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星導side

あの日小柳君が記憶喪失って事を聞いて驚いた。小柳君は俺の事覚えてないんだ,って。小柳君もこんな気持ちだったのかな…。そんな事をずっと考えてた。ウェンはそんな俺に気づいてたっぽいけど。今はシェアハウスをするらしく皆がバタバタしている。

佐伯「リト君なにこれ!?!?いっぱいあるよ!?」

宇佐美「これ片付けたら片付けるから置いといて!!」

緋八「ライ〜!?これここでええか〜!?」

伊波「うん!そこでお願い〜!あ!!カゲツそれ触らないで!!」

叢雲「え!?もう触っちゃったんやけど!!??」

赤城「何か虹色に光ってる~!!確変じゃん流石に!!」

こんな感じで皆バタバタしてる。小柳君はというと黙々と1人で片付けている。

星導「小柳君手伝いましょうか?」

小柳「…別にいい。」

星導「そんな事言っちゃって〜。息切れしてますよ。」

ずっと体を動かしてなかったせいか小柳君の体力は衰えていた。小柳君の言葉を無視して俺は手伝いをする。

小柳「…別にいいって言ってんだろ」

星導「俺がやりたいだから気にしない気にしない。」

小柳「あっそ…。」

許してくれたようだ。気まずい空気は流れるが嫌われてる訳ではないらしい。数時間後全員の片付けが終わった。

赤城「皆お腹空いたっしょ〜!?先に終わってたからご飯作ったよ〜ん!!」

宇佐美「ナイスウェン〜!!!!」

伊波「マジお腹空いた~~」

どうやらウェンがご飯を作ってたらしい。凄くありがたい。記憶喪失後に初めてウェンのご飯を見た小柳君。凄く目をキラキラさせている。わかる。ウェンのご飯美味そうだもんな。

赤城「どーぞロウきゅん♪」

小柳「ありがと…。てかロウきゅんってなんだ?」

赤城「…!!可愛いじゃ~~ん!?」

小柳「…わからん。」

佐伯「美味!!てかこれからウェン君のご飯毎日食べれるって考えたら最高すぎるんだけど!!」

叢雲「よく考えたらそうや!!最高やん!!」

赤城「めっちゃ褒めてくれるじゃん!!僕張り切っちゃうよ!!」

緋八「久しぶりにウェンのご飯食べた気するわ〜!」

ウェンのご飯のおかげか小柳君も楽しそうだ。良かった。どうやって記憶を取り戻すか…。悩みどころだな。

小柳「うま…。」

伊波「美味いだろ〜!?ウェンご飯はガチで美味いんだよな〜」

小柳「パッと見,飯作れなさそうなのにな」

赤城「えぇ~?!そうかなぁ~。」

佐伯「それはそうかも。ウェン君ぎゃるだからな。」

宇佐美「それはぎゃるにたいしての偏見すぎんかw」

叢雲「おいタコ!!!!僕の唐揚げ取ったやろ!!!!!」

星導「残してあったからいらないかと思ってたんだけど違った??」

叢雲「なわけ!!!!楽しみやから取っといたんや!!!!!!」

星導「あ〜ごめんごめんw俺のトマトあげるからさ」

叢雲「いらんわ!!!!嫌いだからあげたいだけやろ!?」

伊波「お前ら喧嘩すんなって!!」

小柳「…ハッwお前ら昨日から喧嘩しかしてねぇじゃんw」

小柳君が笑ったのを見て皆が小柳君の方を向いた。その姿はめちゃくちゃシュールで面白い。小柳君は驚いた顔で皆を見てる。

小柳「何急に…怖いんだけど。」

星導「皆小柳君が笑ったことに驚いてるんですよ。楽しいんですね小柳君。」

小柳「はぁ…?まぁ…」

緋八「楽しいんやったら良かった…!!このまま記憶も思い出してこーや!!」





小柳side

騒がしいけど楽しい。記憶が失った感覚はない。こいつらがやたらとなんかしてくれるから不自由もない。でも時折あいつらの顔を見ると悲しそうな顔をしている。俺のせいなんだよな─。

伊波「あれリトのおともとロウのおともじゃない?」

小柳「おとも…?」

伊波が見てる方を見るとなにやら動物がいる。きりんと猫か…?

小柳「こいつがおとも…?」

皆がおともという奴に触れると頭に電流が走ったかのように痛くなる。その衝撃で俺は膝を地面についた。皆が何かを喋っている。でも聞き取ることが出来ない。頭が痛い…!!前にもこうなったことがあった気がする。だけど思い出せない。でも目の前にいるおともとの記憶が段々と蘇ってきた。星導が俺に触る。すると段々と痛みが消えていった。

小柳「…はぁっ‪”‬……」

緋八「大丈夫かロウ!?」

佐伯「とりあえず運んだ方がいいんじゃない!?」

小柳「大丈夫…頭が痛くなっただけ。」

星導「大丈夫なら良かったです。」

伊波「何か体に変化は!?」

小柳「前にも1回同じような事が起きた気がする…。でも思い出せない…。」

叢雲「同じこと…?やっぱりKOZAKA-Cが関わってんやろ!!!」

ふとおともを見る。凄く心配したような顔でこちらを見ている。

小柳「そんな顔すんな。もうお前の事は思い出したからさ。」

宇佐美「え!?おともの事思い出したんか!!」

赤城「凄!!触っただけだよねぇ!?」

緋八「触ると思い出せる…?そんな事があるんか!!」

赤城「シェアハウスしたかいがあったねぇ!」

どうやら記憶を取り戻す1歩に近づけたらしい。皆は嬉しそうだった。このまま全ての記憶は取り戻せるのだろうか。先程の星導の行動はなんだったんだろうか…。分からない事はあるがとりあえず1つ進歩できて良かった───。

ヒーローが記憶を失った話

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コメント

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細かくてすみません、🐝🤣は緋蜂ではなく、緋八という漢字です😏難しいですよね、私もよく間違っていました🫣

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