テラーノベル
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──好きで、好きで、どうしようもないくらいに愛おしい。その細い体に、指を這わせるたび。息が詰まるほど可愛い声を漏らして、縋るように抱きついてくるのが、たまらなく愛しい
「……ウマヅラ、また可愛く震えてる。なぁ俺のことどれくらい好き?」
「っ……KUN、さん……っ」
名前を呼ばれた瞬間、ピクリと跳ねる腰。答えられない代わりに、ウマヅラはシーツをぎゅっと握りしめたまま、切なげに喘ぐばかり
その反応すらも、たまらない
「んー、もう、ほんと……お前のそういうとこ、ずるいなぁ。見てるとぎゅってして、意地悪したいくらい可愛いって思っちゃうんだけど」
KUNの指先が、ウマヅラハギの太ももの内側をなぞる。ゆっくり、いやらしく
熱がこもったその指が、ひときわ敏感なところに触れると、ウマヅラハギはびくんと跳ねた
「あっ……や、ああっ……!」
「嫌じゃないよな?だって、こんなに……ほら」
片手で下腹部をそっと撫でながら、愛しげに囁く。指先が繋がって濡れた場所をなぞれば、ウマヅラハギの喉が小さく鳴った
「んんっ、だ、だめ……そっち……っ、そこ、さわっちゃ……」
「我慢しないで、な?全部、俺に見せて。ウマヅラの“可愛いとこ”、ちゃんと受け止めてあげるから」
熱を帯びたキスが、頬から耳へ、そして首筋へと降りていく。甘噛み混じりのキスにきゅっと目を閉じ、細い腕でKUNの背中にすがりついた
「KUN、さん……っ、すき……だいすき、です……」
「うん。俺も大好き。だから、全部ちょうだい?ウマヅラの、声も、体も、心も……」
ゆっくりと、でも確かに、愛が刻まれていく。
可愛すぎて壊したい。でも壊せないほど、誰よりも大切な存在
そんな矛盾を抱えながら、今日も、甘く、深く、重い愛を注ぐ──
軋むベッドの上、汗ばむ肌が重なる
ウマヅラハギの足をぐっと抱え上げるように持ち上げ、腰を深く沈めた瞬間──
「あぁっ、んんっ……!」
潤んだ瞳がKUNを見上げ、舌足らずな喘ぎが喉奥から漏れる
その一瞬を逃さず、KUNは唇を重ねた。熱く、塞ぐように。
「はぁ……っ、めっちゃ締まるね、ウマヅ……っ。どんだけ俺の、欲しがるの」
「ち、ちがっ……そ、そんなつもりじゃ……っ」
「嘘つけ。この奥、さっきからぎゅうぎゅう締めてるくせに……」
ずぶり、と深く腰を押し込まれるたび、ウマヅラハギの背中が反る
ピンと張った胸の先を、KUNの手が優しく揉みしだき、親指で転がす
「っ……ふ、ぁ……KUN、さん……っ、そこ、だめ……っ」
「ダメって言われても、こんな可愛い顔見せられたら、やめられるわけないだろ……?」
濡れた音と、肌のぶつかる音が部屋に満ちる
KUNの荒い息と、ウマヅラハギの甘い声が混じって、空気はさらに熱を帯びていく
「ちょっと、起き上がって?顔、見ながらしよう」
そう言って、ウマヅラハギの腰を支えながら体勢を変える
抱き起こされるようにして、ウマヅラハギはKUNの膝の上に乗る形になった
「っ、これ、っ……は、はずかし……っ」
「だろうな。でも……こっちのが、深くていいだろ?」
繋がったまま、腰をゆっくり押し上げる
目の前で震えるウマヅラハギの表情、濡れた瞳、熱っぽい吐息──全部が視界に入る。
愛しさが込み上げて、KUNは額をぴとりとウマヅラハギの額に寄せた。
「ウマヅ、めっちゃいい顔してるよ。もっと見せて……俺のこと、好きな顔……」
「……っ、す、好きです……大好き、です、KUN、さん……っ」
「ん、俺も。めっちゃくちゃ好きだよ……誰にも渡さない」
愛撫するように腰を打ちつけ、ウマヅラハギの喉元にキスを落とす
対面座位の密着が、ふたりの鼓動をひとつに溶かしていく
「……俺のものだよ。ずっと、俺ので、気持ちよくなってろ」
身体の奥を擦るたび、ウマヅラハギは息も絶え絶えに声を漏らし、
その全てをKUNは腕の中に閉じ込め、甘く、熱く、味わい尽くしていった──
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