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「カンッ!カンッ!カンッ!」
と鳴り響く踏切の音
今の時間帯ではありえないはずなのだが、と思いながらスマホで時刻表を確認するが、やはりこの時間帯に通る電車はなかった。そして僕はあることに気づいた
「あれ、零舞どこいった?」
一緒に下校していた友達が居なくなっていたのだ。普段なら僕から離れる時も少し何か言って来るのにと考えていると
「ウグッ」
いきなりとてつもない頭痛と目眩が僕を襲った。
それに僕は耐えられずだんだん薄れゆく意識の中に写ったのは線路の上だった
「アレ…なんで…だ?僕は…さっきまで…普通の道を…歩いていたよな? 」
「カンッ!カンッ!カンッ!」
僕の耳を劈くような踏切の音はまだなっている
多分まずいと思っても、体が言うことを聞かない、
「プァーン!」
「やだよ…まだ、死にたくないよ」(ブツッ)