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今日はお友達のお話 〇〇年〇曜日.4⁄1
友「俺が話す話しっかりきけよ!」
そうやって友達が話したんだ。
友「実はよ、保健室ベットの下には宝があるんだってよ!」
俺「え!本当かよ!宝ってなんなんだ!どんなのだろ」
友「俺もそれが見たことないんだ、今度みなとと、りょうた誘って見にいこうぜ!」
俺「いいな!わかった!明日の放課後集合な!」
友「りょーかい!」
小学校の時そう約束をしたんだ。
キーンコーンカーンコーン
とも「おい行くぞ!」
俺、みなと、りょうた「おう!」
皆「失礼します」
先生「はーいどうしたの」
とも「俺たち保健室のベットの下に宝があるって聞いて」
先生「あらあら、探してごらん」
俺「まじかぁ!」
探すぞー!ってその時はワクワクでいっぱいだったんだ。
突然わあっ!
という声が聞こえたんだ。あれはみなとの声だった。
でもよ、いないんだよ、
さっきまで一緒にいたみなとがよ
俺たちは隠れていると思ってたんだ
だからベットの下をのぞいた
だけどそこには何もなくて、
先に帰ったんじゃないかとも思ったが
ランドセルもあったんだ
その時本能的にわかったんだ、みなとはこの世から消えたんだって。
今現在もみなとは存在しないんだ、
今まであった名簿も名札もいろんな戸籍もみなとはないんだ、それどころか、あの保健室にいた人以外みなとを覚えていないんだ
先生も覚えていたが、時期に忘れていったんだ
まあ大丈夫さ、この話は作り話さ
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