動いているのか?
社長の傍に近づき、胸に手を当てる。
…まだ動いている。とても弱く、今にも止まってしまいそうなくらい弱く動いている。
羽織っているジャケットを脱ぎ、血が出てる所に抑えつけて、止血を試みた。
「止まってくれ…」
今も尚出血し続けている。血が出ているところを強く抑えて、ジャケットがズレないように固く縛り、そっと横にした。
血が当たっている所が当たり前だが赤く染まっていっている。
「お願いですから生きててくださいよ…」
返事を期待しながらもふわっちの様子を見た。
見る限り頭以外の怪我以外は無さそうに見えた。
「…何があったんだ一体…」
僕が、僕が気を失っていた間に何があったんだ…?
そう考えてるとふわっちのか細い声が聞こえてきた。
「…ッもち、さん…?」
「ッ!!不破くん!!!?」
「あ、もちさんや…」
安心した様子を見せて言葉を続ける。
「俺、しばらく目開けられんかも…だわ…」
「もちさん、気を付けてな。自分の分身を攻撃したらその分のダメージ、自分にも食らったから…」
目を開けられない理由ってもしかして…
「…ねぇ。もちさん。」
「なんでしょう。」
「社長は今、どんな感じ?」
僕はどう答えようか迷った。知らない方が幸せかもしれない。けれど今の不破君に嘘はつけれない。
「…まぁ、元気にまた戻ってきますよ。」
「…そっすか!」
不破くんの口角が少し上がる。僕が気絶していた間に何があったのかは分からないけど、僕が頑張らなきゃいけない事は確かだ。
「もちさん。甲斐田の場所分かったんや。勝負に勝ってオレに教えてもらった。」
「教えるからそこに行って決着つけてくれんか?」
ここでいいえと言う人は極少数派だろう。多分2人共僕を命懸けで守ってくれてたんだ。
今度は僕が頑張るんだ。
「…任せて下さいよ。にじさんじの大先輩なので後輩に負ける気はありませんから。」
「にゃははっ!なら安心やな!」
通常通りの笑い声が聞こえ、少し安心する。
「もちさん、甲斐田がいる場所は____」
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次回→4/26(水)
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