私 「ただいま 。」
母 「おかえりなさい 。〇〇 。ご飯出来てるからね 。」
私 「わぁ ,今日も美味しそう 。頂きます 。」
… 味はしない 。香りもしない 。食べてる感覚も…よく分からない 。
父 「学校はどうだった ?」
私 「うん ,友達も沢山できたよ 。それと … 生徒会に誘われたんだ 。親が許可してくれないかもだからって断ったんだけど … 。」
母 「〇〇が入りたいと思ったら入ればいいし ,入りたくないなら入らなくても 。私は〇〇の意見を尊重するわ 。」
父 「嗚呼 ,そうだな 。俺も母さんと同じだ 。」
私 「ふふ ,有難うお母さん ,お父さん 。入るかは … もう少し考えてみようかな 。」
母 「ええ ,でも ,勉強に負担があったらすぐ辞めるのよ?」
私 「 うん ! 」
私 「ご馳走様 。それじゃあ私 ,部屋に戻るね ?」
母 「ええ 。」
…ガチャン …
…入りたいか入りたくないかなんて 。
そんなの ,分かるわけないのに … 。
… 予習しなくちゃな …
〜 21 時 〜
…あれ ? ,貴方へのおすすめって …
これ ,今日会った人と名前一緒だな …
動画 … 見てみるか 。
?? 「〜wwwwwwwwwwww」
?? 「あああああああ!!!」
?? 「うるせぇ!!」
?? 「らだおくん静かに!」
… やっぱり 。顔や仕草は分からないけど ,話し方や雰囲気 ,それから … 何かを抱え込んでる感じ 。凄く似てる …
寶周りの皆もあんなに騒ぐんだね 。
…私には ,よく分からないけど 。
〜 26 時 〜
…寝れないな 。なんで ? … 分からない 。
… パソコンで何かしようって言っても …
何も感じないから ,意味無いけど 。
… なにこれ ? ,
『パソコンには
能力が欲しいですか ? 欲しくないですか?
と書かれている 。』
…何 ? 広告 …
消せないし 。 能力 …か 。
貰って ,本当の心が手に入るのなら 。
『はい 。』
『そうですか 。では ,この世界を用意します 。”貴方の心”の様な場所です 。スマホを見てください 。』
…やっぱ広告か 。どうでもいい 。
卦度 … 乗っ取られたら ,お母さん怒るかな 。
… あれ ?知らない曲 …
「UNTITLED? … 何これ …無題って …」
「えっ … ?」
─知らない場所─
… 何ここ …
?? 「いらっしゃい 。」
…!
私 「こんにちは 。初めまして 。あなたは … ?」
?? 「偽らなくていい 。私の名前はゆめ 。宜敷ね 。」
…彼女。いや ,人かも分からないけど 。妖精さんの様な姿 。ペンギンの形をしていて空を飛んでいる 。…白くて ,まるで何の感情もない …私のような 。
私 「私の名前は … 知ってると思うけど 、七瀬〇〇 。宜敷 … 」
ゆめ 「宜敷ね 。此処は貴方の心から生まれた場所 。寶何も無いし何も感じない 、」
私 「私の … ?」
ゆめ 「そう ! ,そして貴方は能力を持った ,貴方の能力は… わぁ ,凄い ! “全部”!」
私 「全部 … 。そう ,使う機会なんて無いと思うけど 。」
ゆめ 「も〜 ! ,でも ,貴方が望む本当の心は手に入らない 。でもねでもね ! ,能力を使える人はこの世で限られてるんだけど ,もしかしたらその人たちのおかげで取り戻せるかもしれないよ !」
私 「そんな簡単に言わないで ! 。…私は …色んな方法を試して ,何度も望んで … ,でも ,手に入らない 。簡単に言わないでよ !」
ゆめ 「 … ごめんね 。もしかしたら寶 ,あくまで可能性として受け捉えて欲しいの 。」
私 「… うん 。」
ゆめ 「辛くなったらいつでもおいでね !」
私 「うん 。… そろそろ27時か … ごめん ,私寝ないと 。」
ゆめ 「あ 、 ,明日も学校だもんね !」
私 「うん 。 … どうやったら出れるの ?」
ゆめ「曲の再生を辞めれば戻れるよ !毎日じゃなくていいから …来たい時に来てね」
私「分かった 。」
─自分の部屋─
… 不思議な体験 。夢 ?,ゆめ
…いいや ,忘れよう 。
─朝─
私 「御早う ,お母さん 。」
母 「おはよう ,〇〇 ,朝ごはんできてるわよ 。」
私 「うん ,有難う 。」
今日は ,部活体験と … 予備校は ,おやすみだっけ 。
私 「今日ね ,部活体験あるから少し遅くなるかもしれないんだ … 。寶 ,夜ご飯は少し遅めに 。」
母 「ええ ,分かったわ 。」
…
私 「それじゃあ ,行ってきます 。」
母 「行ってらっしゃい」
… はぁ… ,何も思えない … 、感じない … 、わかんない … ,
zm ( あ ! ,あの優等生の … って ,目に色がない … ?、 )
…心が見つからないなら ,最後 ,誰にもみられない場所で 消えるしか …
zm 「おい !」
私 「えっ … ? あ ,おはよう 。えっと … ゾム彡 … よね 。っ … タメ口で話しちゃってすいません 。 御早う御座います 。」
zm 「あ ,それは別にいいんやけど … ,お前 ,さっき目が死んでたで … ?」
… 見られた ? 嘘だ …
生徒会の人にどんどんバレていく …
どうして ? ,… わかるわけが無い 。
私 「御免なさい 。少し考え事してたら ,何時の間にかぼーっとしちゃったのかも 。」
zm 「そか 。… それにしても ,お前ホントに叫ばないんやな 。」
私 「 … 叫んだ方が良かったですか ?」
zm 「否 , 叫ばない方が俺としても有難いから ,寧ろ其の儘で居てや !」
私 「ええ ,分かりました 。」
─ 学校 ─
先生 「早速だが転校生を紹介する 。」
まゆ 「初めましてぇ♡ ,まゆっていいまぁす♡ふふ ,宜敷ねぇ 〜 ? ♡」
先生 「お ,おう 。それじゃあ … 席は彼処な 。んじゃ ,案内は …」
まゆ 「私ぃ ,彼処のあの人に案内してもらいたいなぁ ? ♡」
syp 「?!」
先生 「じゃあ ,syp ,案内してやれよ 。」
ぶりっ子 … か 。別になんとも思わない 。
其れに … 態々あの喋り方する必要無いのに 。
ってあれ ? ,能力が見える 。
…そっか ,全部って言ってたから ,相手のスキルも見れるんだ 。
…どうでもいいけど 。
…私が心を無くなった理由 ,其れだけは思い出せない …
─昼休み─
はぁ … 疲れた 。
rbr 「おーい!〇〇!」
私 「あ ,rbr彡どうしたんですか ?」
rbr 「教科書貸してほしいねん !頼む!」
私 「もう ,ちゃんと前日の夜から準備しないとダメですよ ? ,どうぞ 、」
rbr 「助かった 〜 有難うな!」
私 「ええ 。」
まゆ 「〇〇ちゃ 〜 ん ,ちょっと来てぇ ?」
私 「え ,どうしたの ?」
まゆ 「屋上までの行き方分からなくて …案内してもらえるかな ?」
私 「勿論良いよ 。」
─屋上─
私 「此処だよ 。確か鍵は ,生徒会と先生しか持ってなくて ,中までは入れないんだけど …」
まゆ 「おい ,おめえなんでrbr様と話してんだよ ,」
わ , … やっぱこうゆうパターン 。
まゆ 「ごめんな ?私お前と違って能力ってもの持ってるんよ 。これでお前もっ !」
能力 ‘ 火
沢山の火が彼女の周りに出て ,私の方に向かおうとしてくる 。
… それで死ねたらいいのに 。
なんて思っていたら ,
?? (能力 ’ 水 !)
…誰 ?
まゆ 「誰よ! ,邪魔して許されると思ってん… って ,rd様 ?! ,えへへぇ ♡ ,実は ,能力どれぐらい強い?って話しててぇ」
rd「あーそうゆう嘘要らねえから早く去ってくれない?」
まゆ 「酷いっ … , 」(ちっ ,後で覚えてろよ)
…この時 ,彼女は優等生を演じていなかった為 ,目に色がなく …
rd 「おい ,優等生の笑顔は何処行った … ?ふふ ,なーんてね」
彼はそう言い乍抱きついてきた 。
私 「もう ,そんなことないってば。って ,きゃっ … ! ,もう …やめてよね ?恥ずかしいから …」
ky 「あ ! ,ずるーい ,俺も俺も 〜」
…何これ ,私 ,モテたい訳じゃ …
…
彼等なら ,バラしてもいいかな 。
…否 ,ダメだ 。誰にもバレちゃいけない 。
何故なら私は
私 「もう ,ky彡までやめてよね ?って ,そろそろ予鈴鳴るから戻るよ ?」
ky rd 「はーい …」
─放課後─
ピンポンパンポーン
… また ? ,執拗いなぁ …
扉の前まで来たけど …
足が動かない。どうして ?
… あっ
〜〇〇の過去の記憶〜
虐めっ子 1 「ははっ ,優等生 ?巫山戯るんじゃねぇ!」
虐めっ子2 「いい子ぶって ,まぁいいよね〜勉強もできて運動もできて金持ちで ,顔も整ってておまけに性格もよくて 。そうゆうやつ ,ムカつくんだよね!」
私 「辞めてっ … 殴らないで…っ …」
虐めっ子1 「いいよな〜 ! ,幸せ者は 。私たちみたいな貧乏人 ,心の中でバカにしてるんでしょっ!!」
私 「そんなことなっ…痛いっ …辞めてっ…」
虐めっ子2 「どうせ生徒会にも媚び売って入ったんでしょ? ,裏の顔見せなさいよ、!」
私 「裏なんて … なっ …」
虐めっ子1 「あるくせに!!!!!」
…その後気絶して ,お母さんが迎えに来たんだっけ 。
…あの日は ,確か生徒会室でやられたんだっけ 。
それで … 。あれ ? ,私なんで泣いてるんだろう … 。
… 少しの我慢だから ,頑張れ私 。
大きな扉を開けた 。
私 「失礼します 。なんの用…ですか、」
gr 「急だが ,昨日話した通り ,生徒会に入るのをもう一度考えて貰えないか? ,急がなくていいんだ 。頼む …!」
rd 「そうだよ ! ,やるとしてもほら ,書類とかだけ!」
Na 「それが大変なんだよrd彡 。」
私 「何度も言いますが ,入るつもりは有りません 。誘って頂いてるのに ,本当に申し訳ありませんが …」
si 「お試しだけでも!」
私 「… 御免なさい 。」
si 「えー!!」
私 「逆に ,どうして私なんですか ? ,このメンバーです 。普通に声をかければ誰でも入ると思いますけど…」
gr 「まずお前は叫ばない 。其れに ,優等生ということはそれなりの仕事はできるだろうからな 。後 ,スピーチや責任感がある様に見える 。…それと」
gr 「可愛いからな!」
tn 「おい!grさん ,そう言うこと言うな!…まぁ事実なんやけど…」
sya 「ほんとやねん ! ,そう言うこと言うな!」
sya-kn 「ずるいですよ!!」
分からない 。…本当に分からない 。
この人達は何をしたいの ?
私 「… 探せば ,叫ばない女子もいると思います 。責任感とかは ,その叫ばない女子を見つけて ,その子を特訓というか … そうゆうのをさせたらいいんじゃないんですか ?」
… 意地でも私は入りたくない 。
あれ ,何時の間にか”入りたくない”になってる … 。
あ ,あの事があったから私は感情を失ったんだ 。
…少し ,戻ってきたのかな 。
… あの場所に行けば ___ !って ,あ
まゆ 「あのぉ 〜 ♡ ,そんな強引に入れたら可哀想ですよぉ? ,私は叫ばないしぃ ,私で良ければやりますよぉ? 生徒会♡」
私 「…あれ ,よく見ればこの子 …」
〜〇〇の過去〜
虐めっ子 1 「あは ! ,いつか会えるわよ ,また …貴方が転校してもねぇ!?」
…っ …あれ ,震えが止まらない …足も …動かない …
md 「〇〇…? ,顔色悪いし ,目も色が …」
私 「触らないでよ 。」
皆 「?!?、」
まゆ 「きゃ 〜 ! 〇〇ちゃんこわぁい♡ ,私 ,今睨まれちゃった ?」
私 「はぁっ ,はぁっ ,」
まゆ 「へぇ 〜♡ ,やっと思い出してくれたんだぁ ?虐めっ子♡ ,昔沢山私の事虐めてたよねぇ ?♡ ,」
私 「違っ … ! ,あれは貴方がって ,あっ …」
足が動かない 。足の裏と地面に両面テープをはられたような ,そんな感覚 。また一人ぼっち ,誰か … 助けて …っ …
ううん ,誰も頼っちゃダメ ,私は優等生 でしょ ?
まゆ 「gr彡〜♡ ,わたしぃ ,中学の時 ,〇〇に虐められててぇ♡ 」
皆 「…」
まゆ 「生徒会に入るべきはぁ ,あんなやつより ,私の方だと思いまぁす♡」
rd「そう云えば,あの寝てる時 …」
_図書室(記憶の中)_
rd (可愛いなぁ …)
私 「虐め … ないで … , ま … ゆ
…」
rd 「?!?!?」
… このことをいえば … !
私 「だからちがu」
rd 「〇〇は虐めてなんかない 。」
まゆ 「?!?!どうして?!証拠がないじゃない!実際あの子はバレてもう動揺しまくりよ!!」
gr 「そこまではっきり言うって事は …証拠が ?」
rd 「証拠になるかは分からないけど … ,図書室でこの間〇〇が寝てて ,寝言で”虐めないで ,まゆ”って言ってたんだ」
gr 「それ ,ほんまか?!」
kn 「って事は…」
syp 「嘘をついてるのは…」
全員 「まゆ !」
gr 「まゆ ,お前を退学処分にする 。」
まゆ 「は?有り得ないんだけど 笑」
まゆ 「まあいいや ,別の場所で新しいやついじめよ〜」
まゆ 「じゃーな ,嘘偽り優等生チャン」
…去っていった 。 …次の的は ,私か 。
私 「何 ?」
皆 (…っ?!)
rd 「や〜っぱ嘘だったんだ ?」
私 「… そうだけど 。rd彡も馬鹿だよね 。こんな無感情の女好きになって。オマケにキスまでして 。」
rd 以外のみんな(?!?!)
zm 「キ ,キス ?!」
kn 「抜け駆けやぞ!!!」
md 「らだおくんしね!!」
rd 「は、!?! ,ちょ ,〇〇助けて!!」
私 「やだ … 面倒臭い 。」
gr 「…本当の君に聞く ,生徒会に入らない理由は?」
私 「虐められてたのもあるけど ,… 面倒臭い 。唯でさえ ,普段の生活で精一杯なのに ,底に付け加えで生徒会の仕事とか ,面倒臭い 。」
…あれ ?面倒臭い…? ,
私 ,本当の感情 …取り戻した ?
gr 「なら ,1週間お試しで!」
tn 「おまっ … ,いくらなんでも執拗いぞ」
gr「どうしても入って欲しいんだゾ。」
私 「じゃあ ,2日だけなら …」
皆 「短ぇ…」
rd 「まぁいいや ! ,2日間〇〇は俺のもの〜!」
私 「誰もrd彡のものになったって言ってない 。それじゃあ私 ,部活体験行ってくるので 、」
gr 「部活体験か !,そう云えば何部に…?」
私 「弓道部に 理由は … あぁ ,私感情が無くて ,何も感じないんですけど ,そんな時に ,友達に誘われたので」
rbr 「部活はそんな感じに決めるものやないで…」
友達 「〇〇〜!お迎えだよ!!」
私 「あ , ちゃん ,ふふ ,お迎え有難う ,態々御免ね ? ,それじゃあ行こっか 。」
生徒会 「別人すぎるやろ…」
END
Next “1000
書くの疲れるから休憩 ‘ 一生行かないかも?!
コメント
5件
お願いだから書いて欲しいねん... (இロஇ)
ハート1000にしたねん!