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あいつが憎い。少しした努力しただけで、みんなからちやほやされているあいつが。
確かに努力してる奴は救われる。
そんなこと嘘に決まってるじゃないか。
嘘じゃないやつは多分いるさ、
多分ね。
だが私はどうだろう?
がむしゃらに努力したこともあった。
皆んなを励ましたりした。
「天才」と言われる子が努力をしているということに気づきその子を「努力しているんでしょ?めっちゃ頑張ってるね!」と言ったりした。
だが私は誰からも褒められない。
褒められるとしたら上部のことを褒めるだけ。
何が助けを出したから手伝っただけで、みんなが嫌がることをすぐ「私がやる」と言っただけで褒めるのだろうか?
他の子にはすぐ褒めていたり、私もやっていることを違う子だけ褒めたりするのはどうなんだろうか?
私は心が黒の嫉妬心が蝕んでいたりする。
私は善人でいろうとした。
聖母とは言わないが笑を絶やさないように徹した。
だが周りの評価は私は低いと思う。
それが嫌なんだ。
何かして欲しいくて声をかけ、なかったら話さない。
私の話には片耳も貸さない。
そこからか、どんどん黒の嫉妬心が芽生えてしまっていた。
あいつは何かしたら褒められる。
私は何か良いことをしても誰も見ていない。
自分がアピールしないと気づかれない。
嗚呼、私はこれからどんな風に悪魔となるのだろうか。
コメント
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おお、第16話、読み終えました……!「あいつが憎い」という冒頭の一文から、もう心臓をつかまれました。努力しても報われない不条理さ、嫉妬に蝕まれる心の痛みが、ひりひりと伝わってきました。特に「自分がアピールしないと気づかれない」という一文に、胸がぎゅっとなりました。誰しもが感じる、あの孤独な感覚をこんなに丁寧に描けるのは、本当にすごいです。主人公がこれからどうなっていくのか、気になって仕方ありません。素敵なエピソードをありがとうございます。