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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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11、12話は一旦非公開にします。申し訳ない…


自傷行為あり

























お家に帰ったら、ちゅうやが自傷行為をしていた。


私はびっくりして、今日、一緒に食べようと思ってたけーきを、べちゃり。落としちゃった。


「ぁ、だざ。」


ちゅうやは気づいて腕を後ろに回すが、床についてある血で、全てが物語ってしまう。


「ちゅうや。うで、見せて?」


そう私が言うと、ちゅうやは正直に見せてくれた。


カッターで切ったから、それほど傷は深くないけど、切った回数が多いのか、血がべっとりとついていた。


「ごめんなさぃ、あっ、あたし。あぅ、なんでっ、」


ちゅうやは、こんらんしてるのか、何故自分がこんなことしたんだ、と理性が戻ってきたのか、言うことが全てあやふやだった。


「ちゅうや。」


私はそういい、ちゅうやの血をぺろり、舐めた。


「えっ、ぁ、だざっ、きたないっ」


そういいちゅうやは暴れるけど、私は気にせず舐めた。


鉄の味がするけど、それでと、なんだか癖になっちゃう味。


「ねぇ、ちゅうや。」


「な、なにっ、だざい。」




「腕切ってるところ、見せて?」




嗚呼、わたしは、パラフィリアなのかもしれない。


ちゅうやのうでを離して、代わりにカッターを渡す。


「私のことは、気にせずに切ってね。わたし、ちゅうやの血、好きだから、ただ見るだけだからね。」


「ぁ、ぉ、おう、、」


そういい、ちゅうやは自分の腕にカッターを押し付ける。



その後ゆっくり、ゆっくり刃を引く。



ぴりっ、と痛みを感じたのか、ちゅうやが顔をしかめる。



ちゅうやがカッターを引き抜く



つぷり、つぷり、ちゅうやの体内から血がでていく。


ちゅうやは浅い呼吸を繰り返して、今にも眠ってしまいそうだ。


我儘娘。そう思った私は、ちゅうやの腕をしっかり消毒し、ベットへ運んだ。


「おやすみ、ちゅうや。」


ふふ、恋人の血って、こんなに素晴らしいものなんだね。


そうおもいながら、私は掃除をした。


明日もやってって、おねがいしよ。ふふ。


















にょたゆり太中短編集

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