望の独り言

叔母さんが言ってくれたことで、私がどうして親を信じられなかったのかが完全に分かっちゃった。あの人らは不安で仕方なかった私を怒鳴って叩いてってしてたからだ。それだけじゃなくて、自分が嘘を吐いてるのにそれをツッコんだら逆ギレしたり、約束破ったのに文句言ったら逆ギレしたり、ニュースとかで見る、

『うわ、こいつダメな奴だ！』

って感じるようなことをホントにもう普通にやってたもんね。だけど叔母さんはそんなことしない。だから私も叔母さんのことを信じられたし、まだなんにも分からない麗のことも大事にしてくれるから、懐かれて当然だよね。