藤恵比です
地雷の人は見ないでね
藤平「なぁ優太、」
倉橋「どうしたの?」
藤平「俺、好きな人出来たかも」
倉橋「えっそうなの!」「誰?クラスの人?」
藤平「いや、違う」
「実は、
ーーーーー数日前
新しいシューズを買おうと街に出かけた藤平、
藤平「これで沢山練習するぞ!」
シューズを買い終え帰ろうとした。その帰り道に本屋があった。その本屋にはバスケの特集の雑誌があり、たまたま藤平の目に入った。
藤平「おぉー!」
そして藤平は本屋に立ち寄った。雑誌を手に取りレジへと向かった。その時
藤平「、、あの人、綺麗だな、、、」
藤平はその人に目を向けた
その人は、長い黒髪で顔が整っており、背丈は少し高くスラットしていた。
その人は、漫画コーナーで立ち読みをしてその漫画が面白かったのか「クスッ」と笑った。その笑顔に藤平はもっとその人に惹かれた。
一瞬にして藤平の顔が赤くなった
ーーーーー
藤平「て言う事があってな」
倉橋「へー美人さんなんだ〜」
藤平「でもどっかで見た事があるような気がするんだよな〜」
泥田「おい!それはどこの本屋だ!」
少し離れた所で聞いていた泥田達
倉橋「泥田くん!」
狢「その人となんか話したのか?」
藤平「いや、話しかけようとしたけど緊張しちゃって、、」
豆「皆んな何の話してるの?」
佐野と一緒に会話に入ってきた豆
藤平「かくかくしかじか」
豆「なるほど」「僕なら気になる人がいたらともだちなろ!って話しかけるのにな〜」
5人(すげえ)
晴明「狸塚くんは凄いなー」
6人「うわっ」
佐野「びっくりさせんな!」
晴明「ごめんなさい」
「それより、藤平くん!」「好きな人ができたんだって」
藤平「まっ、まあ//」
晴明「でもその人がどこの誰かわからないだよね」
藤平「おう」
晴明「じゃあ、放課後その人探そう!」
藤平「えっ」「別にいいよ」「てか何でそんな乗り気なんだよ」
晴明「前から生徒の色恋を支えるのやってみたかったんだよね!」「それに僕はいい先生だから!」
6人「自分で良い先生って言った、、」
晴明「良いじゃん!」
こうして藤平の一目惚れの人を探す事となった
ーーーーー放課後
晴明「よし!始めるぞー」
6人「おー!」
晴明「じゃあ、藤平くんその人の特徴できる限り全部言ってくれるかな?」
藤平「おう、えっと黒髪で長くて若干癖毛だった、女性にしては背が高くてでもスラットしてて、服装は黒のパーカー、下は白のズボンでちょっとラフな格好だった」
晴明「なるほど」「他にもある?」
藤平「えっと、赤と青の瞳だった!」
倉橋、佐野(赤と青の瞳、、)
晴明「見かけた場所は?」
藤平「◯◯書店」
晴明「じゃあまずそこに行ってみよう」
ーーーーー◯◯書店
、、、
泥田「いたか?」
藤平「いや、いない」
晴明「そっかー」
藤平「でも俺コレからここに通うようにする!」
6人「えっ」
藤平「なんか皆んなからこうして貰ったらやる気出てきた!」
倉橋「そっかー」
晴明「でも、僕らも特徴に合う人がいたら報告するね」
狢「またひよるんじゃねぇぞ」
倉橋「頑張ってね」
次々に応援の一言を貰い店を出ようとした。その時
晴明「あれ?恵比寿先生じゃないですか!」
恵比寿「ゲッ」「何でいんの」
晴明「藤平の一目惚れの人を探してるんです」
「そうだ!恵比寿先生も手伝ってくださいよ」「恵比寿先生がいたらすぐに見つかるかもしれないし」
恵比寿「嫌だ」と言いながら店から離れた
晴明「もー恵比寿先生ったら」
晴明(そういえば、恵比寿先生、赤と青の瞳だったけ、それに黒髪にロングで癖毛、、、)
5人「ハッ」
倉橋、佐野(もしかしたらと思ったら、、マジか)
藤平「おっ男の人、、だった?」
狢「たまたまだろ、、」
藤平「でも後ろ姿もそっくり、、」
泥田「まぁ、ドンマイ!」
藤平「、、いや!諦めない!」
6人「えっ!」
藤平「だってあの時の笑顔がずっと頭から離れなっくてさ!」「それで、別に付き合うまでとは行かずともあの時の笑顔を俺の為にして欲しい!」
晴明「そっか!僕らに出来る事があったら遠慮なく言ってね」
藤平「皆んなありがとう!」
狸塚「にしても恵比寿先生の笑顔かー、いつも笑顔だけど胡散臭いからイメージつかないや〜」
「ねっ、佐野君!」
佐野「えっ、ぁうん」
ーーーーー翌日
藤平「恵比寿先生ーおはようございます!」
恵比寿「、、、」
倉橋「おはようございます恵比寿先生」
恵比寿「おはよー」
恵比寿が去る
倉橋(はぁ、夷三郎さん、、まぁ藤平もすぐに夷三郎さんへの気持ちも冷めるでしょう)
藤平「よし!まずは仲良くなるところからだ!」
倉橋「、、、がんばれ」
藤平「おう!」
それからというもの藤平は恵比寿に何度も話しかければ無視をされる日々だった
ーーーーーお昼休みの職員室
秦中「最近、藤平、恵比寿先生に付きまとってますね」
恵比寿「本当迷惑だよねー」
晴明「恵比寿!」
恵比寿「僕、水買ってくるね」
恵比寿が職員室から出て行った
神酒「そいで、なんで藤平は恵比寿につきまとってるん?」
晴明「かくかくしかじかで」
神酒「なんほどな」
秦中「まぁ薄々感じてはいたけど、、」
神酒「て言うか、いくら男同士でも先生と生徒はあかんとちゃう?」
晴明「まぁでも藤平君は付き合うまでとは行かなくていいって言ってたから大丈夫!」
神酒「それにしても、恵比寿にね〜」
恵比寿「僕がどうしたの」
そこには水の入ったペットボトルを持つ恵比寿がいた
晴明「わー!びっくりしたー」
恵比寿「それで僕がどうしたの?」
神酒「何でもないですー」
恵比寿「あっそ💢」
ーーーーー数時間後
恵比寿「何で僕までこんな事しなくちゃいけないのかなぁ💢」
晴明「すみませすみません」
弐年参組+晴明+恵比寿は畑仕事をしていた。ことの発端は
晴明「はーい、今日はここの畑で育った物を収穫して貰うよ」
秋雨「はい」
晴明「どうしたのかな秋雨くん」
秋雨「何で俺たちがやるよだ?」
晴明「いい質問だね」「実はねギダ君がね」
秋雨「もうわかったぞ」
晴明「さすが秋雨君」
数十分前ギダが薬で校舎の一部を破壊してしまい、そのペナルティーとして学園長の知り合いの農家の人の畑を連帯責任として今にいたる
ギダ以外「理不尽だ」
畑作業では枝豆とトマト、ナスの収穫があり三班に別れて作業を行う
藤平は恵比寿と同じ班だった
藤平「恵比寿先生ーこのトマトデカくないですか!」
恵比寿「そーだねー(棒読み)」
藤平(パァ!
恵比寿はたまに棒読みだが返事をしてくれるようになった。その度藤平の表情が明るくなる
倉橋(それでいいのか、、夷三郎さんももう少し返事してあげて下さいよ、、)
その時
恵比寿「うわ!」
恵比寿が自分の服に飛んできた、少し大きい虫に驚いた、その拍子に藤平の方に倒れた
チュッ 一瞬、口と口が触れ合った
藤平「えっ恵比寿先生!」
恵比寿「えっあ、ごめん」
そう言いながら立ちあがろうとする。
藤平「ぜっ、//全然大丈夫ですよ!」
藤平は顔が赤かった
ーーーーー収穫終わり
収穫が終わり、最後に農家さんに水やりを手伝って欲しいと言われやることになった。
泥田「マジかよむっちゃ範囲多いじゃん」
桃山『どれもコレもアイツのせいだ』
藤平(俺はやっててよかった)
晴明「じゃあ、ホースと水道を繋げて、、」
その時「ブシャー」水が勢いよくでた
晴明「あわあわあわ、恵比寿先生すみません!」
勢いよく出た水は恵比寿にあってびしょ濡れになっていた
恵比寿「、、死ね!」
晴明「すみませんすみませんすみませんすみませんすみません」
スライディング土下座をした。恵比寿はその頭を踏みつけた
恵比寿「ハクシュンッ」
藤平「恵比寿先生!大丈夫ですか?」と言いながら藤平が着ていたジャージを脱ぎ恵比寿に羽織らせた
恵比寿「、、、ぁ、ありがと」
恵比寿はさっきの事もあって少し顔を赤らめて目線を下に向けた
続く?
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