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“注意事項”
・二次創作
・ろふまおメイン
・同じメンバーがもう1人ずついます
・戦闘します
・乗っ取ろうとしています
・怪我表記ありき
・死ネタありき
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
剣持視点
「____…じゃ、よろしく頼むわ…」
そう言って不破くんはぱったり動かなくなった。目は閉じたまんまだから逝ったのかも分からない。ただ話して疲れて寝てしまったかもしれない。
僕は後者の方を信じたい。大切な仲間だったから、大切なメンバーだったから。
社長と不破くんを後ろにし、例の部屋へ向かい、ドアノブを捻った。
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ドアの中に入り、辺りを見渡す。そこは見慣れた風景が広がっていた。
僕らが身体を動かす時に使う時の撮影部屋だった。
そして、僕の目の前には1人の男がいる。
「…いました。やっとこの悪夢から出れるんですね…」
『ッあ!!もちさん!探してたんですよ!!突然いなくなって心配してたんすから!!!』
今更”甲斐田くん”のように喋りかけてくるコイツに心底腹が立つ。
「甲斐田くん。」
『…?なんですか?というか社長と不破さんは…?』
「貴方のせいです。」
『ッえ…?』
「貴方のせいなんですよ。」
動揺している。でもこれも演技なのだろう。僕を騙す為、僕に隙を作るための。
『ちょ、なんですか…wもちさん、何があったんですか、?怖いですよ…』
「わかってない。」
『さっきからなんですか…いつものもちさんじゃないですよ…?』
「…うるさいっ…うるさい…甲斐田くんの偽物がッ!!!僕を語るな!!!」
「ッ、!?」
『今、貴方を殺し、全てを終わらせるんです。』
「え、なんですか…」
懐からナイフを取り出し甲斐田くんの方に向ける。
「もち、…さん、?」
『貴方がいなくなれば…不破くんと社長は報われるんです。』
僕がジリジリと近付いていく度、ソイツは後ろへ下がっていく。
「ね、もちさん、!落ち着きましょっ!ね?何があったのかはわからないけど…話は聞きますから…!」
『黙れ、黙れよッ!!!』
遂に耐えきれなくなった僕はそいつの横腹にナイフを突き刺した。
「…も、ちさ…ッ…」
ソイツの横腹が赤くなっていく。
『…殺りましたよ!!報いを打ちました!!!ふわっちと!社長の!!』
ピタリと動かなくなるソイツ。ラスボスとしても呆気無かったな。
僕は扉に目をやった。
『…あれ。』
僕が来たはずの扉が無い。
『ッえ、どう、して…?』
2人を連れてくるはずだったのに…
『…なんで…!なんで…?』
…あれ…あの空間で何があったんだっけ…2人って…誰だっけ?
僕はなんでこんなにキレてたんだ?僕はなんで”コイツ”を刺したんだ?
僕の目の前で徐々に血の気が引いていくこの目の前の男をじっと見つめていた。
『ねぇ。もちさん!』
僕は声がした方に顔をやった。
『もうすぐで収録始まりますよ!!準備してください!!』
『…はい。』
元気なカイダ君の声。…僕らろふまおは2人だけだったよな。
他2人誰かいた気がするけど…そんなはずもないよな。
『って、なんですかその死体…もしかして殺っちゃったんですか!?』
『…そうかもしれません…』
頭がふわふわした感覚に陥る。
今手元にいる男はカイダ君に似ている。だけどそっくりさんだったんだよな。きっと。
『も~…もちさん。ないしょ、ですよ!!』
カイダ君が死体に触る。
みるみるうちにその男が消えていく。
なんだったんだ。一体…
『…じゃ、僕ら2人で頑張っていきましょうか!もちさん!』
end_「本当に本物?」