単独任務10日目(朝)
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部屋のカーテンから朝日の光が差し込み、鳥がチュンチュンと鳴いている。
結局あの後徹夜で調査を続けたレイナは、重い瞼を擦りながら調べて分かった事を整理していた。
どうやら、想像していたよりも今の偽物になる前から今の市長には不明な点が多いようだ。ルガーラというのは苗字で、本名は不明で使用人ですら知らない。能力も不明。市長になる前は研究職についていたようだが、なんの研究をしていたかも不明、それ以前の事も何一つ明かされていない。だが、市民や使用人からの評判は良く、歴代の市長の中でもかなりのやり手だったそうだ。
夫婦仲も良好だったらしく、調べたところ、色々不明な部分が多い事を除けば良い市長に見える。
市長になりたてで、研究職も一緒にしていたころ、1度金関係で色々と大変だったことがあったらしいが、それもすぐに持ち直し、その後少しした後、研究職をやめたらしい。
ここまで見れば普通の市長に見えるが、レイナにはそれが猫を被っていたのだろうなとしか思えなかった。
以前魔法で昔の時間軸を見た時の事を考えると、市長の能力は吸血鬼だろう。研究の内容は吸血鬼が太陽の下を歩けるようにするもので、金関係の問題ですぐに持ち直したのは、自身の息子を売ったから。
自分の息子を売ったと考えるとゾッとするが、使用人からの評判がよかったということから、その事は明かしていないのだろう。
奥方の能力も不明だったが、図書館に魔法関連の本があったことから、魔法使いということが考えられる。
ついでに奥方についても調べたが、こちらの経歴は普通に明かされていた。
大学から古代語についての研究を始め、卒業後就職した研究所で市長と出会い、そこから仲を深め、結婚したらしい。
顔写真も見てみると、どこか優しそうな雰囲気を持っているヒトだった。だが、地下室での会話を思い出すと、ヒトは見かけによらないんだなと思う。
レイナはこれらをメモに記すと、もう既に今から寝るような時間では無かったため、朝の支度を始めた。
どうも。風邪で喉が死んでました主です。
元々花粉症なので、風邪とのダブルパンチを食らってます_:( _ ́ཫ`):_
ずっと飲んでた花粉症の薬+風邪の薬で、1日に25錠飲むことになってもうた…(朝10昼5夜10)
みなさんも、風邪には気をつけて下さい
それでは、さよなら〜( ᐙ)/
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