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junp_Sn-Fk.
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クリオネ?
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こんばんは「クリオネ?」です
投稿遅くなりましたがめめだてで新連載で〜す
やっぱり作者は、子供がいた方がそそるということでしょっぴーを入れさせていただいております
同性結婚ありです
あとフリーやつでいいな〜と思うものがなかったのでキャンバで作ってみたのですが(ほぼ1日かけてwww)なんかイマイチでした。
長くなりましたが今回は超長編にしようかな〜と思い書きましたので、ついて来れる人だけお願いします。
それでもよければぜひどうぞ
第1話:雲の上の存在と、小さな日常
都心から少し離れた落ち着いた街並みの一角。
朝の柔らかな光が差し込むマンションの一室で、宮舘涼太(みやだてりょうた)は手際よく朝食の準備を進めていた。
まな板の上でトントントンと軽快な音を立てて刻まれる野菜。
鍋から立ち上る出汁の優しい香りが、リビングいっぱいに広がっていく。
涼太は都内の有名フレンチレストランでシェフを務めており、料理に関する腕前と情熱は誰もが認めるものだった。
しかし、そんな彼のプライベートは、世間の同世代の男性とは少し……いや、かなり異なっている。
「翔太、おはよ。今日もいい天気だよ」
涼太はコンロの火を弱めると、ベビーベッドでモゾモゾと動き出した小さな体へ視線を向けた。
パタパタと小さな手を振り、まあるい大きな瞳をこすりながら起き上がったのは、
今年1歳になったばかりの男の子・翔太(しょうた)だ。
「あー、うー!」
「ふふ、お腹すいたね。今準備するから待っててね」
涼太は目尻を下げ、愛おしそうに翔太の頬を撫でた。
涼太は現在33歳。
恋愛に関しては非常に疎く、興味を持つ暇もないまま生きてきたため、「恋愛歴=年齢」という生粋の純情派である。
そんな彼がなぜ、1歳の男の子の父親をしているのか
――その理由は1年前の冬に遡る。
仕事帰り、凍えそうな寒さの夜道で、涼太は路地裏の段ボール箱に包まれた小さな赤ん坊を見つけた。
生後2ヶ月ほどだったその子は、冷たくなりかけた手足を必死にバタつかせていた。
『こんなところに置いたままなのも、流石にな……』
見過ごすことなどできるはずもなく、警察や福祉機関との幾度ものやり取りを経て、身元不明のその赤ちゃんを正式に引き取った。
同性婚が認められているこの国でも、
独身男性が子育てることには様々なハードルがあった、
涼太の強い意思と愛情がそれを乗り越えさせたのだった。
それ以来、涼太の生活は翔太を中心に回っている。
シェフとしての忙しい日々の中、シングルファザーとして翔太を育てる毎日は目まぐるしいが、この上なく愛おしい時間だった。
朝食を済ませ、翔太に離乳食を食べさせると、涼太は壁のテレビをつけた。
ワイドショーの画面には、煌びやかな衣装を纏った一人の青年が映し出されている。
『続いてのニュースです。本日、新曲がミリオンセラーを達成した目黒蓮さん。彼の勢いは留まることを知りません!』
画面に映る男性――目黒蓮(めぐろれん)、29歳。
高身長で引き締まったスタイル、整いすぎた容姿、そして何よりどんな場面でも崩れない礼儀正しさと圧倒的なクールさ。
文武両道を地で行く彼は、道行く誰もが振り返るほどの美貌を持ち、老若男女問わず日本中で知らない人はいないと言われるトップアイドルだった。
「すごいなぁ……同性から見ても完璧すぎるな」
涼太はテレビを見上げながら、ポツリと呟いた。
テレビの中の目黒蓮は、リポーターからの矢継ぎ早の質問にも、深々と頭を下げて丁寧かつ完璧な言葉遣いで答えている。
その姿には嫌味が一切なく、ただただ誠実さと品格が溢れ出ていた。
自分と同世代でありながら、世界の中心で輝く男。
一方の自分は、毎朝エプロンをつけ、息子の離乳食の固さに頭を悩ませる一人のシェフ。
「まさに、雲の上の存在……別世界の人だな」
涼太にとって、目黒蓮という存在は映画や絵画と同じ『遠くから眺める素晴らしい鑑賞物』に過ぎなかった。
自分の人生と彼が交わることなど、万に一つもあり得るはずがない。
そう信じ疑いもなく思っていた。
「よし、翔太。着替え終わったから、保育園に行こうか」
「ばー!」
涼太は翔太を抱っこ紐でしっかりとお腹に抱きかかえると、マザーズバッグを肩にかけ、玄関へと向かった。
今日もいつもと変わらない、愛おしい親子ふたりの一日が始まるはずだった。
コメント
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第1話、拝読しました🌷 雲の上のアイドル・目黒さんと、シングルファザーとして奮闘する涼太さんの対比が冒頭から効いていて、続きが気になります。朝の台所の音やにおいの描写が細やかで、涼太さんの優しい人柄がじんわり伝わってきました。1歳の翔太くんとのほっこりした日常に、このあと目黒さんがどう交わってくるのか…ドキドキしながら次を待ちます! 素敵な第1話をありがとうございます🌱