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マイリス失礼しますッッ!!!
すきすぎる…😭😭米が偏愛向けてると思いきや1番英が歪んだ愛情を日に向けてるのが最高すぎて、、🥹親子揃って最悪すぎます👍だいすきです💓🫶
当日
ちょうど、薔薇の調子も良い。
天気も、珍しく晴れた。
日「…」
英「…」
なのに凄く気まづい空気が流れている。
日「あ、相変わらず、豪邸ですね。」
英「そんな事ありませんよ。」
日「…」
英「…」
アレ以来私の自宅にはあなたを招いていない。
日「わぁあ✨」
数十年前と変わらず、あなたはあどけない表情を魅せた。
初めて、では無いのに。
日「綺麗な薔薇園ですね。」
あなたは振り返り私に微笑んで魅せた。
英「ありがとうございます。」
日「…」
やっぱり何か考えている。
英「どうしました?」
日「いや…私のところとは全く違うなぁ…と。」
全く同じ台詞。
わざと初めての様な態度を取って無かったことにしようと考えているのか。
だったら悲しそうに演じればいい。
純潔なあなたは罪悪感に耐えられないだろう。
英「ここに座って少し待っていてくださいね。」
日「わぁ…なんか私が座るの勿体無いですね…」
英「そんな事ありませんよ。」
また、自分が持っている中で1番高い紅茶を出しまた飲んで同じ感想を聞いた。
英「何か、悩みがあるのですよね?」
日「…」
英「そんなに後ろめたいことなんですか?」
日「いえ…その……やっぱり何でもありません。」
英「…」
日「ほんとに何もありません…」
英「そうですか、でしたら今日泊まってくださいね。」
日「え…」
英「話してくれるまで、待ちますから。」
日「ごめんなさい…」
英「大丈夫です。」
日「ごめんなさい…ごめんなさぃ…ごめんナさぃ…」
あなたは俯き、独り言を呟き始めた。
確かに本当におかしい気がする。
多分、限界まで追い詰められてる。
何があった。
無くなる前に私の物にしないと。
英「大丈夫ですか。」
日「中に入っていいですか…?」
英「いいですけど」
あなたは私の手を掴んだ。
日「一緒に…入りましょう?」
感動か感激かそれ以上か。
精神が壊れた。
何かに怯えて私に助けを求めている。
こんなに都合のいいことが起こるものなのか。
英「はい…♡」
私は満面の笑みだった。
あなたは青ざめていた。
非力ながらも一生懸命何処かへ逃げようと私の手を引いている。
振り払ったらどんな表情を魅せてくれるのだろう。
日「ぁ……っあ」
英「どうかされましたか?」
あなたは電話を指した。
あなたばかり見ていたから気付かなかったが、電話がうるさくなっている。
英「あぁ、出てきますよ。」
電話
ア「ねぇ〜聞いてよ〜」
英「何ですか、また」
ア「今日本の家に凸ったのね。」
英「はい」
ア「なのにいないの!日本が!」
英「あぁー日本さんなッ」
あなたが突然私の口に手を当て首を横に振り始めた。
日「だめ、だめ、だめっダメっダメッ」
ア「やっぱ、そっちに居るんだ。帰ってきてよ。」
英「嫌ですよ」
ア「なんでお前が答えんの?」
英「アポ無しに凸って帰ってきてーって無いだろ」
ア「うっざ」
ア「日本と話したいんだけど」
英「嫌っぽいでッ」
あなたはまた私の口を塞ぎ電話を受け取った。
日「はい…」
ア「帰ってきて」
日「…」
ア「帰ってきて」
日「…」
ア「帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて、早く!!」
ついにあなたは泣き出した。
日「やです…」
ア「は?」
日「嫌でず!」
ア「分かった。じゃあ、そっち行くよ。待っててね。」
電話が切れた。
あなたは絶望した表情でこちらを向き私に迫った。
日「助けてください…」
英「はい♡♡」
やっと目覚めたね。
いい子いい子。
私は銃を取り出した。
ドアのロックを開示して玄関に待ち伏せた。
馬鹿な彼奴はまんまと引っかかった。
構わず銃を向け乱射した。
血飛沫が飛び散り玄関が汚れたが気になりはしない。
血飛沫を拭き取り奥の部屋に向かう。
日「大丈夫ですか…」
英「はい。ところで何故会いたくなかったのですか?」
あなたは黙って上着を脱ぎ、袖をまくった。
すると痣だらけの腕が魅えた。
痩せ細り、青に染まった腕は綺麗としか思えない。
英「ひどい…」
日「愛してはくれていたんだと思います。でも、身体がもう、限界で…」
それから、私たちは同居し始めた。
いつ追ってくるか分からないから、という理由で外には出させない。
外といっても庭には出ていい事にした。
おかげで以前より薔薇がよく咲いている。
もう迷惑をかけられないと時々あなたから相談を受けるが、誤魔化す。
ガラスのゲージに入れて観察したいという夢は薄らと叶った。
私の物となったあなたは日々美しくなっていく。
私が手を加えた訳じゃない。
返品されてから随分が経つ。
あなたは今日も散りゆく花。