月華)リムル様みっーっけ!
リムル)おっと……はやいなぁ笑
数ヶ月もすると国内外だろうがリムル様を見つけられるようになっていた
リムル)っかしいなぁ…ここドワルゴンだぞ?笑
月華)リムル様の良い匂いはよく分かりますからね!フリフリ!
リムル)スライム特有の匂いでもするか?スンスン…
月華)う〜♪
リムル様は私の頭を撫でて満足したらまた自国に戻って来た
リムル)お前はそんじょそこらの警察犬より優れているな
月華)??
リムル様は私を膝に座らせ頭をただひたすらにこねくり回して来る
リムル)うーん…
リムル様は深く考え込むように私を後ろから抱き締めずーっと唸っている
月華)あ、え……あの…
ディアブロ)おやおや、リムル様お疲れでしょうか?
リムル)いやぁ…月華を次はどう鍛えようかと思ってな…
月華)あ、あの……お胸…
リムル)大丈夫だ脂肪の塊を触ってるだけだ←只今前世に出来なかったことをやってる人
ディアブロ)鍛える…そうですね……
シオン)料理とか_リムル)お前じゃないから安心しろ
シオン)( ´・ω・`)
リムル)そうだな…正直コイツを戦場に出すつもりなんてないからな……
リムル様は私の項や頬に軽くキスを繰り返して肩口に顔を乗せてきた
ディアブロ)そうですもんね…1人にさせるつもなんて元から無いですし…
ディアブロ様とリムル様は暫く真剣に話し合い私は終いに眠ってしまっていた
小一時間後
月華)o。.( ´O`)〜〜
次に目を覚ますとリムル様のベッドで寝っ転がっていた
リムル)!!起きたのか?
月華)んぅ…りむるしゃま……モゾモゾ
リムル)おっと…よしよし笑ナデナデ
リムル様に抱き着くとリムル様は笑って私の頭を優しく撫で暫く甘やかしてくれた
月華)んぅ…(-ω-。)ぽやぽや
リムル)お前はホント甘えん坊だな笑
月華)おねむれすから……
リムル)お寝ぼけさんだもんな〜笑
暫く甘やかして貰ってから顔を洗いリムル様と一緒にお仕事部屋に向かう
【お仕事部屋】
リムル)今日の仕事は少ないから遊び終わってからやってもらおうと思ったんだがな笑
月華)う〜……ごめんにゃしゃい…
リムル)いいんだよ笑お前はそんなに戦闘向きじゃないからな笑
リムル様は私の頭を撫でて「体力が直ぐに少なくなるもんな」と言った
月華)基礎体力が少ないのですかね…
リムル)ん〜…体力は多いが維持が短いのかもな
月華)…迷惑……掛けてませんか?
リムル)??誰がだ?
月華)えっと…その、私ってなんと言うか【癒し枠】って感じじゃないですか
リムル)まぁ、そうだな
月華)う〜…この国の癌になってるような気がして……
リムル)そんなこと思ってたのか?
月華)だ、だってぇ……
リムル)別にそんな事ねぇよ笑お前は強いし俺を守ってくれた、シュナも守ってくれた、それで十分だ
リムル様は私の頭を優しく撫で抱き締めてくれた
月華)クゥ〜♥スリスリ…
今まで私は癌だと思って居たが…リムル様はそんな私をお傍に置いてくれて…甘やかしてくれて…感謝してもし切れない…ここの人達は本当に優しい…
リムル)戦闘面が難しくてもお前には事務面も有るだろ?どっちみち、お前は居なきゃダメなんだ
月華)!!はい!フリフリ!
話して気持ちが少し落ち着いてから私は任務に戻った
数時間後
月華)(終わったけど…どうしよ)
私は今少し困っている…
それはリムル様が執務室で寝ているのだ
月華)(居眠りなんて珍しいけど…起こすの可哀想だし……)
かと言って1人にさせる訳もなく…困ってリムル様の傍に寄る
月華)う〜…
困って小首を傾げていると執務室の扉をノックされた
コンコン…
月華)!!はぁーい
パタパタと足音を立てて扉を開けるとそこにはディアブロ様が書類を持って立っていた
ディアブロ)おや?リムル様は…
月華)その…居眠りしちゃってて……
ディアブロ)それは少し困りましたね…お体が痛くなってしまいますし睡眠の質も悪くなってしまいますから
月華)んぅ…運んだ方がいいですかね…
ディアブロ)そうですね…私が運びますから月華はお仕事、頼みますよ
そう言って私の頭を優しく撫でて額に軽くキスをしてから中に入ってリムル様を抱えて部屋から出た
月華)エヘヘフリフリ♪
書類をやる為に部屋に籠る
月華)土地関係の書類…ゲルドさん達に1回聞かなきゃ……
書類を抱えてゲルドさん達の事務所に1人で向かう
【事務所】
月華)ゲルドさーん?居ますか?フリフリ…
ひょこっと顔を出してゲルドさんを呼ぶと事務所に居たゲルドさんが顔を上げた
ゲルド)お〜、月華さんじゃねぇか
月華)どうもです!今土地関係があって……
ゲルド)土地?ここら辺でやることはもう無いと思ったんだが……
月華)えっとね…ちょっと前に近くで洪水が起きちゃったみたいで…
ゲルド)お〜!あそこか!
月華)はい!なので…その……
ゲルド)心配しなくてもダムの建設と崩れた家屋は直すぜ
月華)!!お願いします!
軽く話したあと私は事務所の地図に印を着けて部屋に戻った
月華)ふわぁ〜…疲れたぁー!
書類関係は基本的に土地関係のものだったのでゲルドさんの所にいるだけで仕事は全て終わってしまった
月華)んぅ〜…
今は生憎皆様お仕事だったりと忙しいため遊んでと邪魔をしに行くのは気が引ける…
月華)ん〜…(暇だけど…何か出来る事ないかな……)
何か出来ることが無いかな…と思い考えているとある事を思い出した
月華)そう言えば…図書館があるとか言ってた気がする……
そう、図書館か図書室があると言うのを思い出し部屋から飛び出す
月華)地下とかかなぁ…地下……んぅ…あんまり行きたくないけどな…
取り敢えず廊下を急ぎ足で歩いて地図のある場所に向かう
【図書館】
何とか図書館を見つけ出し今は本棚から本を選んでいる
月華)ん〜…と……
私が1冊手に取ったのはこの国……テンペストの成り立ち
初めこの国は小さなゴブリンの村だった
そんな村に現れたのがスライムのリムル様
リムル様は当時村が悩んでいた「牙狼族」との戦争に首を突っ込み、牙狼族の当時の長、ランガの親を殺害
その後リムル様はランガの親を吸収、牙狼族に姿を変え咆哮…牙狼族はリムル様に怯み忠誠を誓った……
そこからどんどんと村を街に……街を国に変えた
月華)✨✨フリフリ…(リムル様…凄い✨)
夢中になって呼んでいると…リムル様が魔王になった…と、言う1文を見た
月華)魔王…?
そこにあるのは約1万もの軍勢を滅ぼし魔王に昇格した……と
月華)魔王…(魔王になったら…もっと役に立てるかな…)
魔王になりたい…それが私の願いになった
魔王になりこの国を…リムル様達を守りたい…そう願う様になった
そうと決まったら即行動、私はリムル様のお部屋に走って向かった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!