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「はわぁー、暖かい、」
“ 暖かい.. “
その後、身体は流石に自分で洗い
頭は這いばいさんに洗ってもらうと、一緒に湯船へ浸かった
私は這いばいさんの足の間に座り、一緒に浸かっていた
「ふふっ、誰かとお風呂って、久しぶりに入ったかも」
” あなた 一緒 入る 楽しい ! ”
私の肩にすりすりとした感覚がし、少しくすぐったかった
「ふふっ、くすぐったいよ、這いばいさん」
私が笑っていると、突然
“ あなた 何故 彼女 一緒 ? ”
「?」
突然浴室のドアが開く音がし、赤傘さんの声が聞こえた
“ 彼女 身体 洗う 大変 私 手伝う ”
“ …彼女 身体 触る ? “
” 彼女 髪 洗う 一緒 入る ”
“ あ”? ”
「ひぇ、」
赤傘さんの低い声が聞こえると、私の身体が持ち上がった
“ 彼女 私の あなた 触る ダメ ”
“ 違う あなたの 彼女 私の ”
パシャリと水温が聞こえ、おそらく私を抱き上げてるのが赤傘さん、そして私の腰を引き寄せようとしているのは這いばいさん、
だと思う
「ふ、二人共、あの、」
“ ?”
「と、とりあえず、服、着させてください、」
私がそう言うと、私が裸だと気づいたのか
赤傘さんは
“ ゴホォッ!! “
「あ、赤傘さん?!」
赤傘さんの呻めき声が聞こえ、血生臭い匂いが鼻をついた
____________
数時間前
” ん、”
目が覚めると、まだロン毛前髪と愛しい彼女はまだ眠っていた
どうするか、少し腹ごしらえにでもしに行こうか
私はそっと彼女に”だけ”毛布を掛け、傘を持ちそのまま部屋を後にした
外に出ると、空は青とオレンジのグラデーションになっており、ちょうど動きやすい時間帯になっていた
さて、人がいる場所はどこだろうかと、
私は歩みを進めた
急いで帰って行く小学生は私に見向きもせずに、隣を過ぎ去って行った
私がとある路地裏へ入った瞬間
「おい、そこの呪霊」
“…”
そんな声が聞こえ、振り返ると
そこには2人の人間、いや、気配は少し彼女と似ていた
「君が、報告に出ていた特級呪霊かな?」
とある黒髪の人間がそう言うと、周りには怪異のようなモノが出現した
「悟、くれぐれも殺すなよ。 」
「わぁってるよ、にしても」
白い髪の人間は澄み渡る蒼い瞳を私に向け
「呪霊とはまるで気配が違う、コイツ怪異か?」
「さぁ、まぁ取り込んでしまえば同じだろう」
二人はそのまま私に敵意を向けた
瞬間、私は瞬間移動で人間に近づいた
“ あなた 彼女 傷つける ? “
「ッ!何言ってんのか、全くわかんねぇよ!」
白髪の人間へ近づいた瞬間、私の身体が吹き飛んだ
” ッ!?”
その瞬間、傘が少し傷つき、身体が少しヨロついた
「!悟!傘だ!あの傘が本体だ!」
「!、術式順転、出力最大 蒼 !! 」
“ ぐっ!? ”
まずい、弱点を悟られたか?
“ ッ、私 戦う ない ”
「なっ?!おいコラ待て!」
流石に分が悪くなり、私は瞬間移動で姿を消した
“ ッ、彼女 私 したい 彼女 会う、 ”
部屋へと戻り、私は重い身体を引き摺りながら先程いた場所へ向かう途中
とある部屋から
「ふふっ、くすぐったいよ、這いばいさん」
“ は ? ”
そして、先程の場面へ戻る