テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
夕食を済ませて寝室へ連れて行かれる
そこには大きなベッドがあった
「2人で寝ても大丈夫?」
「俺は構わないけど‥‥凪さんが良いなら」
「私は構わないよ。じゃあ寝ますか」
それぞれベッドの中に入る
電気は消えているけど部屋の隅に小さなランプだけが点いていた
「明るさ大丈夫そう?」
「大丈夫です」
「それなら良かった。おやすみ」
「おやすみなさい」
「そんなに端にいたら落っこちるぞ」
「落ちないよ‥‥」
「ゆっくり休めよ」
「‥‥ありがとう」
部屋が静かになる
俺は背中を向けたまま目を閉じた
もう凪さんは寝たかな?
あれから30分は過ぎたかも
俺は静かに寝返りを打った
脚が痛い
薬も飲んだのに‥‥
我慢して瞼を閉じる
でも眠れない
10分
また10分‥‥
困ったな
これいつまで痛いんだろう
もう一度鎮痛剤飲んだ方が良いのかな
また寝返りを打つ
そのタイミングで凪さんもこちらに向き寝返りを打った
俺は慌てて瞼を閉じる
動き過ぎて凪さんを起こしちゃったかな‥‥
黙って目を瞑り、寝たふりをする
シーツが擦れる音‥‥
そして寝ている俺の手首を掴まれた
「‥‥‥‥」
その手がすぐに離れる
そして隣で起き上がる気配がした
何してるんだ?
静かに寝屋を出て行く音
俺はゆっくり瞼を開ける
隣には凪さんが居ない
なんだったんだ?
そう思っていると廊下をこちらに向かう足音
俺はまた急いで目を瞑った
部屋に入ると扉を閉める音
「小柳‥‥大丈夫か?」
え?
なんのことだ?
「布団捲るぞ」
「‥‥‥‥凪さん?」
俺は目を開けると足元に凪さんが居た
そして手に何か持っている
「仰向けになって」
「え‥‥?」
「ほら、早く」
言われるがまま仰向けになる
おでこに冷たいタオルが乗せられた
そして脚にも冷たい物が‥‥
氷を入れた袋だ
「凪さん?」
「夜間痛だろきっと」
「なんで‥‥俺、起こしちゃいましたか?」
「寝てないよ」
「え?」
「もしかして痛みだすかと思って寝てないよ」
「そんな‥‥ごめん俺‥‥」
「謝らないで小柳。私が勝手にしてる事だから」
やっぱり迷惑かけてる
こんな事までさせて‥‥
俺は何度か家に戻ることを凪さんに伝えたけど、凪さんは良いと言ってはくれなかった
そして4日目の夜
「明日ライブの打ち合わせあって家開けるけど欲しいものとかある?」
「え?‥‥特には‥‥」
「夕方には戻るから安静にしてるんですよ」
「‥‥もう大丈夫だよ」
「そんな事言ってると治らないでしょ?」
「‥‥分かった」
明日凪さんが家を空ける
だったら俺‥‥
.
コメント
2件
凪ちゃんスパダリ好きて好(ハオ) めっちゃ続き気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク楽しみに待っています✨