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第3話
【元貴said】
元貴「僕、シャワー行ってくる…」
若井はベットに寝転がってスマホを見ている
若井「わかった〜、待ってるね」
よろよろと浴室へ向かう。
数歩進んだところで
ガクガクッ
膝が床に崩れ落ちる。
元貴「わ……!」
腰から下が完全に言うことを聞かない。
若井が ゆっくり近づいてくる。
若井「…立てないの?」
元貴「だ、大丈夫……自分で……」
嘘。
ぜんぜん大丈夫じゃない。
立ち上がろうとするたびに 変な声が漏れそうになる。
若井がしゃがみ込む
若井「しょーがないなぁー」
若井の手が、僕の腰を支えて
そのままお姫様抱っこみたいに持ち上げる。
元貴「わ、若井っ!? やめて、重いって……!」
若井「いやいや。元貴軽いし」
若井「元貴お嬢様がお通りでーす」
元貴「ねぇっ///」
そのまま浴室まで運ばれて、
シャワーに下ろされる。
若井「ほら、立てる?」
元貴「……立てない……」
素直に答えてしまって、恥ずかしくて顔を隠す。
若井は笑いながら、
元貴の腰を自分の体で支える。
若井「じゃあ、俺が洗ってあげる」
元貴「え」
若井「ほらほら座って〜」
若井「頭、洗ってあげる。目つぶってて」
元貴「うん……」
泡が首の痕に触れるたび、
小さく「んっ」と声が漏れる。
若井「……痕、残っちゃってる。痛くない?」
元貴「ううん……痛くないよ」
若井は少し照れたみたいに笑って、
元貴の額に軽くキスを落とす。
若井「よかった」
シャワー浴び終わる。
若井はまた元貴を抱き上げて、
タオルで丁寧に体を拭いてくれる。
元貴「ねむい…」
若井「髪、乾かさないと」
若井「濡れたままだと風邪引くかもだよ?」
若井は元貴を膝の上に座らせる。
テーブルに置いてあったドライヤーを手に取る。
若井「動かないで、やってあげるから」
元貴「え、いいよ、自分で……」
若井「いいから。甘えていいって言ったでしょ」
元貴「…ありがと」
元貴は目を細めて眠そうにしてる。
若井「ねむい?」
元貴「うん……あったかいから…」
髪が乾いた。
若井は最後に指で軽く整えてくれる。
若井「はい、できた。サラサラだよ」
元貴「……ありがとう、若井」
元貴は振り返って、若井の顔をじっと見つめる。
まだ少し頰が赤くて、目が潤んでる。
若井「どうした?」
元貴「……若井 、優しいね」
若井は照れたみたいに小さく笑う。
若井「元貴が可愛いからだよ」
なにそれ、…///