テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
!アテンション!
攻🐉×受🔝の捏造まみれのジヨタプ小説。
『命日〈前編〉』の続き。
ご本人様たちとは全くの無関係。
ご都合主義の矛盾まみれ解釈違いもろもろですがたくさんの愛はある。
想像以上に展開が早くなってしまって自分でも驚愕。🐉がうじうじしてます。
今回もセンシティブにしてますがぬるセンシティブ。
覚悟の上読んでくださる方はそのままお進みください…!
君を好きになったのはいつだったかもう覚えていない。ただ、ずっと前から、そして今も。変わらず君だけが好きなのは確か。
前に話したよね、たしかダンスの練習の休憩のときだったかな。珍しくタプヒョンと恋愛の話になってさ、ずっと前から好きな人がいたって。あれって実は君のことだったの。びっくりした?
俺、こんな風に見えて…っていう表現が正しいかどうかわからないけど、すっごい臆病者でさ。だからいつも強いフリをして生きてきた。でも……それステージ上ならできるのに、プライベートはてんでダメ。特に好きな人には。
だからタプヒョンを好きになっても、そこから一歩も進めなかった。想いを伝えてそれがだめだったとき、今後俺たちの関係はどうなっちゃうのかなとか、仕事にどう影響しちゃうのかなとか、そんなことばっか考えて、結局壊れちゃうくらいなら今のままでいいやってずるずる…。上手くいく未来がどうしても見えなくてさ。
いつからだったかな、きっかけももう覚えてないけど。この気持ちを諦めなきゃって思う度、自分の心を必死に殺すようになった。もうこれで君を好きでいるのはやめようって。その度……必ず一輪花を買って、そこの窓際に手向けるの。その場所さ、天気がいい夜は綺麗に月が見えるんだよ。それを見ながら赤ワインを飲んで、これで終わりにしようって。
例えば俺の恋を応援してくれる言葉とか、君のタイプが俺に当てはまらないとか。女性の噂が本当に嘘なのか問い質したときにすぐに否定されなかったり。あとはそうだな、君が俺の愛を受け止めてくれるわけないよなって思い知らされたときとか。他にもあるけどたくさんありすぎて…。とにかくそう言った些細な会話の中で、やっぱり君を諦めようって、思うの。だからそんな日は花を買って手向けてた。何度も、何度も。自分の中で、勝手にその日を自分の恋の命日にして。こんなことしたってなんの意味もないのにさ。本当に笑っちゃうよね。
でもほんと、しぶとくてさ。ふとした瞬間にまたタプヒョンを好きになるの。好きだなあ、て思ってまた蘇っちゃうんだよね。何度も諦めるのに、何度も心を殺すのに…。また好きになって。
……あ、こんなこと言ったけど、タプヒョンのこと責めてるわけじゃないからね?なにも知らない君が俺の恋を気にかけてくれたり応援してくれてたのは純粋に嬉しかったの。本当、ただの俺の自己満だからさ。
なんかごちゃごちゃ長く喋っちゃったね、ごめん。なんでこんなこと今更君に話してるのか…自分でもわからないけど。今日たまたまタプヒョンと会って、君の顔見たら…なんか全部吐き出したくなっちゃった。ごめん、迷惑なのはわかってる。し、だからどうこうなりたいとかじゃない。気持ち悪いって思ってくれても構わない……ちょっと傷ついちゃうけど。
こんなこと聞いたあとに仕事で一緒になるの…嫌かもしれないけど、ちゃんと弁えて行動するからさ。そこは耐えてくれたら嬉しい。
side.トップ
「聞いてくれて、ありがとう」
そう言って彼は、喉を潤すようにワインを飲んだ。2人でソファに腰かけながら、まるで他愛もない話をするように、穏やかな空気が流れる中ジヨンは自分の気持ちを淡々と語った。
俺はまるでそれを、なにか1つの映画を見ているような気分で聞いていた。なんだか現実じゃないみたいに、まるで夢の中にいるみたいに。
外はもう暗くなり始めている。ふと窓際に横たわっている花が目に入った。鮮やかな黄色のチューリップ。
「知ってる?黄色のチューリップって、『報われない恋』って花言葉なんだ。チューリップは1本だと『運命の人』って意味になるのに……面白いよね」
そう言って微笑んだ。眉を下げ、泣いてるみたいに笑って。全部諦めたような。
『ずっと前から、好きな人がいる。もう何年も……何回も諦めようと思った。でもしぶとくてさ。今も諦めきれなくて』
泣かないでくれ。張り付いた笑顔の下で、泣かないでよ、ジヨン。
「……………………なんで、」
彼の震えた声が聞こえた。
「……なんで、タプヒョンが…泣いてるの?」
「…!」
何言ってんだ、泣いてるのはお前じゃないか。
そう言おうとして開いた口からは、引きつった情けない嗚咽しか出なかった。目の奥が熱くて、息がしにくくて、頬を伝ったそれが落ちて服を濡らしていく。たしかに、泣いてるのは俺の方だった。
「ひ、う…ぅ、」
「……ごめん、泣かせたかったわけじゃないのに」
自分でもわからない涙が次から次へと溢れて止められない。苦しくて、つらくて、痛かった。
『……タプヒョンはああいう人がタイプなの?』
『………本当に、嘘…なんだよね、?』
『言ったでしょ?もう諦めてるって』
『俺から愛されたら、幸せ?』
『………………実は今日が、命日でさ』
ジヨンの声が蘇る。なあ、今までどんな気持ちで俺に伝えてたの?
『今も、誰かに片想いしてるのか?』
『……でもきっと、ジヨンなら、大丈夫だろ。うまくいく』
『…年上の人が多かった、かな?』
『そんなジヨンから想われたら、その子も幸せだと思うぞ俺は』
自分の声が蘇る。なあ、今までどんな気持ちでそれを聞いてたの?
「ふ、ぅ…っ、ぐ、」
こんな気持ちを、お前はずっと抱えてたの?何度も何度も、花を買って自分を押し殺してきたの?
“変わらず君だけが好きなのは確か”
“ふとした瞬間にまたタプヒョンを好きになるの”
そんなに俺のこと想ってたの?好きだったの?俺の知らないところで。
「……タプヒョン、」
今までの、長い年月の、ジヨンと声と行動と全てが雫になって俺の中にじわじわと入り込んでくるような感覚がした。全身を回って、身体の奥底まで染み込んで、そこから熱が広がっていくような。
………そんなの、
「…っ、じよ……ん、」
そんなの、さ。
side.ジヨン
「……落ち着いた?」
タカが外れたように泣いていたトップが、やっと泣き止んだ頃にはもう外は真っ暗だった。差し出した水を飲んで彼が頷く。泣き腫らした目が赤くなっていた。俺はゆっくりと隣に座ると、目尻に残っていた涙を指先で撫でる。長いまつ毛が震えて綺麗だった。そう思ってから、思わず笑ってしまった。
「………ふ、はは」
あんなに長く喋ったのに。結局また君を好きになってる。全て吐き出して、吹っ切ろうと思ってたのに。やっぱりだめだった。
「………ごめん、あんなに話したのに…やっぱり君が好きみたい」
「………ジヨン、」
トップは呟くように俺の名前を呼んだ後、ゆっくりと腕を伸ばして俺を抱きしめた。驚いて思わず固まる。ふわりと香った彼の香りと、身体にまとわりつく熱で我に返った。
「ぇ…え、?ちょっと…タプヒョン?」
「…そのまま、聞いてくれ」
耳元で彼の心地よい低音の声が聞こえて心臓が馬鹿みたいに跳ねる。くっついたままじゃ速まる鼓動が伝わってしまいそうで恥ずかしかった。
「……話してくれて、ありがとう。その、なんて言っていいか、わからないけど……前に、ジヨンに想われたら、幸せだろうって…言ったこと、覚えてる、よな?」
「……うん、もちろん」
時計の針の音が聞こえる。果たして今何時なんだろう。
「……………やっぱり、当たってた、ぞ」
「…え?」
「……だって俺今、すごい……幸せだ」
そう言って腕の力がより強まる。苦しいくらいぎゅっと抱き締められた。
「…タプ、ヒョン?」
「同情で、こんなこと言ってるって思うかもしれない…けど、ちがうからな。本当に、幸せだって、思ってるから」
密着する胸が、俺と同じくらい忙しなく動いてる。それに気づいて、心も身体も顔も全部熱くなった。
「………もう、花なんて手向けるな」
「!」
「そんなことしなくていい。だって、俺も…………」
そう言ってから彼がしばらく黙った。不思議に思って、そして少し怖くなった。もしかして君も俺と同じ気持ちなんじゃないかって、ドキドキした心臓を感じながら期待してたけど、勘違い?なんて。
トップがゆっくりと離れていく。見えた顔は真っ赤だった。
「………やっぱり、ジヨンから言って、」
眉間にシワを寄せてそう言った彼のその顔は、きっとこの先ずっと忘れないだろう。たまらない気持ちに、もうこのまま死んでもいいんじゃないかって思うほど。
「……うん」
手を握る。きっと今俺も君と同じくらい顔赤いんだろうな。
「…好きだよ、タプヒョン。絶対大切にするから、俺の恋人になってくれますか?」
ああ情ない。もっとかっこよくスマートに伝えるはずだったのに…。いや、本当は一生伝える気もなかったから、言えただけマシか。
「……………ああ」
頷く彼の唇を、ゆっくりと塞いだ。
ちゅ、と音をてて唇を離す。こちらを見つめる大きな瞳がきらきらしてて綺麗だ。
「俺のこと、好き?」
「…ああ、好きだ」
「本当に?」
「……本当」
「本当の本当?」
「〜〜〜っ何回も聞くなよ!は、恥ずかしいだろ…っ」
そう言って照れ隠しに俺のおでこをぺちんと叩く姿に、思わず頬が緩んでしまった。
「な、なに笑ってんだよっ」
「だって、だってほんと、夢みたいで…タプヒョンと両想いなんて、嬉しくて浮かれちゃってた」
「…っ、」
へへへ、と笑えばトップはむすっとした顔で目を逸らした。眉間にシワを寄せるその顔、実は照れ隠しだってさっき気づいたから、もう可愛く見えちゃう。
「……………夢じゃねーよばーか」
「〜〜〜っタプヒョン!」
たまらない気持ちになってガバッと抱きついた。支えきれなかったトップが後ろに倒れる。
「ちょ…っ、じよんっ」
焦った声が聞こえた。密着した身体、俺の下半身が君の足に当たってる。
「あ、あたってる…って、」
「ごめん……でも、だってしょーがないじゃん。好きなんだもん。ねぇ、だめ?」
わかってる、さっき告白したばっかなのに、もう君を抱きたいなんて、欲望に忠実にも程があるって。でも俺はずっと好きだったわけだし、正直君を想いながら抜いたことだって数えきれない。そして、トップがこういった甘える仕草に弱いのもわかってる。わかっててやってる、ごめんね?
「………」
「……やだ?」
「………嫌、とかじゃなくて、」
彼はもごもごと小さな声で言った。
「…………ソファじゃやだ。ベッドがいい」
君って俺を煽るのが上手い。
指が持っていかれそうなほど中がうねる。トップは先程から腕で自分の顔を隠している。必死に声を出さないように唇を噛み締めてるが、漏れ出すそれは痛みだけじゃなさそうでホッとした。
「…タプヒョン、大丈夫?」
「…んっ、」
「痛くない?」
「ぁ…く、ない…ん、ふぅ…っ」
「ねぇ、顔見せて?」
「あ、や…やだ…っ、」
腕を掴んで無理やり外す。指を絡めるように手を握って枕の上に押し付けた。
「やだ、って…っ」
「かわいい」
「っ、」
俺の言葉に反応するようにきゅっと中が締まって思わずニヤける。彼はキッと睨みつけてきたが、涙で潤んだ瞳じゃ俺を煽るだけ。
「も、じよん…ぁ、」
「なに?」
「もどかし、すぎる…っ」
「え?でも…優しくしたいから…」
「そ、だけど…は、はずかし…っ!」
真っ赤な顔でそんなこと言われたら止まれないよ。必死に我慢してるのにさ。俺は指の動きを速め、さっき見つけた前立腺を中心に攻めた。押し潰すようにしてからぐりぐりとこねれば、トップの腰が大きく跳ねる。
「あっ!?…や、そこ〜〜〜っ、やだぁっ」
「嫌じゃないでしょ?」
「きゅ、に…だめ、ぁ、あっ、んぅ!」
きゅんきゅんと中が締まった。目をぎゅっと瞑って涙を零しながら頭を横に振っていた彼が、そっと目を開けてこちらを見上げる。
「も…いれて、はやく…っ」
「っ、」
震える唇にキスを落としながらゆっくりと指を抜いた。ズボンと下着を脱ぎ捨て、ひくひくとする秘部に自身を押し当てる。一気に入ってしまいたい気持ちを必死に抑えるように深呼吸をした。
「いれるね?痛かったら言って」
もどかしいって君は言ったけど、本当に優しくしたいんだよ。だってずっと君が好きだったから。
彼が頷いたのを合図に腰を進めていく。想像以上に狭くて熱くて、苦しそうだったけど離すまいと絡みつくそこが愛おしくてたまらなかった。
「ぁ、あ゛…ぃ、んんっ」
「ごめん、あとちょっと…っ、」
入りきって、無意識に止めていた息を吐き出す。額や頬、鼻先にキスをしながら馴染むまで待った。
「はぁ…はっ……うご、くね?」
「ん、」
ゆっくり腰を動かしていく。上がる息と肌のぶつかる音が部屋に響いた。こめかみから流れた汗が一粒顎を伝って落ちていった。
「あ、ぁっんん〜〜…っ!」
「ん…たぷ、ひょん…っ」
「や、ぁ…じよ、じよん…っ、あ゛」
トップが手を伸ばして俺の頬を撫でる。
「なに、?」
「じよん…、ぁ…もぅ…んっ」
そして、目を細めてゆっくりと微笑んだ。
「ん?」
「もう……がまん、しなくて、いいから…っ」
「…っ、」
あ、やばい。泣きそう。
そう思ったときにはもう遅かった。じわじわと視界が歪んで、溢れ出た涙がぽたぽた彼の顔に落ちていった。
「ふ、ぅ…っ、たぷひょん、たぷ、ひょん…っ!」
「ぁ、う…んん、ぁあ…っ、」
「好きだよ、ずっと…好きだった、君だけ…ん…本当に…っ」
ずっと諦めてきた。でも諦めきれなかった。何回も何回も心を押し殺しても、どうしたって無理だった。
「ぁ、おれも…おれも、すき、」
でも、諦めなくてよかった。こんなに幸せになれたから。
窓際に置いた一輪の花。それがふいに香った気がした。
トイレから戻ると、トップが黄色のチューリップを手に取って眺めていた。
「…いい香りだな」
「…うん」
「……綺麗だし」
「………うん」
そう言って微笑みながら花弁に鼻をつける彼の方がよっぽど綺麗だった。今日はよく晴れたから夜空も澄んでいて月もよく見える。それも相まってまるで1つの絵みたいだった。
「……ほんと、綺麗だね」
ふと顔を上げた彼が恥ずかしそうに顔をしかめる。
「………どこ見て言ってんだよ」
「もちろん君のことだよ。綺麗だなって」
「花の話だろ…っほんと恥ずかしいやつ…」
彼は照れ隠しにぷんぷん怒ってたけどそれがたまらなく可愛い。ずっと片想いを続けてずっと諦めようとしてたから、このことがまるで夢みたいでなにもかもが愛おしく見えてしまう。
「………でも、もう」
「ん?」
隣に腰かけると、トップは花を窓際に置いて俺の肩に頭を預けた。彼は目を細めふっと微笑む。
「……………買わなくて済むな」
「…………………うん」
ああまた泣きそうだな。だってこの花を買ったときには思ってもみなかった。
今日が記念日になるなんてさ。
皆様お付き合いいただきありがとうございました!前編に比べて展開早!て感じになっちゃいました無念。
じれったい2人が大好物ですが、今回はいつも以上にうじうじじよさんにしてみました。たぷさんが乙女なのは通常運転。
読んでくださりありがとうございました♡
コメント
7件
見るの遅れちゃって泣く😭😭今回も無事吐血です‼️‼️毎回思うんですけど、物語の繋げ方とか、じーたぷの発言とか全てがロマンティックすぎてめっちゃ引き込まれます😭😭💖💖
うーーん😭ホントに一途なジヨンが最高すぎる✨結局はたぷさんなんだな💞2人が結ばれた瞬間いつ見てもキュンキュンしちゃいます💗

好きです😭命日って名前つけるのセンスしかありませんね🫶ほんと、うじうじよん大好きです🩷