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小柳side

小柳「暇すぎる…」

そう呟き俺はベッドへ寝転ぶ。他の人達は仕事があるらしく今は俺一人だ。俺はまだ記憶が戻ってないせいかヒーロー活動は休止中らしい。当然一人は暇で特にやることもなくゴロゴロとしている。ゲームをやる気にはなれないしおともは寝ていて起こすのも申し訳ない。

小柳「前の俺は何してたんだ…?」

はぁ─,とため息をつく。仕方ないから寝てしまおうと目を瞑る。そのまま数分後眠りについた。



目を開ける。真っ暗な空間が広がっている。

小柳「またこれか……」

‪”‬また‪”‬という言葉が出た。おかしい,ここには初めて来たはずだ─。何処か他の場所と間違えているのか…?頭に痛みが走る。

小柳「ぁ‪”‬っ…」

ココ最近よく頭が痛くなる。理由はよくわからない。頭を抑え下を向いていると人の気配がした。上を向くと誰か人が立っている。

小柳「……誰だお前…。」

そう言うと奴はにこりと笑みを浮かべた。奴は黒くて,顔も見えない。なのに俺は奴が笑った,そう思った。何処かで見た事あるような気がする。しかし痛みのせいか頭が働かなく奴が誰なのかよく分からない。奴は俺の手を取ると歩き始める。

小柳「おい…何処行くんだよ…!!」

歩いているといつの間にか俺の身体は縮み見た事のある風景が広がっていた。ここは──。俺の故郷だ…。今は無い,俺の故郷。何で今ここに……。

???「小柳君!!」

誰かに呼ばれた。さっきの黒い奴は消えて普通の人が立っていた。相変わらず顔は見えない。しかし俺の足は呼ばれた方へと向かっていた。

???「俺と一緒に遊ぼう?」

小柳「…!!うん!!」

俺たちは遊んだ。沢山遊んだ。楽しかった,この時間がずっと続けばいいと思った。何時間経過しただろうか,奴とかくれんぼをしてる時だった。俺が鬼。奴を探していると人の叫び声が聞こえた。何かと思い見てみると俺の故郷が燃えていた。赤く大きな炎に包まれていた。逃げる人々。俺は何が起きているのか分からなかった。ただ見ている事しか出来なかった。奴の事を思い出した。

小柳「…あいつは何処行った……!?」

燃えた木々を潜りながら探し回る。何故か俺は裸足で足の裏はぼろぼろだった。血が滲み出て痛い,けど俺は奴を探し回った。

???「小…柳君……」

小柳「…!!」

やっと見つけた…!!けど一足遅かった。奴の体はぼろぼろで火傷も酷い。なのに精一杯か細い声で喋ろうとしている。

???「小柳…君……早く逃げ…て……ここ…は危な…いよ」

小柳「喋るな!!俺が助けてやるから……!!」

???「俺はもう無理……だから早…く逃げ…て…」

小柳「そんな事言うな…!!」

頭をフル回転させる。でも焦りすぎて何もいい案が浮かばない。汗も止まらない。どうしたらいいんだ─。

???「楽…しかった…よ小柳……君…またね…」

小柳「おい…!!待て…!!お願いだから…!!」

その言葉を最後に奴は喋らなくなった。涙が止まらない。俺は声を荒らげて泣いた。




誰かの声が聞こえる。

??「小……君……大………すか…?」

??「小……柳君………!!」

??「小柳君!!」

目が覚めた。目を開けると星導が居た。身体は寝汗でびっしょり濡れていて,顔は涙でぐちゃぐちゃだ。

星導「小柳君大丈夫ですか……?何だかうなされてるようでしたけど…。」

小柳「大丈夫だ……。」

星導「ほんとですか……?全身水だらけですよ…?w」

小柳「ちょっと…悪い夢見ただけだから…。」

星導「そうですか……」

小柳「顔洗ってくる……。」





星導side

星導「……ふむ…さて貴方うちの小柳君に何してくれたんですか」

???「遊んでただけだよ気にしないで。」

星導「小柳君を虐めないでくださいます…?晶。」

晶「虐めてなんかないよ。人聞きが悪いなぁ…。」

星導「はぁ…。早く消えてください目障りです。」

晶「酷いなぁ…。言われなくても行くよ!!またね。」

はぁ─,とため息をつく。あいつ─晶が出たのは初めてじゃない。これまで何度か出てきている。きっと小柳君の記憶喪失にもこいつが関わっているだろう。扉を開ける音が聞こえた。

小柳「星導…?誰かと喋ってたか…?」

星導「あぁ,おともと少し喋ってただけですよ。それより大丈夫ですか?」

小柳「大丈夫…。」

星導「リビングの方にみんなが居るので行きましょう?」

小柳「あぁ。」


晶「ぴょんまたね…。次は何をしようかなぁ♪」

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この作品好き過ぎる!続き楽しみにしてます!!

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