テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
兄貴に彼女ができた、としかも婚約者であることを、家族のグループLINEで連絡がきた、もちろんびっくりした、最初は嘘だと思 た、いや信じたくなかった、兄貴は熱愛報道など、恋愛に関する
ニュースが一度も出たことがない、そりゃ頭にサッカーしかないあ の糸師冴だ、俺も兄貴が恋愛感
情を持つなんて思ってもいなかった、一度だけ、兄貴に聞いたことがある、
『兄貴って好きな人とかいるのか?』とその時兄貴は一瞬だけ瞳が揺らいだ、だがすぐに『こんなこと考えるぐらいならサッカーした 方がマシ』と言われた、俺は瞳が揺らいだのを見逃さなかった
だけど、想像したくなくてそのことを見ないフリをしていた、きっとあの時からだったのだろう
「あの時、サッカーの事が大切って、言ってたじゃん」
しかも相手はとても綺麗で見たものは全て虜にしてしまうと言われている女優だ、整った顔、引き
締まったウエスト、誰もが羨むス タイルだ、しかも努力家で、料理が得意、こんな男性の描く理想
像そのものだ、まさに兄貴とお似合いだ、出来損ない俺とは違 う、、兄貴も整った顔、無駄のない
引き締まった体、口下手だけどちゃんと愛してくれる、一途な人だ、きっとこれじゃあ誰も文句
は言えないだろう。どちらとも世界でトップレベルのの才能を持っている。世界がきっと祝福してくれるだろう、、
なんだろう、、なんでだろう、スマホの画面が滲んでいる、手が震えている、冷たい涙が頬に触れ
る、俺は失恋した、10数年想った いたこの気持ち、わかってたけど、それがどんどん溢れてくる、
ちゃんと受け入れないと、ね
一週間後に実家に挨拶に来るそうだ、最後に兄貴に会いたい、そうしていくことにした
俺の世界で大切なものを失った、
まるで真っ暗な世界に閉じ込められた気分だ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午後3時ごろ俺は実家に帰ってきた、兄貴たちは6時ごろに到着予定だそうだ、彼女さんも挨拶に来
てくれるそうだ、
今日は特に予定がなく早めに到着できた
「時間あるし少しホラー映画見るか、」
兄貴にプレゼントされた大きいフクロウのぬいぐるみ、だきしめると兄貴を感じられてすごくお気に入りだ。
だけど兄貴が結婚すると言うことをメディアにはっきりと発表したらこのぬいぐるみを処分しようと思っている
物には罪はないのだがきっと俺がずっと引きずってしまう、だけど発表するまで少しだけこのぬるい温かさを感じさせて欲しい
ゾンビ 『ゔぉーニク、、クイタイ、、、』
りゅう『逃げるぞ、、はな!!』
このホラー映画は19xx年にできた古いホラー映画だこの映画は主人公であるりゅうと恋人であるはながこの閉じ込められた島から脱 出して最後結婚すると言う話だ、最初はただの親友だったが冒険
をしていくたびにお互いに惹かれあうそんな映画だ、
画質が悪いだけどそこもまた凛のお気に入りなところだった
はな『ここに乗れば帰れるわ!』
りゅう『そうだな、、』
はな『なんだかんだ言ってやっぱあなたといると楽しいわ、、よければ、、わた』
りゅう『俺から言わせて、俺と結婚してほしい、、』
はな『もちろんだわ!』
脚本
xx xxx
監督
xx xxx
松崎はな
xx xxx
咲浜りゅう
xx xxx
エンドロールを見ながら映画の余韻に浸っていると、もう5時になっていた、とりあえず兄貴たちが
帰ってくる前に風呂を済ませて おきたい、そう思いながら、部屋をあとにした