死にたがりの私と出会った女の子のお話

あーしにたい

なんで生きてんだろ

つら

こんなこと毎日思ってた。

授業の合間も授業中も、サボるなとか言われそうだけど死ぬことで頭がいっぱいになるの。もはや辛いのかすらわかんなくなってきた、なんで、生きてんだろ、私。

「あ、蒼（そう）から連絡きた」

蒼は私の幼馴染だ。家が隣で学校も一緒に毎日登校している。1番仲がいいかも？

「！？もう時間だ、早く急がないと蒼との待ち合わせ時間間に合わなくなっちゃう！！いそげ！！！」

向かってる途中、1人の女の子がこっちをみていた。黒髪で肩ほどの長さ、長いまつ毛、容姿の整った姿、女の子はこっちをみて笑ってた。

「…ここら辺の人ではない、君、だれ？」

死にたがりの私と出会った女の子のお話