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警報音

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警報音

1 - 警報音

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2023年09月03日

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黄 × 赤

ご本人様とは関係ありません。

nmmn作品

過呼吸表現あり

主の妄想



『警報音』


朝から鳴り止まない雨の音。

俺は、偏頭痛に襲われながら頭痛薬を買いに行ってくれている彼氏を待っている。

だんだん大きくなる雨の音に加えて痛くなる頭痛に苦しんでいた。

赤 『もぉ!なんなの!?』

赤 『雨早くやめよ〜!!』

赤 『きらいっ!だいっきらい!』

そんなことをブツブツ呟きながら彼の帰りを待っていた。

そんな時だ。

バチが当たったようなタイミングで

大きな音で、警報音が鳴った。

赤 『やだっ。怖い』

赤 『カヒュカヒュッッ…』

息ができないっ。やだっ。頭も痛いのに

赤 『たすッヒュカヒュ』

数分おきに何回もなる警報音に応えるように過呼吸が酷くなっていった


赤 『あ゙ッカヒュカヒュヒュヒュ』

正直、タヒを覚悟していた。

黄 『赤っ!!』

赤 『きッちゃッカヒュカヒュヒュヒュ』

黄 『喋らなくていいから僕の真似してね』

黄 『すーはー』

赤 『すっーカヒュカヒュ』



俺は、何とか黄ちゃんが来てくれて助かったみたい。ありがとう。


黄 『警報音鳴る前に帰れなくてごめんなさい』

赤 『黄ちゃんは悪くないよ?』

黄 『いや。僕がもっと急いどけば、。』

赤 『あまり、自分を責めないで。』

赤 『元はと言えば、俺が確認不足なだけなんだしさ?』

黄 『いや。僕がっ』

赤 『お互い様でいいじゃん?』

黄 『そう、ですね』((微笑

赤 『ありがとう』((小声

黄 『ん?』

赤 『なんもなーい!笑』

黄 『えー?なんですか?』

赤 『秘密!』






END



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